健康寿命を伸ばし、元気に⻑生きするための最新医学情報を特集している人気テレビ番組、『名医とつながる!たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)。

厚生労働省が発表した「平成29年簡易生命表」で、女性の平均寿命は 87.26 年となっているほど、長寿大国の日本。

できるだけ健康に、そして美容にも気を使って長生きしたいと考えている人にとっては、とても有意義な情報が得られる番組とあって、みなさんの中にも番組の放送を楽しみにしている、という方も多いのではないでしょうか?

2019年7月2日(火)午後7:00からの放送では、「血糖値を下げる食材」と「仮面高血圧を簡単に改善する方法」の2つのテーマについて放送されます。

前半ブロックには、かたせ梨乃さん、榊原郁恵さん、ガダルカナル・タカさん、そして番組初登場となる大森南朋さんが出演。後半ブロックには、小林幸子さん、中山秀征さん、床嶋佳子さん、ガダルカナル・タカさんが出演します。

■テーマ1:【血糖値を下げる科】○色の食材に血糖値を下げる効果が…! 血糖値を下げる成分をダントツに多く含む食材を日本一食べてきた男性に密着!

©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、榊原郁恵さん、大森南朋さん、かたせ梨乃さん
©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、榊原郁恵さん、大森南朋さん、かたせ梨乃さん

血管の老化や動脈硬化を引き起こし、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などにもつながる恐ろしい高血糖。血糖値は食事をすれば誰でも上がってしまいますが、近年、ある色の食べ物に血糖値を上げにくくする効果があることがわかってきたそう。

「太らないように気をつけている」と話すのは、番組初登場となる俳優の大森南朋さん。そんな大森さんは「黒」、かたせ梨乃さんは「紫」と予想しますが、血糖値によい効果を与えるその色とは、果たして何色なのでしょうか?

実は、血糖値を上がりにくくする効果がある食材の色は、「紫」。

糖尿病治療の名医、弘世貴久先生(東邦大学医学部教授)によれば、ナスなどの紫色の食材に含まれる色素成分「アントシアニン」が血糖値の上昇を抑え、糖尿病などの発症を予防してくれるそう。そして、紫色の食材の中でもダントツにアントシアニンが多く含まれる食材がこれから旬を迎えるということで、番組ではその食材の産地、東京都小平市へ向かいます。

小平市こそ、その食材の日本における栽培発祥の地。日本で初めてその食材を栽培し販売した男性は、今もご健在! 果たして、血糖値を上げにくくしてくれる食材とは、なんなのでしょうか?

その食材をこよなく愛し、日本で一番食べてきたという男性の1日に密着し、血糖値の変化が調査されます。血糖値を下げるための、上手なその食材のとり方についても紹介されますよ。

スタジオでは、弘世先生が血糖値を上手に下げる方法を徹底解説。その中で白米のご飯1杯を食べると、血液中の糖分が角砂糖にして、どのくらい増えるかという質問がされると、大森さんが「半分」、榊原さんが「3個」、ガダルカナル・タカさんが「5個」とそれぞれ答えますが……。弘世先生が正解を発表すると、スタジオは驚きの声で包まれます。

カリスマ家庭料理研究家・奥薗壽子さん考案! 紫色食材でつくる簡単「血糖値改善料理」

©ABCテレビ 左から:榊原郁恵さん、大森南朋さん、かたせ梨乃さん
©ABCテレビ 左から:榊原郁恵さん、大森南朋さん、かたせ梨乃さん

続いて、アントシアニンを豊富に含む紫色食材のひとつ「ナス」を使った血糖値改善料理を、料理研究家・奥薗壽子さんがスタジオで手がけます。奥薗さんは、簡単でもおいしいレシピを提案し、「ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家」と名乗っている料理のプロ。

