「小聡明い」ってなんと読む？「こざかしい」ではありません。「女性の敵」と言われるタイプです！

「寝穢い」ってなんと読む？ 意外な反対語、知ってますか？

「聡明」という字が入っているのに、あまり言われたくない言葉です。

だいぶ温かくなってきたものの、日々の気温差がまだまだ続く今日この頃。「春眠暁を覚えず」という故事成語のように、なんだかスッキリ目覚めにくい、休日は思い切り寝たい…という方もいらっしゃるのでは？

「寝ること」に関する日本語は、なぜか特殊な読み方をします。

…というところで、1問目のクイズです。

【問題１】「寝穢い」ってなんと読む？

「寝穢い」という日本語の、読み方をお答えください。

＜ヒント＞「寝る」という行為は「眠る」ことも表しますが、「寝そべる」という意味もあるので、「居ずまい」と関係する読み方になるのかもしれません？

「○○○○い」と読み仮名4文字。「寝」の読み方がポイントです。

さて、正解は・・・

※「？」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!

正解は… 寝穢（いぎたな）い です。

意味は「ぐっすり寝ていて、なかなか起きない」「寝相が悪い」などです。

対語の表現にも注目です。

なぜか「寝」という漢字を「寝（い）」と読む法則、知らないと「教養のない方」と思われてしまう危険な日本語ですので、うっかり「ねぎたない」などと言わないように気をつけましょう。

「寝穢い」の対語と思われる日本語でも、やはり「寝」を「い」と読みます。

「寝穢い」の対語は「寝聡（いざと）い」です。

「目覚めがいい。すっきりと起きられる」という意味です。

「穢（きたな）い」という字も、「汚（きたな）い」より凄みを感じる字ですが、

「寝聡（いざと）い」という表現に、聡明さを感じさせる「聡（さと）い」が使われている点、ちょっとハッとしてしまいます。眠そうだと、そんなに愚鈍に見えるものでしょうか？

春は眠りのコントロールの難しい時期ですが「寝穢（いぎたな）い」と言われぬよう、がんばりましょう！

さて、2問目は「聡」という漢字に関連して、意外な読み方をする日本語のクイズです。

【問題２】「小聡明い」ってなんと読む？

「小聡明い」という言葉の読み方をお答えください。

＜ヒント＞意訳による当て字的な読み方です。こういうタイプ、と言われる女性は、同じ女性から嫌われる傾向があります。

＜使用例＞「彼女って男性の前に出ると、声のトーンが一段高くなるのよね！上目づかいで小聡明い感じが苦手だわ」

「○○○い」と、意外にも、読み仮名は3文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!

正解は・・・ 小聡明（あざと）い です。

まさか、この字でこの読み方をするとは！

正確な意味は「抜け目なく貪欲である」「小利口で思慮が浅い」などですが、

最近は「媚びたようなふるまいをする」ことをこう表現するケースが多いですよね？

「聡明」の語頭に「小」という字をつけて「小聡明（あざと）い」とは、実に面白い日本語だと思います。

本日は「寝る」ことに関連した、読み方・表現に注意が必要な日本語

・寝穢（いぎたな）い

・寝聡（いざと）い

「聡」という漢字の意外で面白い読み方を持つ日本語

・小聡明（あざと）い

をおさらいいたしました。