正解は… 嚏(くしゃみ) または 嚏(くさめ) です。
現代では「嚏(くしゃみ)」と言いますが、
俳句の季語としては「嚏(くさめ)」という古風な響きが採用されているようです。
似たニュアンスで「風邪(かぜ)」も冬の季語に採用されています。
確かに、風邪などに伴う嚏(くしゃみ)といえば、主に冬の風物詩…という考え方も納得できます。
しかし、現代で「嚏(くしゃみ)」といえば、先に「花粉症」、つまり春を連想する、という方も多くなってきているかもしれません。
季語と言うのは、世情の変化に伴って変化することもあるようですので、今後の「嚏(くさめ)」の動向がちょっと楽しみです(笑)。
…というところで、2問目のクイズです。
【問題2】
「嚏(くしゃみ)」という漢字の、別の訓読み「嚏る」という日本語の読み仮名をお答えください。
ヒント:若者言葉のように「嚏(くしゃみ)る」ではありません。しかし、「くしゃみをする」と同じ意味の日本語になります。
さて、正解は?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:現代俳句協会『現代俳句データベース』
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