コロナウイルスの影響で、リモートワークになった方も多いのではないでしょうか。自宅にいる時間が増える今だからこそできる、「簡単おうち風水」をハワイ在住のヒーラーMARIさんが提案してくれました。
疲れが取れにくい人や風邪をひきやすい人…etc. 健康に今ひとつ自信がない人、運気の滞りを感じている人は、寝室のインテリアを見直してみませんか?
寝室は一日の疲れをとり、翌日のエネルギーや運気をチャージする場所。「知らないうちに寝室で風水的なNGをおかしていると、負のエネルギーが体から排出されず、いいエネルギーをチャージできなくなります。その結果、疲れがとれにくかったり、体調を崩しやすくなったりするなど、健康運が低下するばかりか、運気全般の停滞につながるので気をつけて」とMARIさん。
運気をアップさせるために見直したい、寝室のインテリアの見直しポイントをリストアップしていきます。
運気を高める寝室づくりのポイント7
■1:カーテンは二重に吊るして
暗くなるとカーテンを閉めるのは、セキュリティ上やプライバシー保護のために外から見えないようにするためだけではありません。外と部屋の間にある窓から、夜間に邪気が入り込まないように遮断し、よい気を部屋の中に止めるという、風水的な役割も大きいのです。
カーテンとレースカーテンを二重に吊るすことでフィルター効果が高まります。カーテンが汚れていては、フィルターとしても効果を発揮できなくなるので、こまめに洗濯してカーテンを清潔に保っておくこともマストです。
そして必ず朝、カーテンと窓を開けて換気することもお忘れなく。換気によって気の流れもスムーズに。
■2:柄物のカーテンをチョイスして
窓を覆い暗くして眠る場所には、「陰」のエネルギーが立ち込めやすいので、「陽」のエネルギーをもつプリント柄のカーテンを選ぶのがおすすめのひとつです。
自分が心地よくいられる色をチョイスするのがいちばんですが、白やアイボリー、グリーン、ブルーなどリラックス効果のある色がおすすめです。交感神経を優位に立たせてしまう赤、陰の気を強めてしまう黒やグレーは寝室のカーテンにはおすすめしません。
■3:観葉植物を置く
気の流れを整える効果や、マイナスイオン効果などさまざまなパワーをもっている観葉植物を寝室に置くのも健康運アップに欠かせません。
観葉植物でも真っ直ぐ上向きに葉が伸びるもの、葉の形がシャープなものは活動的なエネルギーをもち、広がるように葉が伸びるもの、葉の形が丸いものはリラックスさせるエネルギーをもつので、後者を選ぶとよいでしょう。
■4:鏡に寝姿を映さない
人間は寝ている間に、運気やエネルギーを体にチャージしますが、風水では寝ている姿を鏡に映してしまうと、鏡に映った自分に運気やエネルギーを吸い取られてしまうといわれています。
鏡は、寝姿が映らない位置に移動を。移動が難しい場合は、鏡にカバーをかけて寝姿を映さない工夫を。
■5:北枕で寝る
お釈迦様が北枕で亡くなったことから、日本でも亡くなった方を北枕で寝かせる風習があります。死を連想してしまうため、日本では北枕は縁起が悪い…と思われがちですが、風水では北枕で寝ることは非常に運気がよいこととされているんです。なぜなら、人間は寝ている間に、北から南に向かって流れるエネルギーを吸収するから。
また、金運に関わる方角である西から得た運気を北に向けることで蓄えるエネルギーに変えることができるので、金運アップも期待できます。さらに、北枕なら健康によいとされる「頭寒足熱」を自然にかなえることもできますね。
■6:シーツや布団カバーは天然素材のものを
人間は寝ているときに「水」のエネルギーが強くなります。「水」と相性のいい「木」のエネルギーをもつコットンなどの天然素材のシーツや布団カバーを選ぶのが風水的にはおすすめです。「水」のもつネガティブなエネルギーを吸い取り、寝室のエネルギーのバランスが整います。
カーテンと相性のよい色や柄のものを選ぶと、気の流れがよりスムーズに。
■7:ヘッドボードと壁の間に隙間をつくらない
ベッドのヘッドボードを壁にぴったりつけることも大切です。ベッドのヘッドボードと壁の間に隙間があると、気が乱れてしまうので、ぴったりとつけて気を安定させること。また、ヘッドボードのないベッドは、サポートや後ろ盾を得にくくなるので気をつけて。
布団の場合は、壁につける必要はありません。
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人生のおよそ1/3の時間を過ごす寝室、風水に生かして模様替えしてみませんか?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与