正解は… 2:残暑 3:処暑 の二つです。

1の「立秋」は二十四節季(太陽暦に基づく、季節を表す区切りと、その言葉)のひとつで、

「秋の気配が感じられる頃」を指し、暦の上では8月8日ごろから8月22日ごろにあたる、とされています。

「処暑」は二十四節季のひとつで「暑さのおさまる頃」を指し、暦の上では「立秋」の翌日から、つまり8月23日ごろから9月8日ごろにあたる、とされています。

「残暑」は二十四節季と関係なく「立秋後の暑さ」を表す言葉です。慣例的には「秋」を表す二十四節季の「白露」(9月8~23日ごろ)の前ごろまで使用できます。

現代人の感覚として、夏を思わせる「暑」の入った単語より、「秋」という漢字が入った「立秋」という単語を「後」に使いそうなイメージを持ってしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし、

●8月8~22日ごろ「立秋」

●8月23~9月7日ごろ「処暑」「残暑」

で、その後に「白露」「秋分」が続きます。「秋」のつく言葉が、「暑」より前、というのは面白いですよね。

時候のご挨拶は、とても美しい日本語表現ですので、大人の女性としては、ぜひ使いこなしたいですね。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:文化庁「国語に関する世論調査」(平成22年)
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