ベージュパンツを使った冬のコーデを、ファッション誌『Precious』から厳選してお届けします。トレンドのワイドパンツの着こなし方や、オフィスでも使えるきれいめコーデ、スニーカーとの合わせ方など、大人女性のためのベージュパンツコーデを、4つの項目ごとに分けてご紹介します。

【目次】

ベージュパンツを使った冬コーデ


【1】ミルキーベージュパンツ×グレイッシュブラウンファーストール×ココアベージュニット

ファーストール(CHIE IMAI)、ニット(スローン)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ネックレス・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年
ファーストール(CHIE IMAI)、ニット(スローン)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ネックレス・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2020年

たっぷりと長さのあるセーブルファーストールに、き心地の良いニットとパンツを合わせた、リラックス感のある装い。ロシアンセーブルならではの、えもいわれぬグレイッシュブラウンに魅せられます。

ココアベージュのモヘアシルクニット、ミルキーベージュのパンツ、と優しい色をていねいにコーディネート。モダンパールのエレガントな艶、本格ウォッチの辛口な輝きで彩れば、冬の日差しを受けてだれよりもラグジュアリーに華やぐ女性に。

【2】ベージュパンツ×ベージュコート×ベージュブラウス

コート(デザインワークスドゥ・コート六本木ヒルズ店)、ブラウス・パンツ(wb)、ピアス(エスケーパーズ〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート(デザインワークスドゥ・コート六本木ヒルズ店)、ブラウス・パンツ(wb)、ピアス(エスケーパーズ〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

コートのベージュになじませたワントーンの着こなしに、ケープの黒のチェック柄とパイピングが際立って。ジャンヴィト ロッシのヒールパンプスで抜け感を出し、軽やかに。

【3】ベージュパンツ×白ニット

ニット(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、パンツ(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ストール(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ジョンストンズ×ハウント〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ニット(ドゥロワー六本木店〈ドゥロワー〉)、パンツ(マディソンブルー)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ストール(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ジョンストンズ×ハウント〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

白~ベージュのグラデーション配色に、ピンクメタリックのパンプスが映えるクリーミー配色の着こなし。ジョンストンズの厚手のチェック柄ストール、ザネラートの落ち着いた色味のバッグが、確かな審美眼を感じさせます。

【4】ベージュパンツ×キャメルコート

シェアリングコート・パンツ・靴(ロエベ ジャパン)、靴下/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
シェアリングコート・パンツ・靴(ロエベ ジャパン)、靴下/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

キャメルに走る白のラインがモダンさを、大きなフラップポケットやパッチワークのようなクラフト感がノスタルジックな雰囲気を印象づける、シェアリングコート。内側がファーに覆われたオーバーサイズのコートをまとえば、どんな極寒にも負けない暖かさ。

【5】ベージュパンツ×黒コート×白ニット

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

端正な顔立ちのブラックコートに、ニットのジョガーパンツとハードなショートブーツを合わせ、足元重めの旬バランスを。ローゲージニットの襟元には、鮮やかなプリントスカーフをさりげなくイン。ただのカジュアルに終わらせない上級テクニックで、遊び着の要素の強いジョガーパンツも、高級感のある着こなしが可能に。

【6】ベージュパンツ×黒ダウンジャケット×ベージュニット

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

スキーなど、休日にスノースポーツをする際に活躍するのが、ヘルノのアウター。エレガントなラインなので、品よく見えるのもうれしい点。ブラミンクのニットパンツや、ムートンブーツで足元の寒さ対策もしっかりと。セリーヌのボトルネックニットとボトムの色を淡いトーンでつなげて、ダウンコートのスタイルをさらにすっきり見せるひと工夫を。ルイ・ヴィトンのファーストールは、シックカラーの着こなしを華やげるパワーに満ちて。ホテルの食事の際などに、サッと肩にかけることもできる、旅に便利なアイテムです。

【7】ベージュパンツ×ベージュコート

コート(ヒューゴボス ジャパン〈ボス〉)、パンツ(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、バッグ(ラピーヌ〈エム・ゼロ・エイト・ファイブ・ワン〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年
コート(ヒューゴボス ジャパン〈ボス〉)、パンツ(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、バッグ(ラピーヌ〈エム・ゼロ・エイト・ファイブ・ワン〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ベージュは、どんなワードローブとも合わせることができる万能な色でもありますが、春の光に調和するような軽やかな色と組み合わせたいもの。トレンドのイエローやオレンジを差せば、「ベージュ」がフレッシュに生まれ変わります。センタープレス入りのパンツもベージュを選び、品よくまとめたぶん、レザーのバックパックは可憐な色を効かせて、溌剌と!

