【第10問】「初詣」と言われる参拝期間は、元旦から1月3日までの、「三が日」以内である。
「NO」と答えたあなた、正解です。
初詣は、その年のお祈りをするものですので、「できるだけ早く行く」のが基本的な考え方です。
1:元旦に行くのが初詣
2:三が日以内に行くのが初詣
という考え方もありますが、
3:松の内(関東なら1月7日まで、関西なら1月15日まで、など地域によって異なる)の間に行けば初詣
という考え方もあるようで、絶対的な期間の決まりはありません。
「初」というと、その年に自分にとって初めてであれば「初〇〇」と表現するのが一般的ですが、
こと「初詣」に関しては、
「初詣に行かれなかった場合は、せめて季節の変わり目を表す『節分』の前には参拝に行ったほうが良い」という説が散見されますので、
「一定期間を過ぎたら、初詣とは言えない」という意識が浸透している、ということになります。
松の内を過ぎての初参拝は「初詣」と呼ばないほうが、「非常識な方」と思われるリスクが少なそうです。
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