【目次】
「ポイント3つ」をおさえて
気象庁によると、2020年6月(東京都)の平均気温は23.2℃。最低気温は19.8℃、最高気温は27.5℃でした。蒸し暑い日も登場する中旬以降は「シャツ」や「半袖トップス」が活躍します。
6上旬~中旬(1~15日)の場合
【1】シャツなどの「軽い羽織」で調節を。
6月中旬~下旬(16~31日)の場合
【2】「シャツ」など体温調整しやすいトップスがおすすめ。
【3】レインコートのインナーは「半袖」がおすすめ。
6月上旬~中旬の服装(1日~15日)
【軽めのはおりもの】
「ミドルグレー×ブラック」なら、辛口でかっこいい着こなしが完成
黒の占める割合を増やし、グレーの着こなしをハンサムに。全体の印象が辛口になりすぎないよう、はおる気分で着るシャツワンピースなど、装いのなかにしなやかに揺れるアイテムを用いましょう。
シャツワンピース×ジーンズ×シューズ
ノスタルジックな雰囲気が漂うギンガムチェックのシャツワンピースで、週末スタイルを陽気に。スエードのコードベルトが、メリハリのあるスタイルへと導きます。繊細なシルク素材は、ボタンを閉じればワンピースとして、写真のようにTシャツやボトムとレイヤードしてアレンジを楽しむことも可能。鮮やかなイエローのミニショルダーバッグでプレイフルな味付けを。さらにボリュームのあるハイテクスニーカーで、足元に旬を添えて。
シャツワンピ×ジャケット×シューズ
シルクのとろみ感を生かし、ていねいなプリーツを施したシャツワンピースは、清潔感と優美な印象を併せもつ優秀な一着。ブラウンのジャケットを重ねたら、仕上げに奥行きのあるオリーブ色の小物をちりばめて、ハンサムな着こなしに。
リブ・ロング・ウエストイン計算された縦ラインで細見えスタイルを実現
カーディガンのカジュアル度を軽減するには、全体を洗練配色にまとめることがいちばん。ブラウスをボトムインして、縦長シルエットを計算しました。
優雅に躍動するロング丈レイヤードは幅広ベルトをONすることで、脱・膨張!
プリントワンピースにインパクトベルトを合わせて、スタイルアップを実現したコーディネート。ロングワンピースとロングカーディガンの迫力レイヤード。幅広の黒ベルトで引き締めて、大人のオフィスシーンにふさわしい、リラックスしたかっこよさを演出します。ワンピースから足元へ目線を誘う、黒のインパクトヒールサンダルで、すっきり感を加速!
ナチュラルなカラートーンにきれい色のバッグで遊び心を添えて
シティ・リゾートへの旅で、アクティブに動く日を想定したスタイリング。リネンのシャツワンピースに、カーディガンを重ねて、シックな街並みに似合うカラートーンに。アクセントに、旅のワクワク気分を盛り上げる、カラフルなバッグを携えて。
カーディガン×ワンピ×バッグ
夏の休日を鮮やかに彩るイエローのワンピースは、軽量でシワになりにくく、自宅で手洗いできる優秀なポリエステル素材。ゆとりのあるシルエットで着心地も良好です。チャコールグレーのカーディガンをレイヤードすれば、モダンな配色に。フリンジが揺れるバケットバッグや、エスパドリーユのシューズで、休日らしい楽しげな雰囲気をトッピング。
秋の初めから楽しめる「濃淡グレー×パープル」の艶めくシックスタイル
これまでのベーシックカラーのボトムを、この秋は流行カラーのパープルに更新。それだけで、着こなしに艶めきと大人の余裕が生まれます。
さらりとはおったシャツワンピースにリズムをもたらす細ベルトの効用
さらりとはおったシャツワンピースにリズムをもたらす細ベルトの効用シャツワンピースのウエスト位置のボタンを留め、ロープベルトでアクセントをつけて、Xシルエットに。重心が上がり、すらりと見える。
夏の日差しに映える潔いモノトーンと縦ラインのシルエットでスマートに!
