大人だからできる楽しみ、理想の靴をオーダー!

大人になってひと通り必要なものはそろっていても、やっぱり欲しくなるのが靴。でも、愛用している靴でもちょっとした不満をもっていませんか? はたまた、昔履いていたお気に入りの靴みたいなものが欲しいけれど、巡り逢えないとか。

そんなモヤモヤをもつ人におすすめしたいのが、オーダーシューズ。オンラインでのオーダーなど、最近は簡単に自分の理想の色や素材でつくれるようになりましたが、本当に自分の足にぴったりなものをつくるならば、やはり直接計ってもらうのが一番。

そこで、東京で靴の職人さんが集まる街・浅草に店を構える「Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)」で、オーダーをお願いしてみました。

自然光がきれいに入る明るい店内

Wisteria Fujiwaraでは、店頭にたくさん靴は並んでいますが、見本の商品の販売はなし。オーダー受注での生産のみの靴屋さんです。オープンからちょうど1年を経て、現在はヒール8型、フラット4型、ブーツ1型の計13型のデザインから選んでオーダー可能に。サイズは21.5cm〜25cmまで、靴の幅はデザインによって異なりますがAから3Eまで対応しています。

Wisteria Fujiwaraの楢田康太郎さん。
職人の技術が引き立つシンプルなフラットシューズは¥38,000(税抜)

計測と履き比べで、理想の靴を探求する旅へ

Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)はレディースのオーダーシューズの専門店。既存のデザインに好みの革やリボン、ソールなどを選び、足にぴったりのサイズであなただけの靴を仕上げてくれます。

まずは、基本となる足のサイズの計測から。最近はスポーツショップなど3D計測の機械を導入する店舗も増えていますが、こちらは楢田さんがメジャーで計測。専用のシートの上に立ち、足型をとって計測していきます。その際に、まっすぐ前を見て、左右の足にきちんと体重を乗せておくこと。あと、注意したいのが、パンプスを履く際にストッキングやタイツを履くなど、その靴を履くときを想定した状態で立つこと。素足で履きたい人は、何も履かない状態で測ってもらってください。

私はパンプスを履く際はストッキングよりもレースのタイツが好きなので、こちらで計測。

市販の靴では左右のサイズをそろえて買うものとされていますが、こちらでは左右のサイズが微妙に違う人には異なるサイズでつくってもらえます。筆者の場合は左足は幅が狭く、右足は縦の長さがやや小さかったので、インソールで調整することに。インソールもいくつものパーツを組み合わせてつくってもらえるうえ、中敷きで隠れるので靴を脱いでも美しい状態。

ちなみに、計測と調整だけで20分程度かかるので、オーダーまで含めると1時間ぐらいと考えておくのがおすすめです。

より歩きやすいバランスを求めて、何度も調整します。
同じサイズでも、日本人の足の甲のサイズに合わせたストレート・カーブの2種類があります。

美しい靴を前に揺れながらも、究極の1足を選びぬく

さて、ここからは自分の理想の靴のオーダーへ。革の種類だけでも40色、それもシーズンによって色の入れ替えがあるので、どんな靴が欲しいかはイメージをもっておかないと大変なことになります。

人気があるのは、ベージュと使い勝手のいい黒。でもそんな定番カラーも、素材や色のトーンが微妙に違うと、まったく印象が変わるのはご存知の通り。

デザインではバレエシューズが早くもリピーターが出るほど好評です。実際に履いてみると、ヒールの高さ4cmで足入れも深く、歩きやすくいフォルム。

より自分の足が美しく見えるバランスを見つけるまで本当に迷うので、時間には余裕をもって。

春夏シーズンに似合うペールトーンでも、リボンの組み合わせで印象が大きく変わります。
素材が変わると、また違った印象に。バレエシューズは¥38,000(税抜)
バレエシューズのトウのデザインはラウンドかポインテッド。
せっかくだから、といろいろと試しだしてしまうと大変なことに!
リボンや靴紐もいくつもある見本から選びます。

購入後のメンテナンス1年もついて至れり尽くせり!

今回私は事前にホームページでチェックしているなかで、メンズライクなプレーントウのシューズにしようと決めていました。プレーントウの靴って、秋冬シーズンになるとブラックやブラウン、たまにボルドーなどに出合えますが、あまり明るいカラーのものはないですよね。さらに、軽い履き心地のものとなると本当に出合えない! 

店頭で実際に見て、ほかのデザインとも迷いに迷いましたが、原点回帰。プレーントウの靴の見本を出していただき、決めました。プレーントウはソックスで履くこともあるので、ハーフサイズ大き目でオーダー。もちろん、タイツで履いてもしっかりと足入れできるのも確認済です。今回は春夏の足元にも似合う、白のカーフでオーダー。靴紐はマリンブルーをチョイス。私の脳内でできあがったイメージがどんな靴になるのでしょうか。ワクワクしますね。

プレーントウのデザインは¥43,000(税抜)
ソールのカラーも選べるほか、ビブラムの裏張りもプラス¥3,000でオーダーできます。

オーダーしてから完成までは5週間程度。完成後に実際に履いてみて調整もあるので、基本的には店頭での受け取りになりますが、遠方の方やなかなか受け取りに来れない方には発送対応もお願いできます。また、購入から1年間はヒールの修理などのサービスがついているのもうれしいポイント。

最寄り駅は東京メトロ 日比谷線の三ノ輪駅。浅草駅からはタクシーの利用がおすすめです。そして、「店舗に行くには少し距離があるけど、気になるから実物をまず見てみたい」という人におすすめしたいのが期間限定のPOP UP SHOP。

2019年3月13日(水)から3月19日(火)までの1週間、銀座三越2階・婦人靴コーナーに楢田さんが出張して足の計測を行い、オーダーを受け付けてくれます。もちろん、浅草の店舗と同じ商品のオーダーが可能です。見本の靴もたくさん並ぶので、靴でお悩みがあったり、理想の靴にまだ出合えていない人は、オーダーを候補に考えてみては?

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この記事の執筆者
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WRITING :
北本祐子