日中は汗や埃にまみれ、夜は煙草の煙やシャンパンの飛沫を一身に浴びて……。夜会の合間、鏡に映ったわがスーツはすっかりくたびれているが、まだ大丈夫。出がけに挿したシモノ ゴダールの白麻のチーフは、その優雅な表情をまだ失っていないから。

フランスを代表するトップメゾンへのOEM提供も手がけるシモノ ゴダールのチーフ

糸の染色から手巻きまで、全工程を自社で行える数少ないメーカー。フランスを代表するトップメゾンへのOEM提供も手がける。チーフ(上)¥6,000・(下)¥7,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈シモノ ゴダール〉)
糸の染色から手巻きまで、全工程を自社で行える数少ないメーカー。フランスを代表するトップメゾンへのOEM提供も手がける。チーフ(上)¥6,000・(下)¥7,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈シモノ ゴダール〉)税抜、参考価格 

1787年にフランスで設立されたこちらのポケットチーフは、コシのある生地を使い、縁をていねいに手でかがった一級品。無造作に挿しても、狙い澄ましたかのように美しいフォルムを描くのだ。

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