大人気のレギンスは何かと便利で、年間を通して重宝するアイテムです。冬から春にかけてのおすすめコーディネートは、チェスターコートを重ねる着方。レギンスの持ち味である細見え感がさらに際立って、着やせ効果がアップ。

着膨れイメージを遠ざけやすい細身チェスターコートの助けを借りて、スレンダー度をアップできます。英国紳士に由来するチェスターコートならではの気品も加わり、レギンスルックを格上げしてもらえるから、世界のセレブも愛用するテクニックです。さすがの着こなしから工夫ポイントをキャッチしていきましょう。

海外セレブがお手本!劇的に細見えする「レギンス×チェスターコート」の着こなし5選

■1:脚の細感を強調する「くるぶし見せ」

グレーのチェスターコートを着こなすSofia Richie(ソフィア・リッチー)氏
「CHANEL(シャネル)」のピンク色チェーンバッグでフェミニンムードを投入

「チェスター効果」を生かすには、コートとレギンスの色・柄をずらすことが効果的です。

女優のニコール・リッチーを姉にもつモデルのSofia Richie(ソフィア・リッチー)は、グレーのグレンチェック柄チェスターコートと、黒無地のレギンスをマッチング。互いの違いが際立つ見え具合のおかげで、「細×細」のコンビネーションをさらに強化。足首に届くほど丈の長いロングコートがスレンダー感を印象づけてくれます。

■2:細見え効果を生む「インナーとアウターのコントラスト」

キャメルのチェスターコートを着こなすNaomi Watts(ナオミ・ワッツ)氏
癖のないキャメルとグレーは自然となじむ間柄

コートとレギンスをどちらも無地にする場合、上品色と地味色をミックスすると、そのコントラストで細見え効果を生むだけでなく、穏やかなムードにまとまります。

女優のNaomi Watts(ナオミ・ワッツ)は、黒のレギンスの上からキャメルのチェスターをオン。トップスにはグレーを迎えて、品良くまとめました。足元はスニーカーで、スポーティーな「アスレジャー」風に。レギンスとスニーカーは、チェスターをカジュアル使いしたいときに重宝します。

■3:スリムラインを主張する「ボトムスのモノトーンまとめ」

レオパード柄のチェスターコートを着こなすNicky Hilton(ニッキー・ヒルトン)氏
ボトムスと靴をモノトーンでまとめ、引き締め効果をアップ

黒系のレギンスはシックにまとまる一方で、沈んで見えがちです。しかし、チェスターコートに主張の強い柄を迎えれば、黒レギンスを引き立て役に回せます。

おしゃれセレブの代名詞的な存在・Nicky Hilton(ニッキー・ヒルトン)は、グラマラスなレオパード柄のコートをチョイス。黒無地のレギンス姿をパワールックに変身させました。ボトムスをモノトーンでまとめコートとのギャップを生むことで、スリムに見せることに成功。ダブルブレストのゆったりシルエットもレギンス姿に品格を添えています。

■4:オールブラックで「シャープなボディーラインをメイク」

黒のチェスターコートを着こなすAshlee Simpson(アシュリー・シンプソン)氏
トップスに白を挟み込んで、コントラストをくっきり

歌手・女優のAshlee Simpson(アシュリー・シンプソン)は黒のチェスターと黒のレギンスでモダンな着映えに仕上げました。

装い全体がシャープに映るのがモノトーン合わせの良さ。わずかに足首をのぞかせて、さらに細感を演出しています。アスレジャーファッションをクールに見せるお見事コーデです。

■5:「逆三角形シルエット」で女性らしいスリム&カーヴィーラインへ

チェック柄のチェスターコートを着こなすLady Gaga(レディー・ガガ)氏
ピンヒールを履いて、女っぽさを添えることも忘れていません

レギンスをはいても、コート次第で華やぎやリュクスをまとうことができます。

主演映画がアカデミー賞にノミネートされた歌手・女優のLady Gaga(レディー・ガガ)は、チェック柄のチェスターをはおって視線を上に。ボトムスにスッキリレギンスを迎えて、逆三角形シルエットをつくり出しました。タキシード風の襟元、ダブルブレストの打ち合わせが紳士ムードをもち込んで、レギンスとは思えないほどの品格コーデに様変わり。メッセージTシャツを差し込んで、いっそう複雑なテイストミックスに整えました。


まだ寒い春先に、保温力の高いレギンスは頼れる存在。ルーズに見えにくいよう、チェスターコートで品よく見せるコーデは使い勝手に優れています。レッグラインをすっきり見せやすいメリットもあるから、チェスターとの「鉄板コンビネーション」で、品格と軽やかさをイイトコ取りしてみませんか。

この記事の執筆者
多彩なメディアでランウェイリポートやトレンド情報、着こなし解説などを発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かした解説が好評。自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い。著書に『おしゃれの近道』『もっとおしゃれの近道』(学研パブリッシング)がある。
WRITING :
宮田理江
EDIT :
石原あや乃