スキンケアの先進技術を、近現代アートという形で表現
ラ・プレリーの創始者、ポール・ニーハンス博士は「時の流れに揺らがない美しさ」を追求し、そのこだわりは優れたエイジングケア*効果をもたらす美容成分だけでなく、製品のパッケージデザインにも表れています。
モダンデザイン様式で有名なバウハウスのスタイリッシュな機能美の影響を受け、シンプルモダンなデザインを採用。造形美を追求するラ・プレリーは、創業時のブランドストーリーにおいても芸術は欠かせないものであり、アートに敬意を表するブランドとして認知されています。
そしてアート、ビューティ、サイエンスという3つの要素を探求する中で、スキンケアの進化を近現代アートという形で表現する、という取り組みとして2017年から「アート・バーゼル」の協賛を行っています。
「アート・バーゼル」とは?
1970年にスイスで始まった、世界中の数あるアートフェアの中でも老舗であり、かつ最大規模の近現代アートのイベント。2019年はスイス、香港、そして12月に開催されたマイアミビーチの3カ所で行われました。
ここでは「アート・バーゼル マイアミビーチ」でのラ・プレリーの取り組みをお伝えします。
光の彫刻の制作を有名アーティスト、パブロ・バルブエナ氏に依頼
2019年の「アート・バーゼル マイマミビーチ」では、光の建築家と呼ばれるパブロ・バルブエナ氏に「光の科学」をテーマにした光彫刻を依頼。パブロ氏は、現在、南フランスに拠点を置いて活動し、空間、時、そして知覚に焦点を当てたアート・インスタレーション作品で知られています。
また、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど、世界中の展示会やギャラリーに作品を出展。さらに客員教授などの学術的な立場から、アートプロジェクトに取り組んでいます。
マイアミビーチに設置された、光のインスタレーション「WAVE」
ラ・プレリーとパブロ氏のコラボレーション作品は、ホワイトキャビアコレクションの新製品のテーマ「The Shape of Light(光の形状)」からインスパイアされた光のインスタレーション「WAVE」。
「アート・バーゼル」においては画期的な試みで、屋内ではなく、屋外であるマイアミビーチの砂浜に設置。波の動きによってキラキラと輝く光を彷彿とさせ、美しいマイアミビーチに敬意を表した魅力的なアート作品に仕上がりました。
この光のアート作品は、ラ・プレリーのブランド価値である、精密性、美、イノベーションを見事に表現。2019年12日5日、6日にマイアミビーチのウォーターフロントに設置され、来場した人を魅了しました。
■電気コードをすべて砂に埋め、波打つ光の柱を複数設置することで完成
光をとらえること、時をとらえること。これがラ・プレリーの白のスキンキャビアとも称されるコレクション「ホワイトキャビアコレクション」に隠された哲学。
パブロ氏の手によって生まれた光の彫刻「WAVE」は、光を配した柱のアートは、電気コードはすべて砂に埋め、波打つ光の柱を複数設置することで完成しました。開放的なビーチで輝きを放ち、まるで星空と波と波の音と一体化。そして絶え間なく輝き、光が動き続けることで美しい光の波が浮かび上がる…この仕掛けは緻密な作業を要し、膨大な時間が注がれたそう。
展示は2日間限定でしたが、雄大な自然と一体化した、幻想的な光の彫刻は、訪れた人の間で話題となったのでした。
■パブロ・バルブエナ氏とのコラボレーションによる「WAVE」を動画でチェック!
特別なラウンジの一角にラ・プレリーのサロンを設置
マイアミビーチコンベンションセンターで行われた「アート・バーゼル」。その中でも、特別なスペースであるコレクターズラウンジの一角に、ラグジュアリーなラ・プレリーのサロンを設置。スキンケアをアートへと高めている洗練されたパッケージの製品をそろえ、さらにパブロ氏のアート作品の解説や、ブランドの歴史、クリニック ラ・プレリーなどの映像が流れ、訪れる人の注目を集めていました。
***
今回のアート作品のテーマである「The Shape of Light(光の形状)」を生み出す源となった『ラ・プレリー ホワイトキャビア コレクション』の新製品は、2020年2月に発売予定です。乞うご期待!
問い合わせ先
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子