本記事では、「素材を大切にして、丁寧につくられた日本のいいものに、今改めて注目したい」という建築家の半谷仁子さんがおすすめしてくれた、天童木工の低座イスについてご紹介します。

家族の人気者になる、リラックスチェア

「椅子のなかでも注目したいのは、リラックスできるパーソナルチェア」と語るのは、建築家の半谷仁子さん。ティータイムを過ごしたり、読書をしたり、うたた寝をしたり…。そんなリラックスできる時間の相棒は、毎日の暮らしを格段に豊かにしてくれます。

「リビングに置くと、不思議とおじいさんも子供も…みんなが座りたくなるの」と、半谷さんが教えてくれたのが、天童木工の低座イス。

60年前、歌舞伎の八代目・松本幸四郎氏の邸宅のために長大作(ちょうだいさく)がデザインした椅子は、割った柿の実をヒントにしたという、大きな丸い座と背もたれが特徴。

シート高が低く、あぐらをかいても足を投げ出してもいい、ゆったりくつろげる椅子です。

さらに、絶妙な角度の背もたれ、床を傷めないようソリのようになっている脚部など、細かい配慮も。美しい家具は使い勝手もいいのです。

天童木工の低座イス

低座イス各¥74,000【幅55×奥行き68.3×高さ65cm、シート高29cm】(天童木工)、ラグ¥120,000(ボンシック マロック)、ケーキスタンド¥22,000(リビング・モティーフ〈エルエスエー〉)、ランタン¥9,500・キャンドル¥3,200(リビング・モティーフ) [Precious2019年8月号239ページ]
低座イス各¥74,000【幅55×奥行き68.3×高さ65cm、シート高29cm】(天童木工)、ラグ¥120,000(ボンシック マロック)、ケーキスタンド¥22,000(リビング・モティーフ〈エルエスエー〉)、ランタン¥9,500・キャンドル¥3,200(リビング・モティーフ) [Precious2019年8月号239ページ]

ファブリックからレザーまで、シートの張り地の色や柄、素材を100種類以上のなかから選べるのも魅力。背と脚はナラ材です。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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PHOTO :
本多康司