リネンジャケットの選び方にはコツが必要。生地の表面の特徴的な凹凸感や幾何学模様をアレンジした織り柄、ミックス素材の毛羽立った風合いなど、さまざまな違いがある。ジャケットの素材に注目することで、よりモダンなスタイルを確立することができるのだ。
個性が際立つ織り柄の素材に着目
夏に最適なリネンジャケットは、注目すべきアイテムですが、選び方にコツがあります。
それは、ジャケットの素材感に注意すること。生地表面の特徴的な凹凸感や幾何学模様をアレンジした織り柄、ミックス素材の毛羽立った風合いなど、さまざまな違いがあり、いずれもトレンドを象徴したモダンな素材です。
また、ジャケットのデザインは、体にフィットしたシルエットや、少し着丈の短いものもいい。
色では、ホワイトやダークトーンがよりモダンに見えますね。
リネンを中心にポリウレタンを混紡した、ストレッチ感のあるジャケットは、着心地も快適なため、人気になりそう。
まずは、大きな柄や落ち着いた色の、ややシャープなデザインがモダンなジャケットの目安と考えましょう(スタイリスト/村上忠正氏・談)
モダンスタイリングの達人、
村上忠正が導き出したリネンジャケット
ピッティ・ウォモの洒落者たちの間で目立ってきているのが、モノトーンを基調にしたリネンジャケットだ。爽やかな風合いにモダンな香りが漂う。
幾何学模様でジャケットを覆った、モダンな表情が絶品。リネンのほかに、コットンとシルクを混紡し、生地の質感をより個性的に仕上げることで、シングル2ボタンの正統的なデザインにトレンド感が漂う。
※価格はすべて税抜です。※価格は2016年夏号掲載時の情報です。
- TEXT :
- 矢部克已 エグゼクティブファッションエディター
- BY :
- MEN'S Precious 2016年夏号「王道クラシック」を追求するか?「革新スタイル」で鮮度を上げるか?より
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- クレジット :
- 撮影/小池紀行(パイルドライバー/静物)、スタイリスト/村上忠正 構成・文/矢部克已(UFFIZI MEDIA)