ヨーロッパ生まれの「スロギー」というブランドは、1979年に誕生して以来、今年40周年を迎えます。
スロギーといえば、2013年に日本で「ゼロ フィール」=「つけていることを忘れる」ほどの快適さを実現した「sloggi ZERO Feel(スロギー ゼロ フィール)」が記憶に新しい方もいるのでは?
これは日本独自で開発されたもので、幅広い年代・属性の女性の支持を集め、シリーズ累計660万枚(2019年7月末時点)の大ヒットとなり、下着の新しいスタンダードをつくり出したとまでいわれます。
そのスロギーを2016年10月に事業部化したのが、トリンプ・インターナショナル・ジャパン。トリンプのスロギー事業部の担当者に、「ノンワイヤーブラは胸が垂れるのでは?」をはじめとした、ノンワイヤーブラの素朴な疑問を教わります。
ノンワイヤーブラの都市伝説!これって本当?
手持ちのブラのうち、ノンワイヤーブラはどのくらいありますか?
昨今、ブラ市場において、ワイヤーブラより、ノンワイヤーブラのほうが、市場における枚数の割合がわずかに優っているのをご存知でしょうか。2017年にノンワイヤーブラが上回り、2018年にはワイヤーブラが46.70%、ノンワイヤーブラが53.30%となっています(インテージ調べ)。
意外にもノンワイヤーブラの着用者が増えているようですね。
そんなノンワイヤーブラについて、日ごろ、ちょっと疑問に思うことはありませんか? そこで今回は、スロギーの担当者に、よく耳にする「ノンワイヤーブラの都市伝説」は本当なのか、聞いてみました!
■1:「ノンワイヤーブラに慣れてしまうと胸が垂れる」は本当?
「ノンワイヤーブラだからといって、胸が垂れてしまうわけではありません。大事なことは、ワイヤーブラでもノンワイヤーブラでも、体のサイズに合ったものを着用することが、バストシルエットを保つのに大切なポイントです」
■2:「ノンワイヤーブラは歩いているときに胸が揺れる」は本当?
「現在、ノンワイヤーはバリエーション豊富に進化しており、『軽スポーツ向け』や『サポート性をもたせたタイプ』などが登場しているので、普段の生活やウォーキング等の軽運動時に揺れが気になる方は、サポート性のあるノンワイヤーブラをお選びいただくのがおすすめです」
■3:「50代以上になると胸の形が崩れるのでノンワイヤーブラは推奨しない」は本当?
「年齢に関わらず、バストと体のサイズに合っていないとバストシルエットを保ちにくくなります。『バストがつぶれていないか?』『カップが浮いてないか?』『アンダーのサイズはちょうどいいか?』など、ご自身の体のサイズとバストに合ったものを選んでいただくことが大切です」
■4:「ノンワイヤーブラは胸を締めつけにくいのでストレスフリー」は本当?
「ワイヤーが入っていないので、1日中着用してもワイヤーによる体への当たりや締めつけを気にすることがなく、快適に過ごせるのでストレスフリーといえます」
■5:「ノンワイヤーブラは自宅でつけるもの」は本当?
「確かに家でリラックスしているときに着用するもの、というイメージが強くありますが、現在はさまざまなシーンに着用できるようバストメイクにこだわったタイプや、サポート性をもたせたタイプ、ストラップの細いタイプなど、バリエーション豊富に進化していますので、ONシーンにも着用いただけます!」
いろいろと誤解していた部分が多かったようですね。
これまでノンワイヤーブラを着けるのを避けていた方も、改めて、選択肢に入れてみるのもいいかもしれません!
ノンワイヤーブラの賢い選び方
ノンワイヤーブラは、普通のブラと比べて、どんなことに気をつけて選ぶのがよいのでしょうか?
■1:試着をして自分に合ったサイズを選択
「ワイヤーブラと同様、ご自身に合ったサイズを選択することが大事です。ノンワイヤーブラはS、M、L等のサイズ展開が多く、お洋服と同じ感覚で選べ、試着しなくても失敗は少ない商品でありますが、より、ベストなものを見つけるためには試着をおすすめします」
■2:体の動きについてくるか、つっぱり感や違和感もチェック
「試着の際には体を動かしてみて、体の動きについてくるか、つっぱり感や違和感がないかもチェックポイントです」
■3:目的に合ったタイプを選ぶ
「バストメイクに重視したタイプや軽スポーツ向け、肌当たりの優しさにこだわったタイプなど、さまざまなノンワイヤーブラが生まれているので、目的に合ったタイプを選ぶことも大切です」
ノンワイヤーブラとひと口にいっても、今はさまざまな種類があり、工夫も施されています。用途や好みに応じて、選んでみるのもよいかもしれませんね。
問い合わせ先
- sloggi TEL:0120-104-256
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利