毎日の着こなしの参考に!人気スタイリスト・髙橋リタさんの新刊本をご紹介します
ラグジュアリーマガジン「Precious(プレシャス)」誌面のスタイリングで絶大な支持を集める、スタイリストの髙橋リタさん。そんな髙橋さんのファッションコーディネート本『スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール 秋/冬』が、40~50代の多く女性の心を掴んでいます。その秘密は、どこにあるのでしょうか?
その理由を解き明かすべく、同書に掲載された、タイムレスな美しさを醸し出す3つのルールをご紹介します。
髙橋リタさんが極める、女性の魅力がにじみ出るスタイルとは
雑誌『Precious』の読者アンケート「好きなコーディネート・ランキング」でも不動の人気を誇る髙橋リタさん。
そのコーディネートの指針は「クリーン・知的・品格」。常にこの3つの軸を満たしていることがリタスタイルの絶対条件であり、永遠のルールです。
それらをベースに、ベーシック/モード/カジュアルという、異なる方向性のテイストを掛け合わせ、コーディネートを組み立てていきます。それが、「リタ・ベーシック」と言われるスタイルの真髄です。
そんなリタさんが、毎日忙しく活躍する女性に向けて、あらゆるシーンに合う色合いや機能性がありつつも、汎用性のあるコーディネートにまとめるための3つのルールが、こちら。
■ルール1:微差にこだわるメンズの着こなしが参考!グレーの濃淡レイヤードコーデ
グレーの濃淡をレイヤードするコーディネートは、秋冬ならではの美しさです。秋冬は、カシミヤやフラノ、シルクと質感の異なるグレーを重ねることができるので、グレー1色の着こなしでも深みが出ます。
コニャック色の小物合わせは、ミラノの街を闊歩するダンディなメンズからインスパイアされているのだとか。着こなしの仕上げには、首元にさらりとシルクのスカーフを巻き、イヤリングを添えて、「艶」をトッピングしています。
■ルール2:日中の打ち合わせから夜のパーティまでシーンレスにOK!ドレスアップは、ジャクリーン・ケネディ風のリトルブラックドレスで
年末に増えるイベントシーン。夜、特別なイベントを控えているけれど、日中はお仕事。「今日、何かあるの?」とは聞かれたくないし、華美なスタイルだと仕事中は落ち着かない…。
そんな日、リタさんは、"いつでも、どこでも好感度をもたれる着こなし"を体現した、ジャッキー風の黒ワンピが定番。
タイツ&フラット靴の足元なら、日中の打ち合わせから夜のパーティまでシーンレスにOK。華美なジュエリーの代わりに、マノロ ブラニクの「ハンギシ」で華を添える小物バランスをマスターしてみてください。
■ルール3:ニット×パンツの定番ルックを、無難に終わらせない!タイムレスな小物でシンプルスタイルに品格を添えて
大人のシンプルスタイルに洗練をもたらすには、品格を宿した小物が必要不可欠。ニット×パンツの定番ルックを、無難に終わらせず、かといって大げさに見せないためには、小物の上質感に頼るのが正解です。
グレース・ケリー主演の『裏窓』でも劇中のシーンを飾った由緒正しきマーク クロスのワンハンドルバッグを添えるだけで、上品かつクリーンな装いに昇華。バッグのなかでも、特にフォーマルな表情も併せ持つワンハンドルは、私のコーディネートになくてはならないもの。
「よそいき感」があるので、仕事帰りにそのままレストランへと駆け付けるときにもリタさんが選ぶのは、決まってワンハンドルのバッグなのだそう。
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以上、リタさんの秋冬の着こなしのルールから、3つを厳選してご紹介しました。
『スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール 秋/冬』の中には、この記事に掲載していない着こなしルールや、「クリーン・知的・品格」の3軸を満たした15の名品、リタさん愛用の雑貨や行きつけの飲食店なども展開されています。時代に左右されない、品格ある女性らしさ。そんなリタさんのコーディネートの秘訣詰まった同書、まだ未読の方は是非。
『RITA’S STANDARD スタイリスト髙橋リタのシンプル&洗練ルール 秋/冬』
※掲載した商品は、すべて税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部