アントシアニンは熱に弱く、加熱すると少なくなってしまうため、今回はナスを生で食べられるレシピを考えたという奥薗さん。

まずはお得意のポリ袋を使い、アク抜きと味付けが同時にできてしまう「ナスの塩漬け」を。そしてこのナスの塩漬けをベースに、中華風にアレンジした「ナスの塩漬け ゴマ風味」、さらにおやつやデザートにぴったりな「ナスの塩漬け お菓子仕立て」もあっという間に完成させますよ。それぞれの料理を試食したたけし院長や、ゲストたちの感想も見どころです。

■テーマ2:【認知症を予防する科】認知症と深い関係がある「脳の海馬」を萎縮させる新原因が判明! 認知症の新たなリスク「仮面高血圧」を簡単に改善する方法とは?

©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、床嶋佳子さん、中山秀征さん、小林幸子さん
©ABCテレビ 左から:ガダルカナル・タカさん、床嶋佳子さん、中山秀征さん、小林幸子さん

脳の中でも認知症と深い関係がある「海馬の機能」が健康に保たれているかどうか?がわかるテストが実施されます。まず番組では、ミステリー仕立てのショートドラマを見て、その中に出てきた内容をどれだけ覚えているかを問う4択問題が5問、出題されます。

「海馬」はさまざまな機能を持つ脳の中でも、最近起きた出来事や新しく知り合った人の顔や名前など、“短期間の記憶力”を司る場所。海馬が萎縮して衰えが進むと、最近会った人の名前が思い出せない、同じ話を何度もしてしまうなどの物忘れが起きるのだとか。

実はこうした海馬の衰えこそが、認知症へとつながる最初の危険信号。もし先のテストで正解が2問以下だった場合、「認知症のリスクが高い可能性あり」と診断されますが、果たしてゲストたちの結果はどうなのでしょうか?

日本人の3人に1人が患っている!? 海馬が萎縮する新原因とは?

©ABCテレビ ビートたけしさん
©ABCテレビ ビートたけしさん

そして今、この認知症と深い関わりを持つ「海馬」に関する新事実がわかってきたそう。認知症の名医、大石 充先生(鹿児島大学病院副院長)によれば、これまで海馬を萎縮させる原因は肥満や糖尿病、運動不足とされてきたが、実は今、まったく新しい原因がわかってきたとのこと。

しかもその新原因は生活習慣の乱れから起こるもので、なんと日本人の3人に1人が患っている可能性があるのだとか。その新原因とは一体…!?

番組内では、最近物忘れが気になる60代〜70代の女性に協力してもらい、その注目の新原因によって海馬が萎縮している人がどのくらいいるか?を調査。こちらの結果も気になりますよね。

スタジオでは、海馬を萎縮させる新原因としていま注目されている、3つのタイプの「仮面高血圧」について大石先生が徹底解説。そんな中、ゲストの床嶋佳子が「1年ほど前に恋をして、ドキドキしたら血圧が急上昇。歳をとると恋をするのも命がけ」と、驚きの告白をする場面もあります。さらに大石先生が患者さんにも勧めている、仮面高血圧の「簡単な改善法」がVTRで紹介されます。

今回は、3時間スペシャルとあって、見どころがたくさん!

「白米のご飯1杯を食べると増える糖分=角砂糖何個分」なのか、予想してみていただければと思います。今回は血糖値改善レシピも紹介されるのでメモ帳の用意もお忘れなく!

そして、あなたの「海馬の機能」が健康に保たれているかどうかがわかるテスト、テレビの前で是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか? 

気になる詳細は、ぜひ番組でチェックしてみてくださいね。

弘世貴久先生
東邦大学医学部教授
(ひろせ たかひさ)糖尿病治療の名医。大学内の研究室においても糖尿病を主とした高度な臨床研究と基礎研究の両者を行っている。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/metabo/
大石 充先生
鹿児島大学病院副病院長
(おおいし みつる)認知症の名医。垂水市スーパーバイザーとして「健康長寿・子育て支援」への取組も行っている。
https://com4.kufm.kagoshima-u.ac.jp/

番組詳細

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