目黒のような落ち着いた街で食事をすることになったとき、肩ひじ張らずに(雰囲気もお財布も)、でも美味しいものがいただけるレストランは貴重な存在ですよね。
そんなお店を探しているのであれば、【トラットリア チャオロ】はまさにうってつけ! そんな隠れ家的な人気イタリアンレストラン【チャオロ】の魅力、そして代表料理をいくつかご紹介します。
地下に降りるとそこにはイタリアンの隠れ家が……
フォカッチャを食べる手が止まらなくなる前菜
まずは水牛のモッツァレラチーズをオーブンで焼いた『ボッコンチーノの温かいカプレーゼ』でスタート。バジルとトマトの風味を感じながら、一口でいただきましょう。どのテーブルでもふるまわれる、お通し的な存在です。
前菜でぜひ食べてもらいたいのが、生の水タコに熱したガーリックオイルをかけた『北海道産水ダコの温かいカルパッチョ』。オープン時からあるシグネチャーメニューのひとつです。
ガーリックの香りに食欲をそそられつつタコを口にすると……「銀座の高級なお寿司屋さんにも劣らない、東京で一番のタコ」と自負する通り、その瑞々しさに驚くはず!
タコを食べたあとは、残ったオイルを自家製フォカッチャにつけて食べるのがまた絶品! メインの前にフォカッチャを食べすぎてしまう人がいるというのも頷けます。あまりのおいしさに「オイルは下げないで……」と言いたくなりますが、小皿に移してくれるので安心してください。
ワインを片手に少しずつつまめる前菜の盛り合わせも人気です。ニョッコ・フリットに生ハムを巻いた料理(写真左上)やホウレン草と卵のオーブン焼き(写真中央下)は、シェフが修行をしていたイタリア・モデナの名物料理なんだそう。
料理の最後は、パスタ料理のなかから『ロゼッタ』を。焼く前のパスタの形がバラの形に似ていることから『ロゼッタ』と名付けられたこの料理は、シェフがイタリアで修業時代にイタリア人の友人宅でマンマ(お母さん)が出してくれた家庭料理だといいます。プロシュート・コットを巻いて、たっぷりの自家製ベシャメルソースとともにオーブン焼きしています。
今回は前菜数品とパスタ、デザートで1人3,000円台。お酒を加えると4~5,000円の予算で楽しめます。アラカルトでご紹介しましたが、前菜・パスタ・メイン・デザートを食べられるコース(4,000円。3,000円のメインなしのコースもあり)もオススメです。
【チャオロ】でシェフを務めるのは金箱友樹さん。イタリアで3年ほど修業したのちに東京のレストランでシェフとして腕をふるい、2014年に独立して【チャオロ】をオープンしました。キッチンが見渡せるカウンターは、気さくなシェフと話しながら食事が楽しめる特等席です。
ランチもオススメ!
ランチは1,000円でパスタかラザニア、サラダ、フォカッチャ、ドリンクがセットで、どのメニューもボリューム満点です。クリーミーな『チーズたっぷりラザニア』は特に人気の一品。
ランチ時は常に並んでいますが、近隣のオフィスから食べに来ている人が多いのもあり、そんなに待ち時間は長くありません。近くに本社があるヒトサラ編集部スタッフも足しげく通っているとのこと!
まだまだ寒さが厳しいこの季節。気取らない本格イタリアンで温まってみては?
トラットリア・チャオロ
- トラットリア・チャオロ TEL:03-6431-9921
- 住所/東京都目黒区下目黒1-3-28
営業時間/平日 11:30〜13:30(L.O.) 18:00〜21:00(L.O.)
土曜祝日 12:00〜13:30(L.O.)18:00〜21:00(L.O.) - 定休日/日曜日
記事元:ヒトサラ https://magazine.hitosara.com/article/1903/
- TEXT :
- ヒトサラ編集部
公式サイト:ヒトサラ
- EDIT&WRITING :
- 泉友果子
- RECONSTRUCT :
- MEN'S Precious編集部