冬服をスタイルよく見せる決め手は「ベルトマーク」にあった!

圧倒的にお洋服の着丈が長くなった今、ウエストにベルトマークするだけで、旬のシルエットを作り出してくれます。

本記事ではスカート、パンツ、ワンピース、アウターそれぞれに対応した、ベルトマークのコーディネートを8つご紹介します。

■1:程よい量感ワンピース×細ベルトで、今どきの女性らしさを

ワンピース_1,ストール_1,靴_1,大人コーデ_3
ドレープ感を楽しむワンピースは、しなやかさを損なわない細ベルトでさりげなくマーク。ワンピース¥59,000(ebure〈ebure〉)、黒ベルト¥16,000(レキップ)、フォックスファーのストール¥44,000(MOGA)、靴¥81,000(ピエール アルディ 東京)、タイツ/私物

「流れるようなボリュームラインに、細ベルトの洗練」

流行のブラウンを女性らしく楽しむ、スムースウールのワンピース。ボトム部分のプリーツやビッグスリーブなど、たっぷりとした布使いから生まれるドレープが、モダンな優雅さを伝えてくれます。

このしなやかな落ち感を損なうことなく、ボリュームシルエットを引き締めるのが、細ベルト使いの効果。この一本があるだけで、きちんとした印象になります。パンプスはチャンキーヒールでバランスを意識。

■2:まとうだけでくびれが生まれる、大人のベルト付きオールインワンに注目!

ニット_2,ピアス_1,バッグ_1,ブーツ_1,大人コーデ_4
ウエストに絞りをきかせたオールインワンは、溌剌とした着やせがかなう注目アイテム。オールインワン¥130,000・ニット¥75,000(ブラミンク)、ピアス¥76,000・イヤーカフ¥43,000(ヒロタカ 表参道ヒルズ)、バッグ¥328,000(JI MMY CHOO)、ブーツ¥55,000(コール ハーン ジャパン)

「共ベルトをキュッと絞って、メリハリを強調」

シャープなV開きと、ジャンパースカートのように見える大人仕様のデザインが女性らしくて、取り入れやすいオールインワン。縦長のすっきりとしたシルエットに、パンツの活動的な機能性をもつだけでなく、ゴムと共布ベルトでウエストマークできるので、くびれによるスタイルアップも期待できます。

■3:ニット&スカートをいちばん新鮮に見せるのが、太ベルト使い

スカート_1,ピアス_2,ブーツ_2,大人コーデ_5
黒×キャメルの王道配色も、今季は太めのベルトひとつで、コントラストが強調できます。ebureのニット¥29,000・メゾン ボネットのベルト¥27,000(ebure)、スカート¥119,000(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ピアス¥100,000・ペンダント¥270,000(アルテミス・ジョイエリ)、ブーツ¥229,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

「メリハリ配色をより明確にする、黒ベルトの存在感」

黒ニット×キャメルのスカートという永遠のベーシックを、鮮やかに更新したい。そこでまずシンプルニットはパフスリーブで優雅に。スカートはフリンジで遊ぶミモレ丈。さらにゆったりロングブーツをのぞかせて最旬の足元を演出。仕上げはベルトマークで、端正に仕上げます。

■4:「ファージレにはベルトマーク」が、軽やかさの秘訣!

ニット_3,ピアス_3,バッグ_2,靴_2,大人コーデ_6
ボリューム感のあるファーも、レザーベルトでウエストマークして今年らしい表情に。ミンクファーのジレ¥1,200,000・ニット¥95,000【細ベルト付き】(ブラミンク)、パンツ¥24,000(トラデュイール)、ピアス[左耳]¥23,000(showroomSESSION〈マリア ブラック〉)、バッグ¥265,000(JIMMY CHOO)、靴¥146,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)

「レザーベルトを巻きつけて、ファージレにアクセントを」

軽やかさが求められる最近のファーアウター。このジレも至福の肌触りと温もりはそのままに、着ぶくれして見えず、程よい厚みで、すっきりとまとうことができます。付属の細ベルトでウエストを締めれば、さらにこなれ感のある軽やかな着こなしに。

■5:辛口なオンスタイルに、ベルトのメタルが華やか!

