レザーが持つ魅力とは見る人によって印象が異なるが、やはり上質な素材で作られたアイテムは誰の目から見ても美しく感じる。その中でも重厚なレザーに加えて、その見た目の美しさで魅了しているのが『コードバン』である。
『コードバン』そのものの希少性の高さもそうだが、何よりこのレザーが持つ独特な滑り感のある光沢、刻まれるシワ、エイジングによる変化は別格なのだ。だからこそ、『コードバン』が放つ魅力とは、唯一無二の存在感を示すのである。
日本で購入できる、上質な『コードバン』を使った「KREIS(クライス)」のレザーアイテム
「クライス」は、ドイツのフランクフルト郊外にて1963年に設立されたハンドメイドにて革製品を手がけるブランドだ。しかし古くからあったにも関わらずそのほとんどがドイツ国内での販売のため、流通量は少なく、知る人ぞ知るブランドであった。
そんなクライスだが、実は日本では手に入れることが可能だ。この機会にぜひコードバンの魅力に触れてみてはどうだろうか?
■1:長財布
アメリカの老舗タンナー「ホーウィン社」のシェルコードバンとカンガルーレザーを極限まで薄くした長財布。金属パーツを使わずオールレザーのクラシカルな佇まいが美しい。
◾️2:二つ折り財布
素材は同じく「ホーウィン社」のものを使用。表面に施されたホワイトステッチは、オリジナル製品にはないラコタプロデュースの証。
◾️3:札ばさみ
裏表ともにシェルコードバンを使用した贅沢なマネークリップ。
◾️4:小銭入れ
シェルコードバンを一枚仕立てで使用したコインケースは、コインが取り出しやすいよう少し湾曲させた流線が美しさと機能性を兼ね備えている。
◾️5:カードケース
シェルコードバンとカンガルーレザーを使用したカードケースは、表面に4つのカードスロットと、トップにポケットを施し、カードだけでなく札やレシートなど収納にも役立つ。
◾️6:パスポートケース
裏表ともにシェルコードバンを使用したパスポートケース。内側には「ホーウィン」の証であるスタンプが。
さりげない心遣いが嬉しい
購入時以降はほぼ出番がない商品を梱包する袋も、革に対する愛情が伺える。細かな箇所に配慮が行き届くブランドだからこそ、安心して使うことができる。
堅牢で誠実さを感じさせる『コードバン』だからこそ男性が持つのにふさわしいアイテムである。使い込んでいくことでその表情を変え、色を変えていく様は、同じ時を刻んだ証である。
※価格はすべて税抜きです。
問い合わせ先
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