究極の警察ミステリー『教場』がついに映像化！
警察学校。それは、警察官になる人が必要な基本的な知識、技能、体力を習得するために入らなければならない学校です。しかし、そんな警察学校の内情をご存知の方は、多くないのではないでしょうか。
前代未聞の警察学校小説として話題になった長岡弘樹の『教場』（小学館）。『教場2』『教場０』『風間教場』とシリーズ展開されています。なかなか普通は知りえないであろう「警察学校のリアル」が描かれ、今までにない警察小説として絶大な人気を誇っています。
週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、宝島社「このミステリーがすごい！2014年版」国内編第2位、2014年本屋大賞第6位と数々の栄冠に輝き、累計70万部のベストセラーとなっている作品で、多くの人を魅了してきました。
そんな話題の小説の映像化が決定！ フジテレビ開局60周年特別企画として、2020年1月4日（土)、5日（日） 21時から二夜連続されます。
木村拓哉さんが白髪教官を演じ、工藤阿須加さん、川口春奈さん、林遣都さんなど豪華なキャストが生徒役として登場
主人公となるのは、警察学校の教官・風間公親 （かざま・きみちか）。冷徹な性格をしており、原作では「白髪教官」とされている風間。この役を演じるのは、『グランメゾン東京』でのカリスマシェフ役も記憶に新しい、トップ俳優の木村拓哉さん！
解禁済のポスタービジュアルでは、白髪・義眼の姿を披露し「今までにない木村拓哉」として、大きな注目を集めています。
また、木村さん演じる風間が受け持つことになったクラスの生徒役に、工藤阿須加さん、川口春奈さん、林遣都さん、葵わかなさん、井之脇海さん、西畑大吾さん、富田望生さん、味方良介さん、村井良大さん、大島優子さん、三浦翔平さんといった若手実力派俳優たちの出演も決定しています。
冷徹な風間に導かれ、彼らが真の警察官になっていく姿が見どころとなりそうです。
さらに木村さんを取り囲むベテラン俳優として、小日向文世さん、佐藤仁美さん、和田正人さん、石田明さん（NON STYLE）、高橋ひとみさん、筧利夫さん、光石研さんといった演技派俳優陣も加わり、豪華キャストで警察学校でのリアルが描かれます！
脚本は、ヒットメーカーの君塚良一さんが担当！
警察学校における、様々な人間模様が描かれる本作の脚本を務めるのは、『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛けるヒットメーカーの君塚良一さん。
また、監督を務めるのは中江功さん。木村さんとは『若者のすべて』（1994年）、『眠れる森』（1998年）、『プライド』（2004年）などの作品でタッグを組んだ監督であり、今回の『教場』でも新たな伝説を刻むこととなりそうです。
警察学校という場所の実態がリアルに描かれている本作では、「厳しすぎる規律、守れなかった際の厳罰制度、絶対服従の上下関係」などの描写も見どころ。その壮絶すぎる内容のため、近年の「ハラスメント、働き方改革」のテーマとは真逆の性質を持ち、「論争を巻き起こし得る内容」ともいえるのだとか。
しかし警察学校でそのようなことをするのは、「人権意識、民主主義的感覚を奪った上で、上下関係に忠実な人間を育成する厳しさを持つ警察学校は、何より現実の社会で市民と向き合い“法の番人”となる警察官だからこそ、自らを律する必要がある」からだと捉えられています。
本作では、そんな警察学校が抱えるリアリティーをあえて描ききっているそう。期待が高まりますね。
SNSにも放送を心待ちにする声が続々！
放送が決まった直後から、SNSにも「楽しみすぎる！」「待ち遠しい」「原作もおもしろかったから絶対観る」など放送を心待ちにする声が続々と届いていました。木村さんの白髪ビジュアルポスターをみたファンからも「キムタクかっこよすぎる！」「度肝を抜かれた」と驚きの声が届いていました。
前編の試写会に参加した方からは「重圧感のあるストーリー」「ハラハラドキドキな展開で面白かった」との感想も上がっており、その内容には間違いなく期待が持てる作品のようです。
また、木村拓哉さん演じる鬼教官に指導される生徒として、数多くの若手俳優陣が名を連ねています。それぞれの俳優陣のファンからも出演を楽しみにする声があがり、注目を集めています。
ここからは、キャストの役どころの紹介、そして気になる本編のあらすじをお楽しみください！
白髪教官や過酷な状況下におかれる生徒たちの人物像を紹介！
木村拓哉さん演じる教官・風間公親は、元神奈川県警察捜査一課刑事でした。性格は、常に冷静で厳しく人を寄せ付けないところがある人物です。
そんな彼の指導を受け成長していく主な生徒として、三浦翔平さん演じる、妻子持ちの元プロボクサー・日下部准（くさかべじゅん）を筆頭に、個性的な人物が登場します。
