企業の中で責任ある立場にあるキャリア女性に向けた本格的なジャケットを展開、女医や弁護士、大企業の役員から広い支持を集めているポール・スチュアートが、「ビジネスシーンで役立つ着こなしテクニック」を提案するイベントを8月30日に開催。参加した約40名の女性エグゼクティブに向けて、人気スタイリストの犬走比佐乃さんが「ワンパターンにならない着こなしテクニック」をていねいに解説しました。
犬走流、T.P.O.を意識したジャケットの着こなし方とは?
女性キャリアに求められるジャケットスタイルは、自身が美しく見えるだけでなく、取引先との会食や社内会議での発表、外回りなど、シチュエーションや人間関係に合わせたスタイリングをすることができるかどうか?が問われます。今回のセミナーでは、場の雰囲気に応じて機敏に、簡単にアレンジできる「リアルに使える」テクニックを、ジャケットマスターである犬走さんが伝授しました。
■1:大切なビジネスシーンでは女性らしい「きちんと感」を意識
まずは、商談やプレゼンテーションなど、きちんと感が必要なシチュエーションを想定したスタイリングを提案。「インナーにシャツを合わせるとリクルートっぽさが出てしまうので、落ち着いた印象のあるレーストップスを合わせることで女性らしさを意識しましょう」。
アレンジ方法1:スマートに着映えるポケットチーフの活用法
アレンジ方法2:同じスタイルをリピートしないアレンジ術
アレンジ方法3:常備すべきは「怖くならない」ノーカラージャケット
■2:職場で必須なのは「部下から受けのいい」ネイビーのセットアップ
「ツイードジャケットの中に合わせているのは、なんと、ツイードのプリントが施された素材違いのセットアップなんです!」。こちらはスタイリングの幅が広がるよう、犬走さん自らポール・スチュアートのデザインチームにアドバイスをし、製作された思い入れの深いシリーズなのだとか。
動くごとに表情の変わるデザイン力の高いスカートは、座り姿も美しくあるよう計算されている「女子ウケ」も狙える心強い味方。部下からの好感度が上がる、軽やかなコーディネートの好例です。
アレンジ方法1:上級者に格上がる、カーディガンで着崩す方法
アレンジ方法2:アジャストできるパールネックレスで華やぎをプラス
犬走流、首元のアレンジテクニック
続いて、「Precious10月号」でも「毎日の仕事服のお悩みQ&A」企画を担当するなど、日本のビジネスファッションの第一人者である犬走さんが最も得意とする「首回り」のアレンジ方法を実演。
ジャケットを素敵に着こなすには、「まずは常に着慣れることが大切」と犬走さん。
「私は夏こそジャケットを着るようにしています。しわが気にならない素材のものを、中にTシャツを合わせるなどして。(ジャケットを普段着ていない状態から)急に着ると『着られて』しまいます。だからちょっとずつでも、一年を通じてジャケットを着ているようにする。そうするとホテルなどでの扱いも変わってきます。私は年取ってもおばあさんになっても、ジャケットを着ていたい」。
「カーディガンの代わりにジャケットを着る」くらいの感覚でいることが、ジャケットをこなれて着こなす1番の要なのかもしれません。
そのほか、充実したイベント内容をダイジェストでご紹介
忙しい日々を過ごす忙しいキャリア女性たちに「今すぐ役立つ」充実した内容でお届けするセミナー、「Paul Stuart's Exective Women's Seminar Series」は、今後も不定期で開催予定です。またとない希少な機会を見逃さないよう、オフィシャルのWEBサイトやお店で情報をチェックしましょう。
問い合わせ先
- ポール・スチュアート(SANYO-SHOKAI カスタマーサポート)TEL:0120-340-460
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 鈴木 智哉(キリンニジイロ)
- EDIT&WRITING :
- 石原あや乃