東京・日比谷にあるラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。1Fにあるコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」では、2026年9月13日(日)までの期間限定で、タイ料理を楽しめるフェア「テイスト・オブ・タイ」が開催されています。
世界12都市に展開するザ・ペニンシュラホテルズの魅力を紹介するダイニングプロモーションの一環として開催されている本フェア。「ザ・ペニンシュラ バンコク」のレストラン「ティプタラ」とコラボレーションし、本場タイの食文化に根ざした料理を提供しています。
今年で3回目を迎える「テイスト・オブ・タイ」。香り高いハーブやスパイスが織りなす繊細かつ奥深い味わいとともに、東京にいながらにしてバンコクの空気感に包まれるかのような、五感を満たすダイニング体験を楽しめるのが特徴です。
今年は、新たに「ティプタラ」の料理長を務める、スリンルック・ブーンチュアイ氏が監修を担当。受け継がれてきたタイ料理の豊かな伝統に現代的なエレガンスを織り交ぜた料理を得意とする女性シェフです。
本記事では、Precious.jpライターが実際に「テイスト・オブ・タイ」を体験。実食レポートを交えながら、奥深い料理の魅力をご紹介します。
ザ・ペニンシュラ東京「テイスト・オブ・タイ」実食レポート
本場タイ料理の魅力を楽しむことができる「テイスト・オブ・タイ」。期間中は、約15種類のアラカルトメニューに加え、3品または4品のプリフィックスコースが用意されています。ランチ、ディナーともに楽しめるのが特徴で、今回はディナータイムにアラカルトのお食事をいただきました。
天井が高く、開放的な空間でのお食事をいただけるコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」。午後から夜の時間帯はバルコニーで生演奏も行われ、より優雅なひとときを過ごすことができます。
1品目:前菜「ソムタム タイ」
1品目は青パパイヤを使ったサラダ「ソムタム タイ」をセレクト。タイ東北部イサーン地方の伝統料理で、現地の言葉で「ソム=酸っぱい」、「タム=叩く」を意味しています。
青パパイヤ、ピーナッツ、チェリートマトなどに、東南アジア料理によく使われる調味料であるタマリンドソースを絡めたサラダ。しっかり押し潰しながら味をなじませることで、香りをより立たせるように作られているそう。トッピングの干し海老が、旨みと食感のアクセントになっています。
甘酸っぱくフルーティーなソースと野菜の爽やかな味わいが相性抜群。ほんのりスパイシーさも感じられますが、そこまで辛くないため、辛さが苦手な方でも安心して楽しめます。シャキシャキとした食感や、ナッツと海老の香ばしさが重なり、バランスのいいひと品でした。
2品目:スープ「トムヤムクン メナム」
日本でもおなじみトムヤムクン。メナムとは「川」を意味する言葉で、川の多いタイでは特にメジャーなテナガエビを使ったスープです。
海老の殻と、カフェライムリーフやレモングラスといったハーブ、タイでメジャーなショウガ科のスパイス・ガランガルでしっかりと味わいを移したスープを使用。シェフがタイ中部のバンコク出身であることから、中部エリアのスタイルであるミルクを加えてクリーミーに仕上げているのが特徴です。
しっかりとした辛みがありながらも、ミルクによって口当たりはまろやか。ハーブが香り立ち、ひと口ごとに奥深い風味が広がります。ガランガルが持つ、独特の風味もアクセントになっていました。
3品目:海鮮料理「ゴーン ヤイ トード クラティアム」
タイの伝統的な料理で、大海老を素揚げし、クリスピーガーリックで絡めた海鮮料理「ゴーン ヤイ トード クラティアム」。今年初めて「テイスト・オブ・タイ」に登場した料理です。
お皿には、ボリューム感のある大ぶりの海老が3尾と、食べごたえのある内容です。ライム、ガーリックやパクチーなどを混ぜ合わせた自家製ソースがかかっており、パンチのある味わいの中に、ライムの爽やかさやパクチーの香りが広がり、奥行きのある味わいに仕上げられています。
ほんのりスパイシーさはありますが、こちらも辛みは強くなく、日本人にも親しみやすい味わいです。ビールなど、お酒との相性も抜群です。
4品目:麺「パッタイ クーンヤーン」
こちらも日本でもおなじみ、パッタイ。グリルした海老、豆腐、ピーナッツ、もやしなどをタマリンドソースで絡めた、タイを代表するメニューです。付け合わせとして、塩や唐辛子、ピーナッツ、ライムなどが添えてあり、お好みで絡めていただくスタイルです。
