現在、開催されている2020年春夏のコレクション会場で、ファッションジャーナリスト・藤岡篤子さんが見つけた、おしゃれなファッショニスタたちをご紹介するこの企画。本日は、パリ コレクション5日目の様子をお届けします。

いつも驚きがいっぱい!世界観が確立されたTHOM BROWNE(トム ブラウン)のコレクションをレポート

ciao、藤岡篤子です。

パリコレもちょうど中盤。そろそろ取材している私達も、ぐったりしてきました。今日は、そんな気分も吹き飛ばしてくれる、ワクワクするコレクションがありました! そう、目の覚めるようなコレクションといえば、THOM BROWNE(トム ブラウン)を外すわけにはいきません。

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THOM BROWNE(トム ブラウン)の2020 SS コレクションの会場演出。細長い線(コードレーン)を使ったオブジェが!

フランスの国立高等美術学校、エコール・デ・ボザール(École nationale supérieure des Beaux-Arts, ENSBA)の講堂で開催されたコレクションは、会場演出もトラッドな素材使いが面白く、典型的なトラッドの夏素材である「コードレーン」でつくられたオブジェや花園が広がります。

トム ブラウン ラヴァーが披露したアイコニックな着こなし4選

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トム ブラウンの服を独自にアレンジしたオシャレなマダム
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グリーンカラーを効かせたキュートなトム ブラウン ラヴァーのマダム

来場者も熱狂的なファンが多いようで、トム ブラウンの服を個性的に装った人達がいっぱい! でも、制服のように着こなすより、私はこのくらいリラックスしてかわいく着るほうが、服の良さも個性も引き出せるように思います。

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女性らしくフェミニンに着こなしたマダム

シャツとミニスカートだけのスタイリングですが、ジャケットのボタンを外し、さりげなくトム ブラウンのアイコニックなストライプを着こなしのアクセントにしたり…。ピンクが女性らしさしさを引き出していますね。

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ワンコまで!? オール、トム ブラウンでコーディネートしたマダム

あら、こんなガチガチに同じブランドで決めるのも、最近では珍しいですね! やっぱり、この独特な世界観が、目を引きますね。

デイリーに取り入れたい!会場でキャッチした、エレガントなデニムスタイル3選

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トム ブラウンを上品に着崩した、デニムスタイルのマダム

会場前でパパラッチに囲まれていた女性は、裾を長く折りあげたデニムパンッとツイードジャケットの組み合わせ。これは折り返しの長さが、全体のバランスをカジュアルかつトレンディーに見せています。

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ラッフルブラウスが素敵なエレガントなスタイル

私はこんなエフォートレスな着こなしも大好き! たっぷりした袖のロングブラウスとデニムを合わせ、カラーとボリュームを活かしたシンプルなスタイル。

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線列のホワイトをスパイス役に迎え、トレンディーにアップデート

ゆるっと決まったニーハイブーツにデニムを合わせた、ISABEL MARANT(イザベル マラン)のセーターを合わせたこちらのマダム。

それぞれに着慣れたデニムに、ブランドのトップスを上手に合わせていました。ラグジュアリーブランドを着こなすには、デニム上級者のテクニックも重要ですね!


以上、藤岡篤子さんが現在開催中の2020年のSSコレクション会場で見つけた、おしゃれなファッショニスタをリアルタイムでご紹介する企画、パリコレ編5日目の様子をお届けしました。

なお、藤岡篤子さんのインスタグラム(@fiorinatokyo)でも2020年SSコレクションの様子が投稿されていますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います。

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この記事の執筆者
1987年、国際羊毛事務局婦人服ディレクターとしてジャパンウールコレクションをプロデュース。退任後パリ、ミラノ、ロンドン、マドリードなど世界のコレクションを取材開始。朝日、毎日、日経など新聞でコレクション情報を掲載。女性誌にもソーシャライツやブランドストーリーなどを連載。2000年より情報用語辞典『イミダス』でファッション分野を執筆。毎シーズン2回開催するコレクショントレンドセミナーは、日本最大の来場者数を誇る。好きなもの:ワンピースドレス、タイトスカート、映画『男と女』のアナーク・エーメ、映画『ワイルドバンチ』のウォーレン・オーツ、村上春樹、須賀敦子、山田詠美、トム・フォード、沢木耕太郎の映画評論、アーネスト・ヘミングウエイの『エデンの園』、フランソワーズ ・サガン、キース・リチャーズ、ミウッチャ・プラダ、シャンパン、ワインは“ジンファンデル”、福島屋、自転車、海沿いの家、犬、パリ、ロンドンのウェイトローズ(スーパー)
WRITING :
藤岡篤子
EDIT :
石原あや乃