ピンクのアイテムを使った秋の装いを、ラグジュアリーマガジン『Precious』から集めました。ピンク系アイテムでつくるコーデや、ピンクとベージュの好相性コーデ、ピンクのコートコーデなど、女性らしいピンクコーデをご紹介します。大人のピンクの着こなし方を、明日のコーディネートの参考にしていただければ幸いです。

【目次】

レディース秋のピンクコーデ


【1】ピンクカーディガン×ネイビーパンツ

ピアス・バングル (エルメスジャポン)、カーディガン (ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、デニムパンツ (ゲストリスト〈レッドカード〉)、バッグ (ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カーディガン (ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、デニムパンツ (ゲストリスト〈レッドカード〉)、スカーフ・ピアス・バングル (エルメスジャポン)、バッグ (ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ピンクのニットカーディガンにデニムを合わせ、バッグをクロスボディにした華やかなパンツスタイルです。

カーディガンやニットのV開き対策は、悩みの種。Tシャツでは心もとないし、ボウブラウスだとエレガントすぎる。ニットに色のトーンを合わせたスカーフを胸元にコンパクトにあしらって、上質カジュアルに。

【2】ピンクスカート×グレーニット

カーディガン・ニット(スローン)、スカート(クルチアーニ 銀座店)、ピアス(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、バングル(エスケーパーズ〈タプレイ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カーディガン・ニット(スローン)、スカート(クルチアーニ 銀座店)、ピアス(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、バングル(エスケーパーズ〈タプレイ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

繊細なシェルピンクのプリーツスカートを楽しむ日こそ、ダークグレーのツインニットで甘さを中和させて。軽やかなシルク素材にランダムプリーツを施した、クルチアーニらしい精巧なつくりのスカートは、大人のフェミニンスタイルを盛り上げてくれます。バッグ&シューズもニットにリンクさせ、濃いグレーやブラックできりりとまとめて。

【3】ピンクニット×白カットソー×ライトグレーパンツ

デニム(エージー ジャパン)、ニット(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、カットソー(スローン)、ピアス・ネックレス・ブレスレット(TASAKI)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ニット(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、カットソー(スローン)、デニム(エージー ジャパン)、ピアス・ネックレス・ブレスレット(TASAKI)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

心躍るきれい色のニットと、色落ち加工を施したグレーみを帯びたやわらかな印象がもち味のウォッシュドデニムで、軽やかに。顔色を明るく照らすピンクニットの襟元やすそから、白のカットソーをちらりとのぞかせ、カジュアルな装いにメリハリをつけて。

【4】ピンクワンピース×ピンクパンツ

イヤリング『ラブ』・ネックレス『カクテュス ドゥ カルティエ』・時計『パンテール ドゥ カルティエ』・リング『マイヨン パンテール ドゥ カルティエ』・バッグ『ガーランド ドゥ カルティエ』(カルティエ)、ワンピース・パンツ(ドレステリア銀座店〈ローベリイテ&シーオー〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ワンピース・パンツ(ドレステリア銀座店〈ローベリイテ&シーオー〉)、イヤリング『ラブ』・ネックレス『カクテュス ドゥ カルティエ』・時計『パンテール ドゥ カルティエ』・リング『マイヨン パンテール ドゥ カルティエ』・バッグ『ガーランド ドゥ カルティエ』(カルティエ) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

旬のワンピースとパンツのセットアップを、濃いめピンクのプラムカラーで取り入れたスタイリング。大勢のゲストと挨拶するお仕事関係のレセプションで、ひと目で印象づけられる装いです。サボテンモチーフのカルティエのネックレスは、先端で煌くグリーンの天然石が、プラムカラーの上でよく映えて。手元には艶やかなイエローゴールドを重ねて、いっそう華やかに。

【5】ピンクブラウス×ライトグレーパンツ

ブラウス・パンツ(ebure)、ピアス・ネックレス(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ブラウス・パンツ(ebure)、ピアス・ネックレス(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

艶のあるワイドパンツとブラウスという、理想的な組み合わせ。こんな鮮やか色のブラウスも派手に見せず、あくまで上品でチャーミングな印象に仕上げるのも、グレーの実力。バッグで色をリフレインしたなら、靴は黒で引き締めるバランスが大人流です。

