マスキュリンでフェミニン、不協和音な洗練。セリーヌのフレグランスが、この秋、パリと日本で同時発売に!
2019年10月末、パリのサントノレ通り390番地に、セリーヌ初のオートパフューマリー ブティックがオープン。それと同時に登場したのが、「オート パフューマリー コレクション」です。
この秋冬がセカンドシーズンとなるセリーヌのクリエイティブ・ディレクター、エディ・スリマンが手がけたパフュームは、20年以上にわたり、ジェンダーの社会的概念に疑問を投げかけてきたエディの、個人的な香りに関する記録です。
ファッションを完成させる、人の心にしみ入る香り
11の香りで構成されており、この秋に登場するのはデイリーライン6種、イヴニングライン3種の9種。全体に漂うのは、セリーヌの’60〜’70年代を思わせる香調で、第一印象はどこかクラシカル、それでいて時間を経るほどに、違う表情が顔を出す。
そしてなによりも新鮮なのは、9種もある香りのなかに、いわゆるモテ系(わかりやすく甘く媚びたセクシー系)の香りがひとつもないこと。女も男も関係ない。すべての香りがジェンダーレス。
今日の服とバッグと靴をイメージして、口紅を決める感覚でつける香りを選べばいい。「オート パフューマリー コレクション」は、ファッションを完成させる、最後の絶対的ツールなのです。
タイムレスでジェンダーレス。天然香料がおりなす9つの香り
写真の「ダン・パリ」は晴れやかなセーヌ川をボートで下った、エディが20歳のパリの記憶。ベルガモットやバニラが印象的なパウダリーローレルブロッサムの香りです。
9つの香りはどれも懐かしいようで新しい、時空を超えて旅をする感覚。実際につけて、心惹かれる香りを素直に選んで。
※掲載した商品は税抜です。
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- PHOTO :
- 佐藤 彩