まぶたが重く被っていて、アイラインが上手に引けない、ハリがなくなりちりめんジワが増え、アイシャドウがキレイにのらない…。これが40代の上まぶたの現実。
重くなったまぶたは、腫れぼったくなったように見えるので、ただのむくみと勘違いしてしまう人も…。これはむくみではなく、眉頭あたりにある皺眉筋(しゅうびきん)と目の周りをぐるりと囲んでいる眼輪筋の硬直が大きく関わっています。
ここで紹介する、村木さんのメソッドではこの目周りの筋肉に深く圧をかけてほぐし、弾力を取り戻すことで、上まぶたをキュッと引き上げるのが目的。
ご存知の通り、デリケートな目元は強いマッサージは危険!でもこのメソッドは摩擦が起こらず、刺激を与えないから安心ですよ。
上まぶたのたるみを解消する、眉の筋肉ほぐしメソッド
■Step1:眉部分に圧をかけて「うんうん」「いやいや」と首を振る
眉頭あたりにある皺眉筋と、目をぐるりと囲んでいる眼輪筋の上部に圧をかけるメソッド。人さし指をカギ形に曲げて、第1関節〜第2関節の間の平らな面を眉部分に当て、「うんうん」「いやいや」と首を小さく縦と横に振る。これを5セット繰り返します。机があれば、肘をついて行うとより安定して、しっかりと圧をかけることができますよ。
■Step2:眉頭、眉の中央、眉尻の3カ所に分けて行う
Step1の動作を、眉頭、眉の中央、眉尻の3カ所に分け、位置をずらしながら、左右同時に行います。目尻はこめかみ方向に引き上げるように行うとリフトアップ効果が高まります。深く圧をかけることで、リンパの流れが良くなり、むくみ解消作用も。
【まとめ|上まぶたのたるみを解消する、眉の筋肉ほぐしメソッド4か条】
1.まぶたが重く被るのは、皺眉筋、眼輪筋の硬直によるたるみも原因のひとつ。
2.デリケートな目元は強いマッサージは厳禁。こすらずに皺眉筋、眼輪筋に圧をかけてほぐすのが得策。
3.皺眉筋、眼輪筋がほぐれて、しなやかなハリを取り戻すとたるみまぶたもグッと引き上がる。
4.目周りの循環が良くなり、眼精疲労の解消にも。目がぱっちりと開けやすくなる。
以上、上まぶたのたるみを解消する、眉の筋肉ほぐしメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は9月21日の更新です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子