正解は… 火燵(こたつ) です。

もはや「レトロな暖房器具」?実は本当に古くから日本に根付いているアイテムなのです。
もはや「レトロな暖房器具」?実は本当に古くから日本に根付いているアイテムなのです。

炬燵(こたつ)とも表記します。

火燵の起源はとても古く、なんと室町時代から続く暖房器具なのだそうです。

江戸時代には、大勢が一緒に入る「大火燵」が武家や寺院で広く使われ、「火燵」は家庭用・内部関係者用の暖房器具で、お客様用は「火鉢」…という位置づけだったそうです。

その特質をよく表しているのが、江戸時代のベストセラー、曲亭馬琴『南総里見八犬伝』にも登場する「火燵弁慶(こたつべんけい)」という言葉です。意味は「内弁慶」と同じで、「外では意気地がないのに、家の中では威張っている人」を表します。

火燵という暖房器具が、いかに日本人の生活と密接であったかについても、よくわかる表現ですね。

今回は、寒さにまつわる日本語

・悴(かじか)む

・火燵(こたつ)

の漢字と、そのトリビアをご紹介しました。

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ILLUSTRATION :
小出 真朱