台所リフォームは「対面型」が人気！リフォーム可能な条件とは？

キッチンの見映えを綺麗にしたり、使いやすくしたりしてリフレッシュしたい。そんな思いが生まれたら、ぜひ今のトレンドをチェックしつつ、できるだけ自分好みのキッチンづくりを目指したいものです。

そこで今回は、TOTOの担当者の方に、キッチンリフォームのトレンドと、手順をお話ししていただきました！

近年のキッチンリフォームのトレンド「対面型リフォーム」

対面型リフォームが人気。「ザ・クラッソ」イメージ

最近では、どんなキッチンが注目されているのでしょう？雑誌やテレビ、Webなどで最新キッチンを見て、憧れた経験のある方も多いのではないでしょうか。TOTOのキッチン担当者の方に教えてもらいました。

「キッチンをリビングの方向に向ける『対面型リフォーム』が人気です。キッチンで調理をしながら、リビングの家族や来客と会話をするなど、キッチンにいる方とリビングにいる方とが、同じ空間にいるように感じられるレイアウトです。

開放的なフラット対面タイプや、キッチンの手元を隠し、リビング側からは見えないようにする対面タイプ、狭い空間でも設置可能な、スリム対面タイプなど、現状の建築空間に応じて、好みに合わせた対面の提案が増えてきています」（TOTOキッチン担当者）

ラグジュアリーなキッチンの特徴とは？

食事しながらキッチンに立つ人との会話も。「ザ・クラッソ」イメージ

対面タイプがトレンドということを踏まえつつ、やはり大人女性として憧れるのは、ラグジュアリーなデザイン。TOTOの商品のなかで、最もラグジュアリーなキッチンを教えていただきましょう。

「TOTOの『ザ・クラッソ』は、カウンター・水栓・シンクなどにおいて、無駄を徹底的にそぎ落とした、シンプルで凹凸の無い“ノイズレスデザイン”で構成しています。カウンターや扉材などの色柄や質感によって、お客様のお好みの空間と、調和することを目指したシステムキッチンです。

特に、光を透過する透明感が特長の『クリスタルカウンター』は空間を明るくし、表面のやわらかな輝きが、空間を魅力的に演出します」（TOTOキッチン担当者）

リビング空間にもしっくりくるデザイン。「ザ・クラッソ」イメージ

ザ・クラッソは、リビング空間にも合う、美しいデザインが特長。こんなデザインの対面型キッチンなら、リビングやダイニングで食事しながら見えたり、会話が交わせる身近なところにあったりするので、キッチンに立つ人とリビング側にいる人、双方にとって嬉しいですね。

また、ザ・クラッソの「スリム対面・収納充実型」は、キッチンの手元部分をさりげなく隠せるので、リビングの雰囲気を損なうことなし。雑然となりがちな調味料類も、収納スペースに綺麗に収納可能です。こうした工夫も、ラグジュアリーなキッチンづくりの条件といえそうです。

キッチンリフォームができる条件とは？

マイホームのキッチンはリフォームできる？

「うちもこんなキッチンがいいな…」とわくわくしてきた方も多いのでは？キッチンリフォームは、どんな条件なら行うことができるのでしょうか。さらにTOTOのキッチン担当者に伺いました。

「一般的なキッチンリフォームの現場状況を確認するポイントは、まずご自宅のキッチン部分が、工事してもよい部分かどうかです。賃貸はNGとなり、持ち家マンションでも、共用部分にかかるような工事はNGといった場合があります。持ち家戸建は一般的に制約が少ないですが、窓の位置の影響を受けることがあります」（TOTOキッチン担当者）

持ち家マンションのキッチンリフォームの条件とは？

持ち家マンションでは、ほかにもこんな条件があるのだそうです。

「持ち家マンションでは、ほかにも排水勾配を確保しつつ、配管を移動するスペースをとれるか、換気フードのダクトを移動するスペースが取れるか、IH調理機器などへの変更では、200Vの電源をもってこられるか、天井高におさまるか、梁（はり）や隅柱があったときに、対応することができるか、などがあります」（TOTOキッチン担当者）

持ち家だからといって、必ずしも対面型のキッチンリフォームに可能かどうかはわからないということですね。まずはキッチンリフォームができるかどうか調べてみるのもよさそうです。