「雨模様」って、どんな状態? 今の季節にふさわしい、ご挨拶の言葉も要チェック!
日本語には、気候に関する言葉が沢山存在します。最近では少なくなったようですが、夏の「暑中見舞い」は、かつては年賀状と並ぶ、定番のご挨拶状でしたよね。
この書き方にも慣習があり、
梅雨明けから立秋(だいたい8月7日ごろ)までの間に送れば「暑中」見舞い
その後から8月末ごろまでに送る場合は「残暑」見舞い
と、実に細やかに気候を表現する、美しい文化が根づいているのです。
ところが、日常会話の中でもよく登場する気候に関する言葉で、多くの人が意味をカン違いしている言葉があります。
平成22年の文化庁の『国語に関する世論調査』で、「雨模様」というなにげない日本語の意味を、なんと43.3%しか正しく理解していない、という結果が出ました。皆様は大丈夫でしょうか?
気候の話題は親密度にかかわらず、気軽に交わせるご挨拶なだけに、間違えると、お付き合いの浅い時点でShame(残念な)女性、と印象づけてしまう恐れをはらんでいます。Respect(尊敬される)女性でいられるように、確認しておきたいですね。
というわけで、クイズです。
【問題1】
「雨模様」という日本語の正しい意味は、以下のどちらでしょうか?
1:雨が降りそうな様子
2:小雨が降ったりやんだりしている様子
あなたは正しく使えているでしょうか? さて、正解は?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:文化庁「国語に関する世論調査」(平成22年)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