【8】ベージュパンツ×グレージュカーディガン×グレーニット

コート・ニット・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
コート・ニット・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

世界的にグレージュ人気に火をつけたのがブルネロ クチネリ。でもその洗練の秘訣は、グレージュ一色を重ねているわけではなく、青みのグレーと黄みのベージュの合わせ方が絶妙で、全体の印象として絶妙なグレージュに仕上がっているというもの。このカーディガンがまさにそれ。今季らしいタータンチェックをモチーフに、モヘアの毛足がふんわりと立体感を生んで、スパンコールの輝きも華やか。迫力のシルエットで優雅に楽しみたい。

【9】ベージュパンツ×オリーブグリーンコート×ベージュニット

コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(トリー バーチ ジャパン)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(TASAKI)、バッグ(エストネーション〈スタウド〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年
コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(トリー バーチ ジャパン)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(TASAKI)、バッグ(エストネーション〈スタウド〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

アウターは、ゴム引き素材ならではのマットな発色のオリーブグリーンが上品。そでを折り返すと、レザーテープのトリミングがのぞきます。今季らしいボリューム感をもつロングコートは、インナーとボトムを同系色にまとめ、端正に着こなしたい。

ベージュパンツを使ったきれいめ冬コーデ


【1】ゴールドベージュパンツ×ゴールドベージュジャケット

ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオアルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、ブラウス(yoshie inaba) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオアルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、ブラウス(yoshie inaba) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

ほんのり光沢のあるゴールドベージュのパンツスーツを主役に、優しく上品なワントーンコーディネートを実践。インナーと靴は、スーツよりもワントーン明るいベージュを合わせると、リッチな奥行きが生まれ、一歩先ゆく洗練されたおしゃれが実現します。

【2】ベージュパンツ×チェックジャケット×サックスブルーブラウス

ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役のテーラードジャケットは、ブラウン系を基調にした英国調チェック。ビッグなボックスシルエットが2019年秋冬の気分です。女性らしく優しく見せるために、チェックのなかの1色=サックスブルーのブラウス×上品ベージュのパンツで、全体を明るいトーンに仕上げれば、こなれた印象の着こなしに。ウエストINのきちんと感を強調する太ベルトで、スタイルアップを計るのがポイント。

【3】ベージュパンツ×黒ブラウス

ヴァレンティノのパンツ・ブラウス・ヴァレンティノ ガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン)、ピアス・ピアスチェーン/片耳用・リング(フレッド) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年
ヴァレンティノのパンツ・ブラウス・ヴァレンティノ ガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン)、ピアス・ピアスチェーン/片耳用・リング(フレッド) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ブラック×ベージュのシックトーンで華やぎシーンに臨むときこそ、ディテールにこだわって。ベージュのパンツは、センタープレスがきいた、キリッとしたシルエットが見事。程よい緊張感が、華やぎシーンにふさわしいオーラを生み出して。パンツにハリ感があるからこそ、シルクブラウスのなめらかさが際立ちます。着席シーンには、耳元で揺れるシャンデリアピアスが活躍。

【4】ベージュパンツ×ベージュジャケット×グリーンブラウス

ジャケット・パンツ・ブラウス・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアール バイ ウノアエレ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ・ブラウス・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアール バイ ウノアエレ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

実際にまとって、動いたときのシルエットの美しさにうっとり。その秘密は、伸縮性のあるストレッチ入りのカシミヤ素材と、熟練した職人の手作業を通じ、多くの時間を要した丁寧な仕立てに。

【5】ベージュパンツ×ベージュジャケット×黒ニット

ジャケット・パンツ・ニット(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、TASAKIのピアス・ネックレス・M/ G TASAKI のリング(TASAKI)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ・ニット(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、眼鏡(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、TASAKIのピアス・ネックレス・M/ G TASAKI のリング(TASAKI)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