日本人にもなじみのある味つけがうれしいひと皿。ごろっと入った大海老も食べごたえ抜群です。合わせるトッピングを変えれば、少しずつ違った味わいで楽しめるのも魅力的でした。
5品目:ご飯「カオパッド サパロット」
今回、メニューを見た瞬間から心ひかれたのが、「カオパッド サパロット」というご飯もの。「カオパッド=チャーハン」、「サパロット=パイナップル」を意味する言葉で、その名の通り、くりぬかれた大きなパイナップルに、パイナップルを使ったチャーハンを盛り付けています。運ばれてきたときのインパクトも抜群でした。
実はパイナップルを使ったチャーハンはタイの人気料理のひとつ。ターメリック、オイスターソース、フライドオニオンなどを混ぜ合わせたオリジナルのソースで味つけしています。辛みはないため、子どもから大人まで楽しめそうな一品。旨みもたっぷりです。
レーズン、カシューナッツ、鶏むね肉、中華ソーセージ(サラミのような硬いソーセージ)、パイナップルの果実など、噛むごとに違う風味が広がるのもユニーク。パイナップルとチャーハンの相性のよさにも驚きました。
6品目:デザート「カオニャオ マムアン」
ココナッツフルーツから採れた果汁やココナッツミルクで甘く炊いたもち米と、甘く熟したタイ産のマンゴーを掛け合わせたデザートです。「テイスト・オブ・タイ」では毎年人気のスイーツなのですが、年々少しずつリニューアルしているのも、見どころのひとつ。
今回は甘くとろけるようなマンゴーが大きくカットされていて食べごたえも抜群。お料理の〆にふさわしい、やさしい甘みのひと品でした。シェフも「ぜひ食べてもらいたいメニューのひとつです」とのことでした。
オリジナルカクテルやタイのビールも
「テイスト・オブ・タイ」では、お料理に合わせて、オリジナルのモクテル(ノンアルコール)やカクテル(アルコール)も楽しめます。特に、アルコールが使われていない「バンコクサンセット」は、まるでバンコクの水辺に沈む夕陽を思わせる、美しいグラデーションが印象的です。
モクテルもカクテルも、パイナップルジュースなどをベースにしたトロピカルな味わいです。今回いただいたお料理の中では、青パパイヤが爽やかな前菜「ソムタム タイ」や、パイナップルを使った「カオパッド サパロット」と相性が特によさそうだと感じました。
1933年に誕生したタイで最も歴史のあるプレミアムビール「シンハービール」も見逃せません。こちらはすっきりとした飲み口が特徴で、味のしっかりとしたお料理との相性が抜群。揚げ物やお肉料理などと一緒にいただくと、特においしく感じられそうです。
今回は2名でシェアしながらいただきましたが、どの料理もボリュームがあり、十分な満足感がありました。コース料理は、4品コースが前菜、温野菜・スープ、メインディッシュ、デザートの構成。3品コースは、前菜または温野菜・スープから1品、メインディッシュ、デザートを組み合わせるスタイルです。いずれも各カテゴリー3種類のメニューから好きな料理を選べます。
今回ご紹介したお料理のうち「パッタイ クーンヤーン」以外はコース料理でも注文ができるので、ぜひ気になるお料理があれば試してみてくださいね。
南国の雰囲気が漂う「ティプタラ」の世界観と香り豊かな料理の数々を楽しめる「テイスト・オブ・タイ」。ハーブやスパイスの奥深い風味を感じながらも、辛さは比較的マイルド。タイ料理が好きな方はもちろん、辛い料理が苦手な方にも楽しみやすい味わいに仕上がっていました。
今夏は、優雅な空間が広がる「ザ・ペニンシュラ東京」の「ザ・ロビー」で、本場のタイ料理とともに、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」
- 「テイスト・オブ・タイ」
- 提供期間/2026年9月13日(日)まで
- 提供時間/プリフィックスコース 11:30~14:30(14:00L.O.)/17:00~21:00(20:00L.O.) アラカルト 11:30~21:00(20:30L.O.)
- TEL:03-6270-2888
- 住所/東京都千代田区有楽町1-8-1
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- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美

















