正解は… 1:柊(ひいらぎ)  2:苳(ふき)  3:鮗(このしろ) です。

「苳(ふき)」は「蕗」とも表記します。

ちょっと難しかったでしょうか?

「柊(ひいらぎ)」といえば、クリスマス・リースなどでお馴染みの、とがった肉厚の葉を持つ常緑樹です。クリスマスに柊を飾るのは、「イエス・キリストの受難」を象徴しているから、と言われています。

トゲのある葉…十字架にかけられたキリストにかぶされたイバラの冠
赤い実…キリストの血
常緑樹である緑の葉…永遠の命

また、幼少期のキリストを連れた聖母マリアと父ヨセフが、キリストの命を狙う追手から身を隠したのも柊の木であった、と聖書に書かれています。

キリストが隠れた柊が伸びて葉を茂らせ、キリストの姿を完全に隠したのだとか。そこで聖母マリアは柊に祝福を与えたので、枯れることのない常緑樹となった…という伝説があります。

今回は、

・疼(うず)く

・柊(ひいらぎ)

・苳(ふき)

・鮗(このしろ)

「冬」を部首に含む4つの漢字と、関連トリビアをお送りしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:「聖書 新共同訳 新約聖書」日本聖書協会、共同訳聖書実行委員会
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小出 真朱