ジャケット_2,ニット_4,パンツ_2,バッグ_3,ピアス_4,大人コーデ_7
細身パンツも今年はベルトマークを。高め位置でマークしてすっきり脚長に見せてくれます。ジャケット¥359,000・シャツ襟と袖が着脱可能なニット¥156,000・パンツ¥179,000・ベルト¥112,000[参考価格]・バッグ¥269,000・靴¥90,000(ラルフローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス¥70,000(アルテミス・ジョイエリ)

「高い位置でのベルトマークで、脚長効果も」

ハンサムなかっこよさを演出できる、モノトーンのテーラード×細身のパンツというオンスタイル。でもシンプルすぎるベルトでは退屈に見えてしまうこともあります。留め具部分がメタリックな輝きを放つベルトで、リッチな華やぎをプラスしたい。白襟、白カフスのあしらいにも、端正な美しさが感じられます。

■6:光沢グレーベルトのこなれ感で、ワントーンを成功に導く!

ニット_5,スカート_2,バッグ_4,靴_3,大人コーデ_8
ワントーンのすっきり感はそのままに、グレーベルトの煌きで、洗練が際立つ!カシミヤのニット¥100,000(ブラミンク)、スカート¥38,000(ebure〈ebure〉)、ベルト¥22,000(yoshie inaba)、バングル 各¥26,000(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)、バッグ¥358,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴¥79,000(セルジオ ロッシ)、タイツ/私物

「グレーでなじませながら、ウエストコンシャスに」

腰位置が高く、脚長に見えるミディ丈のロングスカートも、今季は断然、ベルトマークしてニットをイン。洗練グレーワントーンのすっきり感を妨げないよう、なじませながら色味を感じさせない、光沢グレーのベルトが役立ちます。そこにグレーと好相性のボルドーをシックな差し色に。

■7:ハイウエストで上品に着る、個性的なモノトーンスタイル

ニット_6,パンツ_3,靴_4
ハイウエストではくパンツは、ツータックと共布のひもベルトが、お腹周りをカバーしてくれます。カーディガン¥102,000・ニット¥56,000・パンツ¥97,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴¥124,000(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

「ハイウエストパンツで、ウエスト位置を明確に!」

ロングカーディガンの流行がこの冬も継続するなか、選んだのは大人のモノトーンカジュアルに、モードな迫力を授けるゼブラ柄。ゆったりとしたそんなロングアウターの中は、ベルトマークで引き締めるのが洗練の極みです。

パンツのツータックとハイウエストで、さりげなくお腹周りをカバーできるのもうれしい。ハイウエストで決めたら、裾は短めにして抜け感をつくるのが、シルエット成功の秘訣になります。

■8:ドロップショルダーのラフ感も細ベルトでキリッと調和

ジャケット_3,ニット_7,スカート_3,バッグ_5,靴_5,大人コーデ_9
袖ぐりや身ごろがたっぷりとした旬のジャケットこそ、ベルトマークでメリハリを。ベルト付きジャケット¥36,000・ニット¥26,000(MOGA)、スカート¥95,000(ブラミンク)、ベルト¥20,000(yoshie inaba)、ピアス[左耳]¥18,000(showroomSESSION〈マリア ブラック)、バッグ¥368,000(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴¥200,000(JIMMY CHOO)

「オーバーベルトで、ジャケットも新鮮に」

ノーカラージャケットにニュートラ気分を醸し出すプリーツスカートの装いです。ドロップショルダーのジャージジャケットのゆとりと、ボックスプリーツやブーツの存在感。すべてが今どきの量感をたたえるなか、細ベルト一本でメリハリをつけて絶妙なバランスになります。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
黒沼 諭(aosora)
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
重見幸江(gem)
MODEL :
未希
EDIT&WRITING :
竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)