この春注目の人気ブランドのニットを使ったコーデを集めました。イタリアの高級ブランドのコーデも。ハイブランドのニットをさらりと着こなして、大人の女性のおしゃれを楽しみましょう。

【目次】

人気ブランドのレディースニット


【1】エルメスの黒ニット×スカーフ

【1】エルメスの黒ニット×スカーフ
ニット・スカーフ《ドット》・『メドール』リング・バングル(エルメスジャポン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

シンプルな黒ニットをスカーフでアレンジ。さらに、素肌に心地よい天然素材のアクセサリーをアクセントに。メタルスタッズや大胆なカラーリング、パターンなら、素朴にならず洗練された雰囲気に仕上がります。

【2】エルメスの黒ニット×黒パンツ

【2】エルメスの黒ニット×黒パンツ
ニット・パンツ・『ニュー・ファランドール』ネックレス・ブレスレット(エルメスジャポン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

美しい放物線を描く繊細なチェーンのジュエリーを、あえてカジュアルなニットでフランクに着こなして。平らに置くと『カレ』のような正方形になるデザイン。首を通す場所によって前後に流れるチェーンのボリュームが変わる仕組みです。

【3】ロエベのブラウン系柄ニット×キャメルパンツ

【3】ロエベのブラウン系柄ニット×キャメルパンツ
バッグ『バルーン バッグ』・ニット・パンツ(ロエベ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

こっくりとしたキャラメルカラーを選べば、春のニットスタイルもこなれた雰囲気に。一度手にするとわかる、ソフトグレインレザーのなめらかさや、端正なステッチワークに、ロエベが誇る職人技が宿っています。内側のハンドル部分にのみ、ブランドのアナグラムを施し、ミニマルなデザインに。レザーハンドルは長さの調整も可能です。

イタリア高級ブランドのレディースニット


【1】サルヴァトーレ フェラガモのネイビーニット×デニムパンツ

【1】サルヴァトーレ フェラガモのネイビーニット×デニムパンツ
ニット・デニム・バッグ・サングラス(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

編み地に表情のあるニットは、ブランドの今季のキーカラー・ブルーに、メタルボタン付きレザーパイピングをのせた大人好みの一枚。「ジャスミン」の色名にエレガンスが香るオフホワイトのバッグが、デニムコーディネートの清新な引き締め役になってくれます。

【2】ドルチェ&ガッバーナの黒ニット×白パンツ

【2】ドルチェ&ガッバーナの黒ニット×白パンツ
ニット・カーディガン・デニム・シューズ・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

優美なレースニットで、落ち着いたモノトーンスタイルでもきちんとした女らしさが映える装いを。

【3】ブルネロ クチネリのネイビーニット×黒パンツ

【3】ブルネロクチネリのネイビーニット×黒パンツ
ニット・パンツ・ネックレス(ブルネロ クチネリ ジャパン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ゆったりとしたシルエットを楽しむときこそ、ネイビーがもつ知的な雰囲気が威力を発揮。ワントーンでそろえるだけで、リッチなカジュアルが完成します。主役のネイビーサマーニットは、コットンや、アルパカ、ナイロンなど表情の異なる糸をざっくりと編み上げることで、爽やかな印象に。細かなスパンコールは、独自の製法でしっかりと糸に織り込んでいるため、安心して着用できます。

【4】マックスマーラのベージュニット×ブラウンスカート

【4】マックスマーラのベージュニット×ブラウンスカート
マックスマーラのニット・スカート・バッグ・スポーツマックスの靴(マックスマーラ ジャパン)、ペンダント・バングル/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ベーシックな色を掛け合わせて、洗練されたコーディネートに。しっとりと肌になじむシルク混のニットとコットンのスカートで、どんなシーンでも映える好感度の高い着こなしを目指しましょう。ミモレ丈のスカートは、ラップ風のデザインや、巧みにあしらわれたギャザー&タックが、旬のエッセンスをもたらします。仕上げにクリーンな白のバッグを合わせることでアースカラーの着こなしにメリハリが生まれます。

【5】マックスマーラのイエローニット×ブラウンパンツ

【5】マックスマーラのイエローニット×ブラウンパンツ
ニット・パンツ・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・ブレスレット/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ときには無条件に心ときめく、きれい色を合わせて、ベーシックに変化をつけたいもの。濃厚なブラウンのパンツには、彩度の高いイエローのニットを合わせて、楽しげな着こなしに仕上げましょう。春先に活躍する、さらりとした質感のニットは、大胆にあしらわれた、波打つようなフリルがアクセント。美しい配色を完成させるには、小物合わせも重要と心得て、バッグと靴はブラウンの濃淡で統一を。

【6】マックスマーラのキャメルニット×グラデーションスカート

【6】マックスマーラのキャメルニット×グラデーションスカート
スカート・ニット・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

トレンド性の高い、デザインスカートならば、ニットとのワンツースタイルでも、おしゃれな印象に。プリーツスカートのウエスト部分に明るいトーンを施すことで、重心を上げ、スタイルをよく見せる効果も。フェミニンなロング丈スカートと相性のいい、レザースニーカーを合わせて軽やかな足元に仕上げましょう。

高級ブランドのタートルネックニット


【1】ルイ・ヴィトンの黒タートルネックニット×グレースカート

【1】ルイ・ヴィトンの黒タートルネックニット×グレースカート
バッグ・ニット・スカート・時計(ルイ・ヴィトン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

L字のクロージャーをツイストして、Vと重なったときにオープンできる、楽しい仕掛けで評判の『ツイスト』。清新な白のエピ・レザーやブルーのレザーが編み込まれたチェーンハンドル、赤いショルダーストラップと、細部にいたるまでオリジナリティーが満ちています。黒ニットのスカートスタイルに添えれば、クラシカルな印象にまとまります。

