ファッションジャーナリストの藤岡篤子さんが、現在開催中の2020年SS ロンドンコレクション会場で見つけた、おしゃれなファッショニスタをリアルタイムでご紹介する本企画。本日は、3日目の様子をお届けします!

ロンドン・コレクション3日目、ロンドンはまだまだ夏日です!

ciao、藤岡篤子です。9月のロンドンは、朝夕は風邪を引く人が出るぐらい寒いのに、日中の日差しの強さときたら、真夏並み。もう間違いなく、日焼けしています。

どうしてロンドンには、日傘をさす人がいないのかな? 日本では、男性で日傘をさす方まで出てきているというのに。朝は気持ちの良い冷たい空気を胸いっぱいに吸いながら、Victoria and Albert Museum(ヴィクトリア&アルバート博物館)を見ながら、South Kensington station(サウス・ケンジントン駅)へ。この景色は毎日、見ても飽きません。

歴史的建造物の美しさ
歴史的建造物の美しさ

歴史的建造物に囲まれる環境の素晴らしさは、心が癒され、穏やかになります。

心踊る仕掛けが満載! ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)の展示会をレポート

3日目のコレクションの様子
3日目のコレクションの様子

朝のコレクションの後、伺ったのはANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)の展示会です。カーパークに作られた迷路を抜けると、そこにはアニヤの「ポストボックス」の新作がずらり。

新作として登場したポストボックスバッグ
新作として登場したポストボックスバッグ

登場したのは、ポストボックスバッグ!

異素材などバリエーション豊富に登場!
異素材などバリエーション豊富に登場!

「郵便は最も初期のソーシャルメディア」とし、The Postal Museum(英国郵便博物館)とコラボした展覧会も予定されています。大きな開口部があるので、使いやすそうな機能性の高いデザインです。

心踊るカリグラフィー体験も!
心踊るカリグラフィー体験も!

展示会場には、カリグラフィー(アルファベットの書道のようなもの)のエキスパートが丁寧に書き方を指導してくれ、書いたものを自分の住所に投函してくれるサービスも。これがもう、楽しくて止められません。

文房具のラインナップも!
文房具のラインナップも!

同時にかわいいカリグラフィーに関する文房具も並べられ、購入することもできます。パッケージもかわいくて、つい買いたくなる気持ちを抑えました。まだこれから長いから(笑)。

切手デザインのクッキーも登場
切手デザインのクッキーも登場

ケータリングのクッキーも、切手のデザインでかわいい〜❤

相変わらず美しい、デザイナーのアニヤ・ハインドマーチさんをキャッチ

いつでも朗らかなアニヤさん
いつでも朗らかなアニヤさん

アニヤさんともばったり。変わらぬ優しい笑顔が素敵です!

美しい出で立ちのアニヤさんのスタイリングをチェック!
美しい出で立ちのアニヤさんのスタイリングをチェック!

グレーのテーラードジャケットに黒のマキシスカートという抑えた色調に、オレンジの携帯ストラップが効いています。

おしゃれな会場から、本日のNo.1をクローズアップ!

会場にはアニヤ・ハインドマーチのキャラクターを反映するように、落ち着いていて、おしゃれ度の高い大人の女性がたくさん集まっていました。その中で私がいちばん気になったのが、この白いブラウスとデニムスカートの女性です。

個性が光る着こなしが素晴らしい
個性が光る着こなしが素晴らしい

エスニック風の白のブラウスは、大きな袖と素朴なレース使いで、フェミニン過ぎるほど。たっぷりした分量が、シンプルな’70年代風のデニムのカジュアルさを引き立てています。

ヘアスタイルまでパーフェクト!
ヘアスタイルまでパーフェクト!

ナチュラルなヘアに、さりげなく赤やブルーのカラフルなスカーフを巻いているところも、なかなかおしゃれ上級者と見ました。

美女と思わぬ偶然の再開!!

コレクション会場でも際立つ着こなしは流石!
コレクション会場でも際立つ着こなしは流石!

アニヤ・ハインドマーチの展覧会会場を後にし、次のショーへ。急ぎ着席したら、何と先ほどの女性がランウェイの向かい側に座っているではありませんか!

こうやって全身を見ると、ゴールドをとても上手に取り入れているのがわかります。細いゴールドチェーンのブレスレットも、細いゴールドストラップのサンダルも、主張し過ぎることなく、白のブラウスとブルーデニムのシンプルさを上品に大人の雰囲気に仕上げる、名脇役の役割を果たしています。

ゴールドは大胆によりも、密やかに取り入れる方が、遥かに繊細なテクニックが必要ですものね。ナチュラルでさりげなく、大人の貫禄も漂わせていたマダムです。

派手なおしゃれは誰でもできるけれど、これだけ、控えめながら細部に凝っているおしゃれは、素晴らしいと感じました。


以上、藤岡篤子さんが現在開催中の2020年SS ロンドンコレクション会場で見つけたおしゃれなファッショニスタをリアルタイムでご紹介する企画、DAY3をお届けしました。

藤岡篤子さんのインスタグラム(@fiorinatokyo)でもロンドンコレクションの様子が投稿されていますので、そちらもチェックしてくださいね!

ロンドンコレクション速報記事

この記事の執筆者
1987年、国際羊毛事務局婦人服ディレクターとしてジャパンウールコレクションをプロデュース。退任後パリ、ミラノ、ロンドン、マドリードなど世界のコレクションを取材開始。朝日、毎日、日経など新聞でコレクション情報を掲載。女性誌にもソーシャライツやブランドストーリーなどを連載。2000年より情報用語辞典『イミダス』でファッション分野を執筆。毎シーズン2回開催するコレクショントレンドセミナーは、日本最大の来場者数を誇る。好きなもの:ワンピースドレス、タイトスカート、映画『男と女』のアナーク・エーメ、映画『ワイルドバンチ』のウォーレン・オーツ、村上春樹、須賀敦子、山田詠美、トム・フォード、沢木耕太郎の映画評論、アーネスト・ヘミングウエイの『エデンの園』、フランソワーズ ・サガン、キース・リチャーズ、ミウッチャ・プラダ、シャンパン、ワインは“ジンファンデル”、福島屋、自転車、海沿いの家、犬、パリ、ロンドンのウェイトローズ(スーパー)
WRITING :
藤岡篤子
EDIT :
石原あや乃