細身パンツとロングシャツでつくるモノトーンコーデは、すっきりとしたバンドカラーのロングシャツがスマートなIラインを演出。強めのストレッチがきいた黒の細身パンツは、引き締め効果も大で美脚効果が期待できます。くるぶしがのぞく丈感なら、黒のボトムでも重たく見えすぎません。バッグと靴も白&黒の配色でまとめて潔く!
ストール×ワンピ×ヒール
インドの職人技術を取り入れた、グレーデニムに白のパイピングを施したワンピース。広めのネックラインがスタイリッシュな表情をもたらします。全体を濃淡グレーでまとめながら、足元はクリア素材のヒール靴で涼感を演出して。
カーディガンのボタンでウエスト位置をマークし、気負わずスタイルアップ
ベルトマークはウエスト周りが目立ちそうで苦手…。そんな人にもおすすめなのが、ひとつボタンのカーディガンを使ったXシルエットづくり。すそがひらりと揺れるミディ丈のスカートと合わせれば、気になる部分をカバーしつつ、バランスのよい着こなしへと仕上がる。
小物合わせで王道のミラノ配色がフレッシュによみがえる!
白のコットンニット×キャメルのワイドパンツ…ミラノマダムが好む王道スタイル"だけれど、やや物足りない印象。そこで、発色のいいイエローポシェットを投入。調和のとれた3色のバランスが新鮮。
クリーンな白を取り入れて旅のスタートは快適さを重視
リゾートへ赴く際の飛行機スタイル。ストール感覚でさらりとはおれるリネンカーディガンは機内でも重宝。とろみのあるプリントパンツやクルーネックのTシャツと合わせ、快適なエアポートカジュアルに。リラックスした装いこそ、清潔感のある白で上品に見せたい。
シンプルなロングジレがフレームとなり、視覚効果でスマートに
カーディガン代わりの活躍が期待される、シンプルに徹したロングジレ。ダブルフェースの素材が、軽やかなシルエットを可能に。シンプルなロングジレがフレームとなり、インのカットソーとパンツを黒でつなげることで、ロング&リーンが実現。スマートな印象へと導きます。
6月中旬~下旬の服装(16日~30日)
【シャツ】
夏のきちんと感は、心地いい緊張感のある「モノトーン」で潔く、知的に表現
黒と白の配色でつくる計算しつくした着こなしには、大人の女性にふさわしいきちんと感が宿ります。白シャツ&ブラックの細身パンツのワンツーで完成させる夏のスタイリングは、白×黒の分量が50%ずつの配色で構成するのが正解! レフ板効果を狙う白トップス+黒ボトムの基本形に飽きが来たら、逆転の発想で、黒トップス+白ボトムにもぜひトライを。上下を入れ替えるだけで印象が様変わりします。また、アクセントカラーの入れ方も重要。少量のピンクを加えることで、好感度の高い洗練ベーシックに仕上がります。
メタルフレームで白シャツに鮮度を
N.Y.生まれの老舗眼鏡店モスコットのサングラスは、ユニセックスなメタル使いが旬。トラッドが香る白シャツ×ストライプパンツの装いがハンサムに仕上げがります。
洋服も、小物も「甘×辛」ミックスでかっこよく女らしい着こなしに
辛口のシャツに甘口のフレアスカートを合わせると、それだけでニュアンスのある着こなしに。さらにかごバッグとスニーカーで「甘×辛」ミックスを繰り返すと、シンプルでも奥行きのある着こなしが完成!