【2】ボッテガ・ヴェネタの黒タートルネックニット×黒スカート

【2】ボッテガ・ヴェネタの黒タートルネックニット×黒スカート
バッグ・スカート・靴・ニット(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

シンプルなブラックコーディネートに、ブロックチェックのようなマキシイントレチャートが軽快な印象を与えます。丹念に編まれたナッパなので、驚くほどしっかりとしていて、スマートなボックス型。中にレザーのポーチ付きです。

【3】トラデュイールの黒タートルネックニット×黒スカート

【3】トラデュイールの黒ニット×黒スカート
ニット(トラデュイール)、スカート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカーフ(コミュニオン〈ラストフレーム〉)、バッグ(ウールン商会〈バランタイン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

やわらかなシフォン風のプリーツスカートというのが旬。トップスは、シンプルに徹して薄手のタートルニットを合わせて。首元にはジュエリーでなくスカーフをさりげなく巻いて、バッグはエレガントなキャメルでメリハリをつけるのがポイントです。

【4】ポロ ラルフローレンの黒タートルネックニット×黒パンツ

【4】ポロラルフローレンの黒ニット×黒パンツ
ニット・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉)、バングル・時計・リング・バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

コンパクトニットにゆったりと優雅に揺れるワイドクロップドパンツを合わせて、モードなフィット&フレアシルエットを演出。黒の分量が多い着こなしには、ノースリーブやクロップド、ストリングス靴といった、効果的に肌を見せるアイテムで、セクシーに仕上げるのが旬です。

【5】J&M デヴィッドソンの白タートルネックニット×ベージュスカート

【5】J&M デヴィッドソンの白ニット×ベージュスカート
スカート(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、カーディガン(エリオポール代官山〈エリオポール〉)、ニット(J&M デヴィッドソン 青山店)、ピアス・ネックレス・リング(チェリーブラウン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(RHC ロンハーマン〈ペッツァーナ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

艶めく柄スカートは、いかに抜け感を加えるかが洗練の決め手。白のタートルネックで顔周りを明るく、スエードローファーで辛口に仕上げましょう。

上質なブランドニットの春コーデ


【1】ロロ・ピアーナのネイビーニット×ネイビースカート

【1】ロロ・ピアーナのネイビーニット×ネイビースカート
ニット・スカート・バッグ・靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

コンパクトなリブの半袖ニットとボックスプリーツのスカートで、上品なフェミニンを目指して。マロンカラーの小物を合わせることで、ネイビーの着こなしに奥行きが生まれます。シルバーの『ボーン カフ』バングルで、辛口なアクセントを。主役のネイビーは清楚な雰囲気も魅力のニット&スカート。極細の糸を使用したカシミヤニットは、幅広のリブ編みをベースに、袖口には白を、サイドには赤のラインを効かせています。ボックスプリーツのスカートは、シルクウールで肌当たりも優しく、軽やかな素材感です。

【2】ebureのグレーニット×グレージュスカート

【2】ebureのグレーニット×グレージュスカート
靴『ディップ』(リエート〈サントーニ〉)、ニット(ebure)、スカート(Vince表参道店)、ネックレス(マダマ伊勢丹新宿店)、リング(三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

グレーの色味もさることながら、シルエットの美しさも秀逸なレザースニーカーなら、洗練度抜群! 休日のカジュアルスタイルにも活躍すること間違いありません。

【3】ブラミンクの黒ニット×グレージュスカート

【3】ブラミンクの黒ニット×グレージュスカート
スカート・ニット(ブラミンク)、ピアス(DES PRES〈エレナ ローナー〉)、ネックレス(RHC ロンハーマン〈ハルポー〉)、ぺランのバッグ・マノロ ブラニクの靴(ブルーベル・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

モダンなニット&スカートに、靴でさらなる輝きをトッピング。こうして光沢感をちりばめることで着こなしにリズムが生まれます。ワントーンのコーディネートは、素材や色でメリハリを効かせましょう。

【4】ジル サンダーのベージュニット×白パンツ

【4】ジル・サンダーのベージュニット×白パンツ
バッグ・ニット・パンツ・靴(オンワードグローバルファッション〈ジル サンダー〉)、ピアス・シルバーの大ぶりリング・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

リラックス感のあるゆったりニットスタイルに合わせたのは、メキシコのツバ広帽を、たたんで仕立てたような『ソン ブレロバッグ』。ジル サンダーの新アイテムです。はっきりしたブルーの光沢レザーと相まって、明るくハッピーなムードを振りまきます。上部を留めるフックや巾着型のレザー内袋が、使いやすさをサポート。

【5】スローンのブラウンニット×イエローパンツ

【5】スローンのブラウンニット×イエローパンツ
ニット(スローン〈スローン〉)、パンツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン〈トリー バーチ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

スローンのシルク素材の艶ありニットに、彩度の高い軽やかなイエローの足首見せパンツという好バランスで、ミラネーゼをイメージしたコーディネート。ビターブラウン×イエローの配色が、大人の女性を活動的でいきいきとした雰囲気に見せてくれます。

【6】ジョン スメドレーのグリーンニット×グリーン系スカーフ

【6】ジョン スメドレーのグリーンニット×グリーン系スカーフ
ニット(リーミルズエージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカーフ『赤道直下』(エルメスジャポン)、時計『ロングアイランド プティ』(フランク ミュラー ウォッチランド東京)、ピアス・リング・カフブレスレット(ステディ スタディ〈トムウッド〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

リズミカルな着こなしに鮮やかなグリーンが上品になじみ、着映えるのがカーキの魅力です。グリーン×ブルーベースのスカーフ、パールグリーンの時計のストラップ…と、思いきってきれい色を投入して華やかに。

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