ADOREやBODY DRESSINGなどを手掛けてきた酒井典子さんがディレクションを務めるとあって、本格ローンチ前から注目を集めていたブランド、ebure(エブール)。2017年4月にはGINZA SIXに1号店がオープンしました。
そして、先日行われた2017年秋冬の展示会。昨年の2016年はアウター数型のみの展開だったので、初の本格的な秋冬コレクションとなる今回。素敵なアイテムをたくさん見つけたので、早速レポートします!
素材、ディテールにこだわったコートがずらり
まず最初に目についたのが、コートの型数の多さ! 全部で10型、さらにそれぞれカラー展開があり、圧巻です。
どれもベーシックな形をベースに、上質な素材を使い、さりげなくドロップショルダーや、切りっぱなしなど、細かなデザインやディテールで差をつけています。一見普通で、着てみると洗練されて何かが圧倒的に違う、そんな大人の女性にうれしいコートたちです。
メインで展示されていたこちらのシャギーコートは、ノーカラーでスッキリしたロングタイプ。シャギーコートやフェイクファーコートは、安っぽくもなりがちなアイテムなので、大人が着るときには質感選びは最重要です。
こちらのコートなら、そんな心配は皆無! ずっと触っていたくなるようななめらかな質感に、チラ見えする裏側まで丁寧に始末された、まさに大人のためのコート。
ときには迫力が出すぎるロングコートですが、背の低い人でもコートに着られることがない、白とグレーの淡いカラーバリエーションも魅力です。
大人の女性にぴったりな、こんなカジュアルコートも発見しました! 羊革のボア仕立てで、フード部分は表革とボアを逆に使ってアクセントに。
ボアコートの内側。黒のレザーパイピングは内側の処理にも施され、まさに大人のラグジュアリーカジュアル。ほかのコートよりはお値段が張るのですが、かっちりしすぎず、くだけすぎずの絶妙なデザインのバランスと上質さは、ebureならではと思いました。
トレンチタイプのロングコートも。しっかりした大きめの襟で、小顔見せ効果もアップ!
淡いグレーに白が効いたフィールドコート型のコートは、ウール×モヘアで少し起毛したかわいらしさもある一枚。
シンプルなノーカラーコートが、スポーティになったのがこちら。袖の切り替えやポケットがポイントに。ポリエステルとレーヨン、ウレタンの混紡で扱いやすく、お値段もお手ごろです。
秋冬の最新スタイリングをチェック!
ワイドパンツの流れは継続! サイドや胸元のカッティングが特長のニットプルオーバーで、スッキリとした縦長シルエットを実現。
エスニックな柄があしらわれたプリントブラウスに、ワイドパンツを合わせて。柄に視線を集め、腰回りを美しく見せるよう計算されたパンツなら、白パンツを敬遠していた人でもトライしやすい!
透け感が美しいシルクシフォンのチュニックブラウスに、切りっぱなしのスウェット素材のワイドパンツで、上品なのに力の抜けた異素材MIXスタイル。
プレスの泉 有紀さんはボリュームトップスにハイウエストパンツのコーディネート。このパンツ(¥46,000 )は、テーパードできちんとして見えるのに、ウエストを締めすぎず、動きやすいシルエットで長時間気負わず着ていられるんだそう。シャツでもニットでもどんなトップスとも好相性で、働く女性にうれしいアイテムですね。
ベーシックカラーに加え、マスタードやロイヤルブルー、赤などを差し色に。
ほかにも、ニットやレース使いのアイテムが多数お目見え。ハンサムだけど、女性らしさもしっかりあるのが今回の展示会の特徴でした!
ebure(エブール)2017秋冬展示会の新作は7月から店頭に並び始めます。ebure GINZA SIX店のほか、全国のロンハーマン11店舗(千駄ヶ谷、二子玉川、六本木、有楽町、辻堂、逗子マリーナ、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡店)でもebureの商品を取り扱い中。
ご紹介した以外にも、オフィスに着ていきたいアイテムがたくさん登場するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
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- Precious.jp編集部
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- 構成/安念美和子