ニュアンス色×黒でこなれ感のあるカジュアルに
ベージュのシャツでニュアンスを。フェンディの『ピーカブー』はグレージュに、エルメスのバンダナ柄ストールは黒で、色味をそろえて、品よくシックに。抜け感や軽やかさを出したいときに活躍するのが、白のレザースニーカー。きちんと感があるので、大人でも楽しめます。手元には、お守りのような存在のカルティエの『タンク』と『LOVE ブレスレット』を。
ワイドパンツやベージュ小物でドレスシャツをキリリと見せて
クラシカルな華やぎを秘めたピンタックの白シャツには、フェミニンなスカートよりもパンツを合わせてスマートに着こなすのがおすすめ。ネイビーのリネンパンツなら、都会のシーンに映えるこなれた雰囲気が生まれて。端正なバッグはナチュラルカラーを、足元にはヌーディ靴を選んで、春らしい軽やかなムードを演出。
鮮やかな色のハーモニーが白シャツの可能性を広げる
たとえば、友人とレストランを訪れるシーンなどでは、ピンク色のスティックパンツを合わせて溌剌と。ともすれば躊躇しがちなきれい色のアイテムこそ、品のある白シャツと合わせれば、気おくれする心配もなし。
端正なシャツスタイルこそビジューの煌きで個性を
初夏の定番、シャツ×ひざ下丈スカートの着こなしは、グリッターのフラットシューズを合わせ、クールな輝きであか抜けて見せたい。艶のある質感が清涼感をプラス。
シャツ×スカート×ストラップパンプス
透け感のあるオーガンジーのプリーツが今年らしく華やかな『ホワイトペッパー』のスカート。ほぼ同色のコットンシャツとともに、素材のコントラストで色の微差をつけるワントーンスタイル。これがツルッとしたブラウスでは、ドレッシーすぎに。ホワイトペッパーのグリーンみに合わせたカーキ色バッグが引き締め役。
ラッフル使いやイレギュラーヘムが優美な印象をもたらす
鮮やかなシルクブラウスをデザインスカートに合わせれば、ワンピースにも負けない華やぎが生まれて。シャープなVラインが浮かぶブラウスは、イレギュラーヘムのスカートがもつ、モードな雰囲気とも好相性。デザイン性がありつつ、伸縮性のある素材を使用しているため、会食シーンにもふさわしい、快適な着心地。
【半袖トップス】
白×シルバーの都会的な辛口配色に淡グレーで奥行きを表現
ハトメをあしらったマリンテイストの白いスカートを主役に、ボリュームスリーブのシルバートップスで遊び心をプラス。小物は明度の高い色をちりばめて、夏にふさわしい清涼感を演出。
ウエストマークで女性らしさを強調する洗練のメリハリ配色
贅沢な艶を放つ白リネンのワイドパンツは、チュニックタイプの黒トップスを合わせ、辛口のエレガンスを狙いたい。ポイントはウエストを引き締めるオーバーベルト。上半身をコンパクトに見せ、バランスよく。
ヌーディなサンダルと洗いざらしのTシャツでレザーを爽やかに!
薄く、軽いゴートレザーで季節を問わず活躍する、スリムなスカート。一枚でさらりと着たいTシャツは、しなやかな薄手より程よく地厚なほうが、カジュアルでも着くずれせず、きちんとした印象に。そんなスポーティなたたずまいには、レースアップのサンダルで、爽やかな抜け感をプラスします。
シャツ×パンツ×レザーアイテム
ゆったりシルエットがリラックスした印象のシャツ&パンツの着こなしも、カーキ×黒なら都会的なムードに。合わせる小物もダークな色合いでまとめれば、クールなたたずまいが完成します。
魅惑的なグリーンと爽やかな白の配色に徹して夏に映えるすっきり感を演出
クチュール感のあるコットンシルクの白ブラウスは清潔感たっぷり。さらにバッグや靴、ベルトまで白でそろえたすっきりとした配色に、パンツのグリーンが引き立ちます。マラカイトのように深みのあるグリーンはトレンドカラーのひとつ。旬色を思いきってパンツで取り入れることで、いきいきとした印象を手に入れて。
アクティブに過ごす日に選びたい、リュクスなモノトーンカジュアル
