ジャクリーン・ケネディ・オナシス、オードリー・ヘプバーン、ダイアナ元妃に始まり、マドンナやサラ・ジェシカ・パーカー、レディ・ガガまで、多くのセレブリティに愛されているコスチュームジュエリー「ケネス ジェイ レーン」。
1958年からディオールでアシスタントデザイナーとして働く傍ら、毎夏ロジェ・ヴィヴィエのもとでデザイン経験を積んだケネス・ジェイ・レーン。彼の作品がサックス・フィフス・アベニュー等で扱われ、話題になったことから、1963年に自身の名前を冠したブランドを立ち上げました。
「どんな女性でも、いつでも、一年中身につけられるジュエリーをつくりたかった」と語るように、彼のジュエリーはあえて貴石ではなく、精密鋳造されたメタルやクリスタル等を用い、遊び心あふれるデザインを気軽に楽しめるのが魅力。
ゼブラなどの動物や、イチゴやドングリなどをモチーフにしたオリジナリティあふれるジュエリーは決して古びることなく、特にヴィンテージ作品は、世界の二大オークションハウスであるクリスティーズやサザビーズで扱われるほどです。
そんな通が注目するブランドの、過去のコレクションから定番化されたアーカイブアイテムをはじめ、過去から現在までのリングが一堂に会するイベントが2016年、大阪と東京で催されました。
おしゃれの楽しさを満喫できる「ケネス ジェイ レーン」の世界を楽しめるだけでなく、数に限りがあるアーカイブアイテムを手に入れられる貴重な機会とあって、大盛況のうちにイベントは終了したそう。84歳の次なる展開も、期待して待ちましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- クレジット :
- 文/吉川 純