工藤阿須加さん演じる宮坂定（みやさかさだむ）は元小学校教師。事故で警察に助けられたことがきっかけで、警察官に憧れ警察学校に入学することになります。
頼れる姉御肌である楠本しのぶ（くすもとしのぶ）を演じるのは、大島優子さん。元インテリアコーディネーターという経歴があります。葵わかなさんは、気が弱くて頼りない自分を変えるために警察官を目指す岸川沙織（きしかわさおり）を演じます。
警官の息子であるにも関わらず、クラスいちの落ちこぼれで、メガネをかけた姿が印象的な平田和道（ひらたかずみち）は林遣都さん。成績優秀ながらも、ポーカーフェイスであまり感情を出さない人物である都築耀太（つづきようた）役を味方良介さんが務めます。
そして、風間教場いち美しく、自信過剰な女生徒の菱沼羽津希（ひしぬまはづき）役を川口春奈さん。なにわ男子／関西ジャニーズJr.としても活躍中の西畑大吾さんは、生徒になんでも提供する人たらしな調達屋・樫村卓実（かしむらたくみ）役に決定。
さらに、井之脇海さんが演じる南原哲久（なんばらてつひさ）は、人当たりはいいけれど、物に対するこだわりが強いという少し変わった人物。富田望生さんは、元女子レスリング選手という異色の経歴を持つ枝元佑奈（えだもとゆな）を演じます。
最後に、クラスのムードメーカー・石山広平（いしやまこうへい）役を村井良大さんが務めます。
個性豊かなキャラクター達が、どのように風間教官と関わり合っていくのか、楽しみですよね。それでは、最後にあらすじの先取りをどうぞ！
2020年１月４日（土）・５日（日） 21時からフジテレビで二夜連続放送『教場』のあらすじを先取り！
警察学校はその近くに住むものですら、入寮が必須の学校。学校へは寮から通うこととなり、そこはまさに密室状態となるのです。そこで、何が起きるのか。必死のサバイバルが始まることに……！
警察学校の教室は、“教場”（きょうじょう）と呼ばれています。冷徹無比な教官・風間公親（かざま・きみちか／木村拓哉さん）が務めるのは、初任科第198期短期課程の教場。そこの生徒たちは日々、早朝6時起床から激しいトレーニングに明け暮れています。
何より重要とされるのがルール厳守。生徒たちの行動は教官たちにより、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯で責任を負うことになります。さらに生活面でも厳しいルールを課せられ、携帯電話も没収、外出するためには許可が必要となる過酷な状況。
辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校ですが、生徒たちには、様々な背景があり、様々な動機を持ち集まってきています。また、警察学校という閉鎖された空間の中、極限状態で生徒たちが抱える葛藤もさまざま。
そんな生徒たちを指導するのは、「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える教官・風間。生徒たちが何かトラブルを抱えるやいなや、退校届を突きつける非情な男です。
さらには、いつも生徒たちに突然「理解しがたい指令」だけを告げて、その場を立ち去ってしまう場面も。次々とふるいにかけられる教場という名のサバイバルゲームを生き抜くために、生徒たちの秘密と思惑が渦巻いていくのです。そして、いろいろな事件が起こり……。
“風間教場”のクラスメートは30人。最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が「卒業証書」を手にすることができるのでしょうか？
風間は、生徒たちが起こす事件の複雑に絡み合った真相を解決に導くことはできるのか？ そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の本当の狙いとは？
「複雑に絡み合った真相を解決していく」ストーリーとなる『教場』。ミステリーの傑作とも言える本作の世界観に、どっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。ある意味学園ドラマとも言えるため、生徒たちの成長も見どころになることは間違いありません。
主演の木村拓哉さんは「おそらく見たことのない、味わったことのない作品になると思うので、驚く方が多いのではないかと思います。つくる側としては、僕らの責務として全力で作品をつくるしかないので、楽しみに待っていていただけたら、と思います」とコメントを寄せています。
2020年1月4日（土)、5日（日） 21時から二夜連続で放送されます！ ぜひお見逃しなく。
番組詳細
- 教場
- 2020年1月4日（土）、5日（日） 21時から二夜連続放送、フジテレビ系
