目黒のような落ち着いた街で食事をすることになったとき、肩ひじ張らずに(雰囲気もお財布も)、でも美味しいものがいただけるレストランは貴重な存在ですよね。

そんなお店を探しているのであれば、【トラットリア チャオロ】はまさにうってつけ! そんな隠れ家的な人気イタリアンレストラン【チャオロ】の魅力、そして代表料理をいくつかご紹介します。

地下に降りるとそこにはイタリアンの隠れ家が……

フォカッチャを食べる手が止まらなくなる前菜

『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』1つ300円(税抜、コペルトとして。アラカルトで追加注文の場合は350円)
『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』1つ300円(税抜、コペルトとして。アラカルトで追加注文の場合は350円)

まずは水牛のモッツァレラチーズをオーブンで焼いた『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』でスタート。バジルとトマトの風味を感じながら、一口でいただきましょう。どのテーブルでもふるまわれる、お通し的な存在です。

『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』1,100円(税抜)。タコの仕入れは豊洲を出入りしている魚屋さんから
『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』1,100円(税抜)。タコの仕入れは豊洲を出入りしている魚屋さんから

前菜でぜひ食べてもらいたいのが、生の水タコに熱したガーリックオイルをかけた『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』。オープン時からあるシグネチャーメニューのひとつです。

ガーリックの香りに食欲をそそられつつタコを口にすると……「銀座の高級なお寿司屋さんにも劣らない、東京で一番のタコ」と自負する通り、その瑞々しさに驚くはず!

ちょっと塩味の利いた自家製フォカッチャとオイルがよく合う
ちょっと塩味の利いた自家製フォカッチャとオイルがよく合う

タコを食べたあとは、残ったオイルを自家製フォカッチャにつけて食べるのがまた絶品! メインの前にフォカッチャを食べすぎてしまう人がいるというのも頷けます。あまりのおいしさに「オイルは下げないで……」と言いたくなりますが、小皿に移してくれるので安心してください。

『前菜盛り合わせ』1人前800円(税抜)。写真は2人前
『前菜盛り合わせ』1人前800円(税抜)。写真は2人前

ワインを片手に少しずつつまめる前菜の盛り合わせも人気です。ニョッコ・フリットに生ハムを巻いた料理(写真左上)やホウレン草と卵のオーブン焼き(写真中央下)は、シェフが修行をしていたイタリア・モデナの名物料理なんだそう。

『ロゼッタ』1,300円(税抜)もお店のイチオシ
『ロゼッタ』1,300円(税抜)もお店のイチオシ

料理の最後は、パスタ料理のなかから『ロゼッタ』を。焼く前のパスタの形がバラの形に似ていることから『ロゼッタ』と名付けられたこの料理は、シェフがイタリアで修業時代にイタリア人の友人宅でマンマ(お母さん)が出してくれた家庭料理だといいます。プロシュート・コットを巻いて、たっぷりの自家製ベシャメルソースとともにオーブン焼きしています。

〆はパティシエ特製のデザートで。『ティラミス』600円(税抜)
〆はパティシエ特製のデザートで。『ティラミス』600円(税抜)

今回は前菜数品とパスタ、デザートで1人3,000円台。お酒を加えると4~5,000円の予算で楽しめます。アラカルトでご紹介しましたが、前菜・パスタ・メイン・デザートを食べられるコース(4,000円。3,000円のメインなしのコースもあり)もオススメです。

シェフの金箱友樹さん
シェフの金箱友樹さん

【チャオロ】でシェフを務めるのは金箱友樹さん。イタリアで3年ほど修業したのちに東京のレストランでシェフとして腕をふるい、2014年に独立して【チャオロ】をオープンしました。キッチンが見渡せるカウンターは、気さくなシェフと話しながら食事が楽しめる特等席です。

マネージャーでソムリエの金丸洋一さん。ワインはもちろんイタリア産を中心に揃えています。ぜひソムリエの金丸さんに相談して楽しみたいところ
マネージャーでソムリエの金丸洋一さん。ワインはもちろんイタリア産を中心に揃えています。ぜひソムリエの金丸さんに相談して楽しみたいところ
レモンシャーベットが入った『グラニテ・スプマンテ』650円(税抜)。食事の後に立ち飲みスペースでお酒を飲んでいく人も
レモンシャーベットが入った『グラニテ・スプマンテ』650円(税抜)。食事の後に立ち飲みスペースでお酒を飲んでいく人も

ランチもオススメ!

熱々で提供される『チーズたっぷりラザニア』。セットで1,000円(税込)

ランチは1,000円でパスタかラザニア、サラダ、フォカッチャ、ドリンクがセットで、どのメニューもボリューム満点です。クリーミーな『チーズたっぷりラザニア』は特に人気の一品。

ランチ時は常に並んでいますが、近隣のオフィスから食べに来ている人が多いのもあり、そんなに待ち時間は長くありません。近くに本社があるヒトサラ編集部スタッフも足しげく通っているとのこと!

まだまだ寒さが厳しいこの季節。気取らない本格イタリアンで温まってみては?

トラットリア・チャオロ

記事元:ヒトサラ https://magazine.hitosara.com/article/1903/

この記事の執筆者
「料理人の顔が見える」グルメ検索サイト。編集部が培ってきたネットワークやノウハウを通じ、新たな食の愉しみ方や提案する『ヒトサラMAGAZINE』も好評。1.いま行きたいお店がわかる「食トレンド」2.健康的な食生活を提案する「健康美食」3.ぜったい外さないお店選びができる「デート・会食」4.旅で出会った名店を紹介する「旅グルメ」5.食のテーマを掘り下げた「グルメラボ」6.食の愉しみ方や世界観が広がる「連載」。6つのカテゴリーから、役に立つ面白いニュースを発信する。
公式サイト:ヒトサラ
EDIT&WRITING :
泉友果子
RECONSTRUCT :
MEN'S Precious編集部