すっきりとしたVノーカラーは、スタイルアップ効果抜群。深めのネックラインにあしらわれた艶やかなサテン素材や絶妙なウエスト位置も、メリハリのあるシルエットを強調してくれ、すらっとした印象に。

【6】ベージュパンツ×ダークネイビーコート×キャメルニット

コート(トラデュイール)・ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)ストール(エルメスジャポン)、バッグ・ストラップ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年
コート(トラデュイール)・ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)ストール(エルメスジャポン)、バッグ・ストラップ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

大人の上質な日常服を提案するトラデュイールのつくるチェスターコートは、ドロップショルダーやコクーンシルエットのモダンな味付けが魅力です。カシミヤの薄軽ダブルフェース生地だから、はおりもの感覚で着こなせます。合わせる装いを選ばない、上品なダークネイビーのきれいめミモレ丈コート。

ベージュワイドパンツを使った冬コーデ


【1】ベージュワイドパンツ×ネイビーコート×黒ニット

ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、コート(エストネーション〈ケイト〉)、パンツ(ブラミンク)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ネックレス・ピアス・リング(ミキモトカスタマーズ・サービスセンター) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ニット(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、コート(エストネーション〈ケイト〉)、パンツ(ブラミンク)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ネックレス・ピアス・リング(ミキモトカスタマーズ・サービスセンター) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ビッグシルエットのパンツと、ネイビーのトレンチコートという男前なアイテムに、女らしいタートルネックニットや黒パールのネックレスを合わせた、大人の品格を感じさせるマスキュリンスタイル。

【2】ベージュワイドパンツ×ネイビーコート×黒ニット

アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、ストール(CHIE IMAI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー ギンザシックス店)、ストール(CHIE IMAI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

今どきのたっぷりとしたワイドパンツを合わせたら、決して地味にならず、遠目からも映える着こなしに。無意識のうちに撫なでてしまう、ふわふわのロシアンセーブルのストールが、週末のカジュアルスタイルをリッチに輝かせて。

ベージュパンツにスニーカーを合わせた冬コーデ


【1】ベージュパンツ×ベージュスニーカー×グレーコート×白パーカー×白Tシャツ

コート(ヘルノ・ジャパン)、Tシャツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、パーカ(三喜商事〈イレブンティ〉)、パンツ (ブルネロ クチネリ ジャパン)、バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
コート(ヘルノ・ジャパン)、Tシャツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、パーカ(三喜商事〈イレブンティ〉)、パンツ (ブルネロ クチネリ ジャパン)、バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

防水、防風、汗の発散にすぐれたヘルノのハイテク素材を使ったフーデットコートに、チノパンやパーカを合わせ、全身を淡いベージュ系でまとめた、育ちのよさが伝わる休日カジュアルスタイル。リュックを背負って、公園へお出かけ!

【2】ベージュパンツ×ベージュスニーカー×ベージュニット×白カットソー

パンツ・ニット・中に着たカットソー・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計(LVMHウォッチ.ジュエリー ジャパン ゼニス) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ニット・中に着たカットソー・パンツ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計(LVMHウォッチ.ジュエリー ジャパン ゼニス) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

ベージュのニットに白カットソー、イージーパンツを合わせた、高級感のあリラックススタイル。スエードに異素材を組み合わせたスニーカーは、ブルネロ クチネリのアイコニックな意匠である、極小ボールチェーンの硬質な煌きが調和して、スポーティでありながらも、落ち着いたムード満点に。イタリア語でスエットを指す「フェルパ」生地を使った、ロールアップのイージーパンツも、快適ながらすっきり見せに貢献。

【3】ベージュパンツ×柄スニーカー×ネイビーコート×グリーンニット

コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア伊達男たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。

たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。この派手かな?と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出するのです。「ミリタリーブルゾン」は、あえてまじめなスーツやジャケットの上に重ねて、そのギャップを狙うのが、彼らの重ね着ルール。女性の場合は、堅くなりすぎないよう、白シャツ×カーディガンで、上品なレイヤードを実践してみましょう。

単にメンズライクな着こなしを目指すだけではなく、大人の女性の魅力を失わないよう、どこかに優しさを加えることも大切です。

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