デザインユニットhitoeが、東京唐木仏壇の伝統工芸士とともに作り上げたウッドジュエリー「KASANEGI」。

黒檀や紫檀などの稀少な銘木をはじめとするさまざまな木材が、熟練の職人技によって、独特の個性を発揮するアクセサリーに生まれ変わりました。

伝統技術で表現された、幾何学パターンが醸し出す存在感

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「KASANEGI」のウッドジュエリーは、2タイプのピアス、ネックレス、ブローチ、ボウタイの全5種で展開

 東京唐木仏壇は、東京都から伝統的工芸品に指定された名品。その高い技術を駆使して多彩な木材を重ね合わせたパーツに、「截金」と呼ばれる伝統装飾の技巧で、金箔があしらわれています。

木の自然な色合いを組み合わせたストライプやボーダー、手作業とは思えないほど微細なゴールドの柄が、クラシカルモダンな魅力を放つアクセサリーです。

「練り」の技法で完成する、ナチュラルなカラーコントラスト

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さまざまな木材を、色合いを計算しながら何層にも重ね合わせている

「KASANEGI」のパーツは、薄さ1ミリにスライスされた木材を、「練り」という伝統技法で1枚1枚重ねて貼り合わせることで、つくり上げられます。

邪気を払うともいわれている黒檀や紫檀、明るい色合いのツゲやケヤキなどによるコントラストは、すっきりと美しく、かつどこかやさしさも秘めているのが印象的です。

ハンドメイドで金箔を貼りつけていく、3種のグラフィカルな模様

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静電気が発生しないよう、竹でできた道具で金箔を切り出していく

ウッドパーツにラグジュアリーな魅力を添えるのは「截金」という、金箔を用いた装飾技法です。

風車のような「ウィンドミル(風)」、ギザギザ模様の「シェブロン(山)」、六角形の「ヘキサゴン(星)」のパターンを、緻密な手作業で施していきます。

とりわけ「シェブロン」には、コンマ数ミリという髪の毛ほどの細さにカットされた金箔が使用されているというから驚きです。

5つのアイテムで展開される、「KASANEGI」のラインナップ

■1:スタッドピアス

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「KASANEGI」スタッドピアス各¥12,700

■2:フックピアス

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「KASANEGI」フックピアス各¥12,700

■3:ネックレス

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「KASANEGI」ネックレス各¥15,400

■4:ブローチ

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「KASANEGI」ブローチ各17,200

■5:ボウタイ

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「KASANEGI」ボウタイ各¥25,400

和の伝統技術が新たな形で表現された「KASANEGI」は、シンプルなシャツやニットといったカジュアルスタイルはもちろん、ブラックフォーマルや和装にもマッチするアイテムです。

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「KASANEGI」のネックレス&ピアスを付けると…

いつもの装いを新鮮にアップデートできるウッドジュエリーに、ぜひ注目してみてください。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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