3か月で1万個突破の「南山手ステンドグラスプリン」はなぜ人気?

発売開始から3か月で1万個以上販売され、SNSを中心に話題となっているプリンが、長崎県長崎市の「長崎南山手プリン」で販売されている「南山手ステンドグラスプリン」です。

南山手ステンドグラスプリンを中心に、南山手プリンが並んでいる画像
長崎南山手プリンの「南山手ステンドグラスプリン」¥420(税込)

こちらのお店は、2019年春にオープンしたばかりの、新しいプリン専門店。「南山手ステンドグラスプリン」は、本店限定で販売されている1番人気のスイーツなんです。本記事では、プリンの人気の理由に迫ります。

 ■1:世界遺産「大浦天主堂」の美しさがそのままプリンに

長崎市南山手町には、2018年夏に世界遺産に認定された「大浦天主堂」があります。ゴシック調の教会で、聖堂内を飾るステンドグラスが美しく、観光客にも人気のスポットです。長崎南山手プリン本店は、大浦天主堂へと向かう、グラバー通り沿いにあります。

そして「南山手ステンドグラスプリン」は、この大浦天主堂のステンドグラスをモチーフとした商品。色合いや味を表現するために、約半年間、何度も試作を重ねて完成したものだそうです。

「南山手ステンドグラスプリン」の商品写真
世界遺産「大浦天主堂」をモチーフにした美しいジュレとプリンがマッチ。

ステンドグラスの鮮やかな色合いを表現したジュレ部分には、赤・青・黄色の3種の天然素材が使われており、着色料不使用であることもポイント。赤色のジュレは「ローゼル」と呼ばれる花の色素を煮出して抽出。青色のジュレにはブルーハーブの「バタフライピー」、黄色にはパイナップルのピューレを使用しています。

世界遺産「大浦天主堂」の幻想的な風景を思わせるような、カラフルな色合いが美しいですよね。思わず写真に収めたくなる! というSNSでの人気の声にも頷けます。

■2:見た目だけじゃない! 美味しさの秘密

また、こちらのプリンの人気の理由は、見た目だけではありません。味や食感にもお店のこだわりが詰まっています。おいしさの秘密は、その厳選された素材にあるようですよ。

「南山手プリン(プレーン)」の商品写真
こちらは同店で販売されている「南山手プリン(プレーン)」。

 プリンのベースとなる牛乳は、地元長崎県産の新鮮な「雲仙牛乳」を使用し、なめらかでとろける食感に。また、マダガスカル産天然バニラビーンズを100%使用するなど、本格的なおいしさにもこだわっているそう。どこか懐かしく、優しい甘さが特徴です。

厳選した天然素材を使用し、保存料や着色料を一切使用していないため、賞味期限はたったの1日。現在は通販も行っていないため、「南山手ステンドグラスプリン」は現地でしか味わえないスイーツということに。このプリンを目的に現地を訪れる方も増えているそうです。


長崎南山手プリンでは、「南山手ステンドグラスプリン」のほかにも、プレーンや塩キャラメル、いちごなど、長崎県産の地元素材にこだわった、さまざまなプリンを取り扱っています。

長崎のスイーツの新定番、「南山手ステンドグラスプリン」。異国情緒あふれる長崎のロマンと、1万個売り上げたプリンのおいしさを、旅先で味わってみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。