1952年に発売されたスコッチウイスキー「ローヤルサルート」。このブランドの誇り高き名は、1953年に行われた英国女王エリザベス2世の戴冠式で放たれた、英国王室への敬意を表する21回の皇礼砲(ローヤルサルート)に由来する。ブランドの名に恥じぬよう、品位と伝統を継承しフラッグシップアイテム「ローヤルサルート21年 シグネチャーブレンド」がリニューアルした。
イギリスの歴史に深く関わるテムズ川
ギフトボックスの正面パネルは、6か所のダイカット(穴)が配され、閉じた状態でも中を見ることができるユニークな構造になっている。左上から右下に向かって斜めに走る帯状のデザインと、中央のダイヤモンドフォルムは英国王室が纏うサッシュと勲章を誇り高く表現している。内側には、かつてロンドン塔に600年以上も存在した「王立動物園」をモチーフに、カラフルでウィットに富んだイラストが大胆に描かれている。
当時、「王立動物園」には、英国王室に捧げられた60種以上にも及ぶ動物が集められ、真に王室権威の象徴のひとつだった。このイラスト、数々の賞に輝いたファインアーティスト、クリスチャーナ・S・ウィリアムス氏が手がけ、 「ローヤルサルート」の品位と伝統を継承しつつも、大胆で現代的、且つ創造性に溢れるラグジュアリーなデザインに仕上がっている。
また、「ローヤルサルート」の商品に使われている磁器のボトルは、高度な職人技によって造られ、力強さと品格を現代的に表現。今回のリニューアルでは、磁器ボトルとゴールドに輝くコルクストッパーを旧ボトルから踏襲し、ネックラベルは正面のダイヤモチーフに“21”の熟成年数を示してエージステートメントをより強調するデザインに刷新している。
ローヤルサルート21年 シグネチャーブレンド
ギフトボックスの内側には、かつてロンドン塔に600年以上も存在した「王立動物園」をモチーフに、カラフルでウィットに富んだイラストが施されている。エリザベス2世の王冠のサファイアを象徴したブルーをメインカラーに、力強さと品格を現代的に表した磁器のボトルと、金色に輝くコルクスストッパーを旧ボトルから踏襲。
【テイスティングノート】
香り/洋梨や柑橘類の豊かで力強い香りに、秋に咲く花を想わせるアロマが続き、甘美なバニラとドライな樽香が、ほのかなシェリーの香りとスモーキーさと共にエレガントに漂う。
味わい/甘いオレンジマーマレードとフレッシュな洋梨を感じさせる贅沢な味わいが、豊かなスパイス香、ヘーゼルナッツの香ばしさ、そしてわずかなスモーキーさと共に心地よく広がる。
フィニッシュ/長く続く豊かな余韻
ローヤルサルート21年 モルトブレンド
新しくラインナップに加わる「ローヤルサルート21年 モルトブレンド」は、21年以上熟成の貴重なモルトウイスキーを21種類以上ブレンド。ひとつひとつのモルトウイスキーが奏でる個性が調和した、まさに “シングルモルトのシンフォニー” といえる逸品。商品デザインは、王冠のエメラルドを象徴するグリーンをメインカラーに採用。
[テイスティングノート]
香り/熟した柔らかい果実を想わせる「香りの旋律」は、洋梨、桃、マンダリンオレンジを想起させ、そこにカシスのジャム、スミレの香りも漂う。
味わい/あんず、クリーミーバニラ、バナナクレームブリュレを想わせるとても甘く豊かな味わいに、クローブのほのかなスパイス感が続く。
フィニッシュ/長く続く、豊かでフルーティーな余韻。
ローヤルサルート21年 ブレンデッドグレーン
「ローヤルサルート21年 ブレンデッドグレーン」は、 21年以上熟成のグレーンウイスキーのみをブレンドした大変稀少なウイスキー。主にアメリカンオーク樽で熟成したグレーンウイスキーをブレンドすることで、心地よいクリーミーな甘さを生み出している。あえて冷却濾過を行わないノン・チルフィルタード製法と46.5度という高めのアルコール度数を採用することで、より原酒本来の味わいが楽しめる。冬の雪景色を現代的に描いた美しいギフトボックスと、シルバーのコルクストッパーを合わせた真っ白な磁器ボトルが高級感を演出。
【テイスティングノート】
香り/上品なバニラアイスクリームに添えられたクリーミートフィー、柔らかい桃、ジューシーなラズベリーを想わせる甘美なアロマが溢れだす。
味わい/はちみつ、オレンジマーマレード、そしてローストしたヘーゼルナッツのほのかなフレーバーが幾重にも重なりあう、甘くてなめらかな味わい。
フィニッシュ/バランスのとれた甘い余韻。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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