【重要】新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する東京都の要請を受け、3月27日(金)で開催が終了となりました。なお本展は2020年9月、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2020の公式プログラムとして巡回が予定されています(2020年3月27日追記)。
CHANEL(シャネル)ならではのユニークな企画を開催している、銀座の「CHANEL NEXUS HALL(シャネル・ネクサス・ホール)」にて、写真家ピエール=エリィ ド ピブラックによる写真展「ピエール=エリィ ド ピブラック展」が開催。
パリ・オペラ座のダンサーたちを撮影した写真展「ピエール=エリィ ド ピブラック展」が開催
パリ・オペラ座のバレエダンサーたちの神秘的な美しさをあますところなく写真にとらえた「In Situ」三部作のなかから、選りすぐった作品が日本で初めて展示されます。
壮大な絵画のような三部作。独特な美しさを放つ「In Situ」
三部作のうち、「Confidences」シリーズは、バックステージやリハーサル中に撮影した写真で構成されており、生々しくストレートな情感あふれるイメージをつくり上げることに成功。
薄暗い照明のなかで撮影された「Catharsis」は、ダンサーたちが放つエネルギッシュな動きが抽象的かつ絵画的に表現されています。
壮観なガルニエ宮にダンサーたちが配置された「Analogia」は、まるで壮大な絵画のような仕上がりに。
ピブラックは、2013〜14年と2014〜15年にかけての2シーズン、さりげなくダンサーたちの間に溶け込み、歌劇場のステージとバックステージでの生活を共有しながら、彼らの動きを観察しました。
長い期間かけて専心してつくりあげられた独創的な美しい作品の数々は見逃せません!
また、本出展作でアンジュラン プレルジョカージュ振り付けの『ル・パルク』やピナ バウシュの『オルフェオとエウリディーチェ』、勅使河原三郎の『闇は黒い馬を隠す』、ウェイン マクレガーの『感覚の解剖学』、モーリス ベジャールの『ボレロ』、ベンジャミン ミルピエによる『ダフニスとクロエ』等の名作を、パリ・オペラ座ダンサーたちによるパフォーマンス・シーンとしてご覧いただけるのも、見所のひとつです。
ピブラックの被写体に対する洞察と親密性、神話的華麗さに彩られたパリ・オペラ座バレエ団をとりまく環境を垣間みることができる本展覧会に、ぜひ足を運んでみてください。
展覧会詳細
場所/シャネル・ネクサス・ホール
期間/2020年4月5日(日)まで ※3月27日で終了
時間/12:00~19:30
住所/東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- ©CHANEL