着用するとシルエットの美しさが際立つザ・ロウのスポーティなジップシャツ&パンツは、ジムに行くような休日カジュアルにぴったり。ブルガリのチタン時計のモダンな表情が、パンツスタイルに研ぎ澄まされたオーラをもたらします。
新顔ローファー×ハイウエストパンツ
さわやかなブルートーンで統一した靴とパンツのペアが、フェミニンなレーストップスをアクティブにコーディネート。女らしいブラウスにマニッシュなローファーを合わせる甘辛スタイルも、こんなスタイルアップ力の高いペアリングがあれば、スムーズかつ上品に実現。
膝下丈タイトスカートでセンシュアルなスタイル美人に
オフホワイトのブラウスにアースカラーを合わせるのが今の気分。ジュエリーの煌きらめきでさりげなく縦ラインを強調してスタイルアップ。
白の足首見せパンツで爽やかなこなれ感を演出
ネイビーのボリュームスリーブトップスは、多めに配した白と抜け感のある足元でクリーンな華やぎを演出。
足元までクリーンに仕上げた着こなしを盛り上げる小物使い
コニャックカラーバッグとウォッチ&ジュエリーで手元に集中させた華やぎが視線を集めて。
【雨の日アウター+傘コーデ】
雨天の街に溶け込む色使いのなかに鮮やかなターコイズカラーを効かせて
主役は上質な生地の風合いを損なわずに撥水効果を与える、「ロロ・ピアーナ」社のファブリック「レイン・システム」で仕立てたトレンチコート。インナーにはジョン スメドレーのメンズのシャツをゆったりしたサイジングで合わせています。この男性的な組み合わせにフェミニンニュアンスを加えてくれるのが、繊細なレースのタイトスカートとグロッシーなTPU素材によるレインブーツ。これで、大人の女性らしさをしっかりと演出できます。
明るく柔らかいカラートーンでポジティブで晴れやかな気持ちに
防水・防風・伸縮性に優れた機能素材を採用した、フード付きトラベルジャケットのベージュ。そしてカシミア×シルク製のニットスカートのピンク。憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるのは、明るく柔らかいこんなカラーリングです。バッグやスカーフ、傘といった小物の色まで近似色でグラデーションさせると、より統一感のある着こなしが完成します。足元に合わせたオフホワイトのローファーは、雨の日に本領を発揮するラバー製。
大人カジュアルなトレンチコートに…
ロゴTシャツ+デニム、コートインを白でまとめた爽やかなトレンチスタイル。そこにグリーンの『トロント モンテーニュ』バッグを投入してみずみずしい配色美を楽しんで。コートにボリュームがあるぶん、バッグはロングショルダーで縦ラインを強調。遠目にもすっきり軽やかな印象に仕上がります。
ひんやりとしたグレートレンチで颯爽としたクールな印象を牽引
青みの強いグレーのトレンチは、グレーをかっこよく着たい人におすすめ。白の時計とスニーカーで抜け感を加えてスマートな装いに。
ハウンドトゥース柄に着想を得たトラッド志向の着こなしを楽しんで
男性の間で人気の「レインチョ」は、ネーミングどおりレインコートとポンチョを組み合わせたもの。ヨーロッパで最も雨の多い都市といわれるノルウェーのベルゲンで生まれた名品です。柔らかなフォルムが愛らしく、大きなサイズをバサッと羽織るように着るのがおすすめ。千鳥格子柄のトラッドなイメージに合わせて、スタイリングはスキッパーニットやスラックス、ウイングチップのサイドゴアブーツと共に。
精悍なブラック×清涼なブルーでIラインを強調してスタイルアップ!
新しい生活様式に合わせて、フィリップ・リム氏が考案した「リブ・フリー」コレクションのコートは、防水・防風性を重視した機能的なデイリーウエアと呼べるもの。その精悍なブラックと対比をなすのは、ブラウス&スカートで色を揃えた清涼感あるペールブル一です。上から下に伸びる縦長のIラインが強調され、よりスタイルアップされて好印象。 オーデマ ピゲの機械式時計は雨対策にも有効なラバー加工を施したストラップに付け替えてお出かけを。