ファッションやメイクに注目が集まる、メーガン妃。ザ・ロイヤルスタイルのきちんと系のキャサリン妃と比べて、肩の力の抜けたこなれた系のメーガン妃のファッションやメイクは、一般女性でも取り入れやすいのが魅力です。
そんなメーガン妃のアイメイクのポイントを、Precious.jp内の「美人見えエイジレスメイク」の連載も大人気、ヘア&メイク長井かおりさんが分析。
目元の印象を強めるメーガン妃の、囲み目メイクのポイントをご紹介します。
スモーキーなアイシャドウで囲んだ、抜け感EYEが今っぽい!
グレーのアイシャドウに黒のラインで目まわりを囲んだアイメイクでおなじみのメーガン妃。彼女のスモーキーなアイメイクは、目元を引き締める効果絶大。つまり、日本人の腫れぼったいまぶた、加齢によるたるんだ目元にぴったりなのです。
「メーガン妃のスモーキーアイメイクの特徴は、ブルーグレーのアイシャドウを使った囲み目です。囲み目アイメイクは、十数年前にも流行りましたが、そのころのアイメイクとは大きく違う点が3つあります」と長井さん。平成に流行った囲み目との違いをリストアップしていきますね。
【メーガン妃の囲み目メイクポイント】
■1.アイラインは上まぶたのみに入れる
平成の囲み目はアイラインで目の縁を上下囲んでいましたが、メーガン妃がお手本の令和の囲み目は、アイラインを引くのは上まぶたのみ。目尻を跳ね上げたりせず、目の形に沿ってあくまでナチュラルに。目の下のキワは、スモーキーなアイシャドウだけで縁取るの肝。
■2.アイシャドウは単色使いで
平成の囲み目には、同系色のアイシャドウでまぶたにつくるグラデーションが欠かせませんでした。メーガン妃の囲み目はに、グラデーションは不要。アイシャドウの単色使いでシンプルに仕上げ、抜け感を出しているのがポイントです。
■3.ハイライトを効果的に使う
メーガン妃は、ハイライト使いの達人。ベースメイクでもツヤ感を味方につけ、生き生きとしたハリ肌を演出していますが、アイメイクでもハイライト使いが絶妙です。「女神スポット」と呼ばれる目頭にハイライトを効かせて、目元に強さと艶やかさを。メーガン妃は、カジュアルなシーンでは、目の下にもハイライトをオン。涙袋をふっくらと見せ、フェミニンさをアップ!
日本女性がメーガン妃の囲み目を真似する際に気をつけたいのが、アイシャドウの色選び。メーガン妃の定番は、青みの強いグレーのアイシャドウですが、黄みを帯びた日本女性が青みの強いグレーを使うと、顔色を悪く見せてしまうことも。
「おすすめしたいのは、今季トレンドの透明感のある『くすみ色』です。日本人の肌に溶け込むようになじみながら目元を強め、上品かつ知的な印象に仕上げてくれます。アイラインはリキッドではなくぼかしやすいペンシルタイプを。カラーは、ブラックかグレーがおすすめです」と長井さん。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)、Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与