健康寿命を伸ばし、元気に⻑生きするための最新医学情報を毎回、特集している人気テレビ番組、『名医とつながる!たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)。

2019年4月23日(火)午後7:00〜の放送は、3時間スペシャルとしてガダルカナル・タカさん、藤本美貴さん、山村紅葉さん、榊原郁恵さんらが出演、「心臓の老化を止め、健康⻑寿が期待できる夢の物質」と、「全身の老化を遅らせる物質」の2つのテーマが放送されます。

©ABCテレビ
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■テーマ1:平成最後の大発見!心臓の老化を止めて 健康⻑寿が期待できる夢の物質「GLP-1」とは!?

加齢とともに進む心臓の老化。しかし、平成が終わろうとする今、名医たちのたゆまぬ努力のおかげで、心臓の老化を防ぐ可能性がある方法が、ついに判明したというのです!

それこそが心臓の老化ストップ物質、「GLP-1」。

世界的に認められた権威ある医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載されたデンマークの研究チームの発表によると、この心臓の老化ストップ物質「GLP-1」を5年間投与された人は、そうでない人に比べ、心疾患による死亡率が、なんと22%も減少

つまり、この「GLP-1」が心臓の老化を防ぎ、元気な拍動を保つ効果が期待できることがわかり、世界の医学界から大きな注目を集めているのだそう。

日本人医師の中でいち早く「GLP-1」と心臓の関係に注目し、研究を開始している名医が、坂東泰子先生(名古屋大学医学部附属病院循環器内科講師)。坂東先生によると、心臓の老化ストップ物質「GLP-1」は、誰の身体にも存在する「ホルモン」のひとつだが、人によってその分泌量に違いがあるのだという。

では、「GLP-1」を多く分泌できている人と、できていない人では、心臓の機能にどれだけの違いがあるのでしょうか? 番組内では、心臓の老化が気になり始める50代以上の男女7名に集まっていただき、6分間にどれくらいの距離を歩けるかで、心臓の機能を判定するテストを実施。

その距離が各年代の平均値を越えれば、年齢より若い心臓。下回った場合は、年齢よりも老化した心臓、つまり心臓の機能低下の疑いがあると判断することになります。果たして、みなさんの心臓機能の結果は?

さらにテストを受けていただいた皆さんの心臓の老化ストップホルモン「GLP-1」の分泌量を、血液検査でチェック。

「GLP-1」は、食事を摂ると、その刺激で小腸から分泌されることがわかっているため、食前と食後の2回、血液検査を行い、血中の「GLP-1」がどれだけ増えたかを比較。食前の「GLP-1」値に比べ、食後の値が2倍以上になっていればクリア。しっかり分泌できていると判定します。

逆に2倍を越えなかった場合は、「GLP-1」があまり分泌できていないと判定。果たして、「GLP-1」の分泌量と心臓の若さの関係は...?

©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、藤本美貴さん、山村紅葉さん、榊原郁恵さん
©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、藤本美貴さん、山村紅葉さん、榊原郁恵さん

 簡単に持ち運びできるお手軽食材で、GLP-1をしっかり分泌する方法も大公開!

そして坂東先生によれば、「GLP-1」の分泌量を増やすことにおいて、重要なポイントはふたつ。

ひとつ目のポイントは「何を食べるか」。そしてもうひとつのポイントは「食べる時間」。一体どんなものを、どんな時間に食べるのがいいのでしょうか?

番組では、「GLP-1」が心臓の老化を止めるメカニズムを、坂東先生が解説。たけし院⻑が自ら「GLP-1」役を演じながら、「GLP-1」が心臓の毛細血管を増やす働きをしていることなどを楽しく紹介していきます。

さらに簡単に持ち運びできるお手軽食材で、「GLP-1」をしっかり分泌する方法を、VTRで紹介。果たしてその手軽な食材とは、いったいなんなのでしょうか? その食材によって「GLP-1」の分泌がどれだけ変わるのかも気になりますね。

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■テーマ2:世界に先駆けて日本人医師が発見! 全身の老化を遅らせる物質「ポリアミン」とは?

世界最高峰の医学専門誌「ランセット」に掲載された論文で、ある日本人医師が、世界に先駆けて老化のスピードを遅らせるメカニズムを明らかにしました。

この論文を発表した医師こそ、日本の老化研究の第一人者、早田邦康先生(自治医科大学附属さいたま医療センター循環器病臨床医学研究所所⻑教授)。

早田先生の研究でわかってきたのは、全身の老化を遅らせる物質があること。そして、その物質を身体に投与すると、加齢によって身体に溜まってしまった老廃物に働きかけ、免疫細胞からの攻撃を受けないようにしてくれる、ということが判明したというのです。その結果、年を重ねても、炎症が起こりづらくなるというわけ。

早田先生の研究によってわかった、老化を遅らせる物質の名前は「ポリアミン」。

「ポリアミン」は、私たちが誰でも持っている細胞内にある体内物質で、赤ちゃんの時に最も多く、年を重ねるごとに残念ながら減少してしまうのだそう。では、加齢で減ってしまう「ポリアミン」を、どうしたら増やすことができるのでしょうか? 最新の研究でわかってきた「ポリアミン」の秘密が、番組の中で紹介されます!

歳をとってもポリアミンが多い人に学ぶ!老化抑制物質「ポリアミン」を多く出す方法

老化の進みを緩やかにしてくれる可能性が期待される「ポリアミン」。では、それを増やすにはどうすればいいのでしょうか?

番組では、「ポリアミン」が減ってきていると考えられる、60代の女性18名の、血液に含まれる「ポリアミン」の濃度を計測。「ポリアミン」濃度が基準値を超えていた、上位5名のみなさんの普段の食事を拝見させてもらい、共通して食べている食材を洗い出したところ、5名が共通してよく食べている、9つの食材がわかりました。

それが、椎茸などのキノコ類、⻘魚などの魚類、豆腐などの大豆類、ジャガイモなどのイモ類、ご飯などの炭水化物、大根などの根菜類、豚肉などの肉類、みかんなどの柑橘類、ほうれん草などの葉物野菜でした。

果たして、この中に「ポリアミン」濃度を上げてくれる可能性がある食材は、含まれているのでしょうか? 答えは是非、番組をチェックしてみてくださいね。

番組詳細

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
鬼石有紀
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