令和になって判明!「バストサイズDカップ以上の割合」が平成の30年間で3倍に!

今年25周年を迎えたバストメイクブラの代表「天使のブラ」や、楽な着け心地が人気の「スロギー」などで知られるトリンプ・インターナショナル・ジャパンが毎年発表している『トリンプ下着白書』。

100近い質問項目からなるその白書は下着の最新事情がわかる貴重な資料。そのなかでも、今年は女性のバストサイズの大きな変化に注目が集まりました。

現代はB・Cカップがボリュームゾーン、Aカップは12%止まり

生活習慣の変化に伴い生まれた、ボディーラインの変化とは

先日発表された『トリンプ下着白書 vol.19』のブラジャーのカップサイズがこちら。これは、トリンプのホームページでの「あなたの”今”のカップサイズはいくつですか?」との質問への回答。アンケート調査した結果で「Cカップ(27.1%)」「Bカップ(27.0%)」がボリュームゾーンで、次いで「Dカップ(17.0%)」と続きます。AカップよりDカップのほうが圧倒的に多いのですね。

2018年9月トリンプHP調査(N=1,855)

55歳以上ではA・Bカップの割合が過半数超え

次に年代別ブラジャーのカップサイズを見てみましょう。これも上記と同様にトリンプホームページによるアンケート調査。「Aカップ」にフォーカスすると、25〜29歳においては6.7%なのに対し、55歳以上になると20.8%。25〜29歳は「Aカップ」と「Bカップ」を合わせて32.8%と約1/3程度ですが、55歳以上では「Aカップ」と「Bカップ」の割合が過半数を超えています。

2018年9月トリンプHP調査(N=1,855)

1980年はAカップが58.6%、2018年はDカップ以上が53.1%に

さらに詳しく、ブラジャーカップの推移を表したデータがこちらです。これは、トリンプのブラジャー年間売上データより算出したもの。

なんと、1980年はAカップが半数以上を占めています。1992年にはBカップがAカップを上回り、2008年以降はCカップが継続してトップに。1980年には58.6%を占めたAカップは減少傾向にあり、2014年にはFカップがAカップを上回っています。

そして2018年になると、Dカップ以上の割合が53.1%を占めるまでに。1990年(平成2年)は17.6%ですから、なんと平成の30年間で3倍になったということです。

※トリンプのブラジャー年間売上データより算出
※1990年代は隔年、2000年以降は毎年のデータを掲載

その理由は「食生活の変化」と「サイズに対する意識の向上」

平成の30年間で、生き方や考え方だけでなく女性のボディーも多様になったことが、こうして数字で読み取れるのは面白いですね。

トリンプのPRの方によると、女性達のバストが豊かになった理由として考えられるのは、食生活の変化とサイズに対する意識の高さだそう。確かに、下着売り場で採寸してもらったら、カップが1〜2サイズ上がったというのはよく聞く話。そんな経験がこうして数字に表れているのですね。

それに、これは想像の域ではありますが、1980年ごろはまだ、バストが豊かなことを恥ずかしいと思っていた女性が多かったような気がします。それが1990年代にかけて意識が大きく変わり、女性達は自らの体に自信をもち、アピールするように。その象徴がボディコンファッションと言えます。

そして今は、ボディーポジティブの時代。女性のボディーは多様であると同時に、女性の美しさのあり方も多様であるということ。バストが大きくても小さくてもOK。自らのボディーを愛し大切にしながら、ポジティブに生きたいですね。

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この記事の執筆者
文化服装学院卒業後、流通業界で販売促進、広報、店舗開発を約10年経験した後、フリーランスとして独立。下着通販カタログの商品企画などを経て、現在はランジェリーを中心に、雑誌、新聞、ウェブサイトなどで執筆・編集を行なう。モットーは「ラグジュアリーからプチプラまで」。国内外の展示会・店舗を幅広く取材する。
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PHOTO :
AFLO(Image)
WRITING :
川原好恵
EDIT :
石原あや乃