【6】ピンクブラウス×黒スカート

ブラウス/製品は仕様が変わります・スカート(フェンディ ジャパン)、スタッズイヤリング/シングル価格・リング(ショーメ) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(フェンディ ジャパン)、スタッズイヤリング/シングル価格・リング(ショーメ) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

端正なワイドカラーと、クラシックな透けるそでに対して、身ごろのスポーティなストレッチ素材のコントラストが、モード感を誘うフェンディのブラウス。オーガンジーの黒のプリーツスカートを重ねて、透け感のグラデーションを楽しんで。

【7】ピンクベージュスカート×白ニット

スニーカー・バッグ(トッズ・ジャパン)ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)サングラス(アイヴァン)ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアム バイ イレアナ・マクリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スニーカー・バッグ(トッズ・ジャパン)、サングラス(アイヴァン)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアム バイ イレアナ・マクリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

淡いアプリコットに、やわらかな白のニット&ストールがとろける、フェミニンなスカートコーディネート。ピンクベージュの繊細なカットワークレザーのスニーカーで、ラグジュアリーな外しを。バッグはエレガントなものを選んで、品格をキープしましょう。

【8】ピンクパンツ×白シャツ

パンツ(プラチナ JAPAN〈プラチナ01〉)、シャツ(レリタージュ マルティニーク〈レリタージュ マルティニーク〉)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド〈フレッド〉)、バッグ・ストラップ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
シャツ(レリタージュ マルティニーク〈レリタージュ マルティニーク〉)、パンツ(PT JAPAN〈PT01〉)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド〈フレッド〉)、バッグ・ストラップ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ボリュームのあるシャツと、クロップドパンツの組み合わせが、いつもの白シャツスタイルを旬のバランスへと更新。主役にしたカラーパンツは腰周りのゆとりと、すそに向かって細くなるテーパードラインが、メンズから派生したパンツ専門ブランド「PT01」らしい1本。クラシック感のあるスクエアなマーク・クロスのバッグを合わせ、派手になりすぎないよう大人の品格を漂わせて。

【9】ピンクニット×グレーコート×白パンツ

コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

マニッシュなジャケットコートに、爽やかなオフホワイトのスティックパンツで、すっきりとした縦シルエットを強調。トップスには、顔周りを華やかに彩るピンクのニットを選んで、好感度アップを図りたい。

ピンク×ベージュの好相性コーデ


【1】ピンクパンツ×ベージュコート×ベージュニット

コート・ニット・パンツ・ベルト・ストール・バッグ(三喜商事〈ア二オナ〉)、ネックレス/首元から・ (ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ・ベルト・ストール・バッグ(三喜商事〈ア二オナ〉)、ネックレス/首元から・ (ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

淡いピンクのパンツを投入しつつ、全体のグラデーショントーンをベージュ系でくずすことなくまとめた、若々しく品のあるコートスタイル。ベルトやストールに少し濃いめのブラウンを差し、きりっとまとめるのがセンスアップの秘訣。

ピンクのコートが主役のコーデ


【1】ピンクコート×ベージュワンピース

コート・ワンピース・ピアス(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ワンピース・ピアス(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

今季を代表するのは、たっぷりとしたロング丈のコート。軽やかなダブルフェースのピンクのコートは、まとうだけでおしゃれ心を高揚させる一枚です。しかもピンクはシックさが漂う絶妙な色味で、メンズのクラシックなテーラースタイルをベースにしているから、甘くなりすぎません。肌触りがやわらかな、カシミアベースなのも魅力です。コートはダブルブレストを彩る黒ボタンがアクセントに。

【2】ピンクコート×黒ニット

コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(ブラミンク)、ピアス・ペンダント(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(ブラミンク)、ピアス・ペンダント(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

冬に京都に旅行をすることを想定した、ピンクと黒の冬コーディネート。アウターには、大人の愛らしさが漂うピンクのカシミアコートを選択。定番チェスターの襟を大きめにして、新たなバランスに仕立てたコートは、すっきりとしたシルエット。黒で全身をミニマムに、コンパクトに見せつつ防寒し、顔色はピンクのコートで明るく見せるのがポイントです。

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