30~40代の女性に向けた、春のきれいめファッションコーデ集です。ファッション誌『Precious』より、きれいめスタイルを意識した、人気ブランドコーデ、ママにもおすすすめのコーデ、スニーカーを使ったコーデをご紹介します。

上品なだけで終わらない、トレンド感やカジュアル感とのバランスが取れた、洗練きれいめファッションは必見です。

【目次】

30・40代に人気のきれいめファッションブランドの春コーデ


【1】ロロ・ピアーナのネイビーニット×ネイビースカート

ニット・スカート・バッグ・靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ニット・スカート・バッグ・靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

コンパクトなリブの半袖ニットとボックスプリーツのスカートで、上品なフェミニンを目指して。マロンカラーの小物を合わせることで、ネイビーの着こなしに奥行きが生まれます。シルバーの『ボーン カフ』バングルで、辛口なアクセントを。

【2】ロエベの白シャツ×オレンジスカート

シャツ・スカート・靴(ロエベ ジャパン)ピアス・リング(ラリック銀座店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
シャツ・スカート・靴(ロエベ ジャパン)ピアス・リング(ラリック銀座店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

服だけでなく、インテリアやアート、工芸など日常を彩るあらゆるモノに審美眼を行き渡らせることが、エレガントなたたずまいにつながる。たとえばギャラリーのように、研ぎ澄まされた「目利き」が集まる場所には、デザインに遊び心のあるおしゃれを。揺れるプリーツの美しさ、大胆なカット、きれい色などデザイン性が豊かで女らしいスカートがおすすめ。

【3】ミカコ ナカムラのターコイズブラウス×グレージュスカート

ブラウス・スカート(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

だれもが一目おく凛とした女らしさ。それをスタイルアップしつつ実現してくれるのが、ボウブラウスとハイウエストスカート。配色で美人効果を意識するのもおしゃれ上手の視点。ターコイズ×グレージュならば、座っても、佇んでも、遠目でも…絵になる女性に!

【4】マックスマーラの白シャツ×ブラウンパンツ

シャツ・パンツ・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
シャツ・パンツ・サングラス・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

リネンシャツの心地よさを楽しめるのも、この季節の醍醐味。深みのあるマロンカラーのワイドパンツを合わせてミラノマダムさながらの、こなれ感漂う着こなしに。ワイド幅のピンタックが、ナチュラルな風合いの白シャツに凛とした表情をもたらします。ボリュームのあるフレンチスリーブが、二の腕をさりげなくカバーして。

【5】ポール カの白ツイードコート×白ツイードワンピース

コート・ワンピース(アオイ〈ポールカ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ワンピース(アオイ〈ポールカ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ふっくらとボリュームのあるホワイト糸をベースにシルバーラメが煌きらめきを添えるブークレツイードは、一枚で圧倒的な華やかさ。さらにおそろいのコートを合わせれば、たとえばパリのマダムのように、どんなシーンでも堂々とふるまえるレディの風格が漂って。

ワンピースは、ショートスリーブに、ストンとしたひざ丈のボックスシルエット。ロングブーツと合わせて、旬の着こなしを楽しみたい。

【6】ファビアナフィリッピの黒ニット×グレースカート

スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ニット(スローン〈スローン〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ニット(スローン〈スローン〉)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

やわらかなグレーの陰影を宿しながら、軽やかに躍動するロング丈のチュールスカート。黒のハイネックトップスに合わせて、シック&シンプルを楽しんで。

【7】ヌメロ ヴェントゥーノのベージュブラウス×グリーン柄スカート

ブラウス・スカート(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、バングル・リング(ピアジェ)、サングラス・バッグ・ストラップ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、バングル・リング(ピアジェ)、サングラス・バッグ・ストラップ(トッズ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

シルク混のやわらかな生地が優しく揺れて、大人の色香を引き立てるベージュブラウス。細かなギャザーがきれいなふくらみを描く袖や肩のフリルで、顔周りはジュエリーいらずの華やかさに。清潔感のあるホワイトバッグで、毅然としたいい女スタイルが完成します。

【8】トッズのダークブラウンシャツ×ピンクパンツ

バッグ『D スタイリング』スモール・靴『ゴンミーニ』 / ともにPrecious15周年記念コラボ商品・シャツ・パンツ・ネックレス(トッズ・ジャパン)、ピアス・リング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
シャツ・パンツ・ネックレス・バッグ『D スタイリング』スモール・靴『ゴンミーニ』(トッズ・ジャパン)、ピアス・リング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ダークブラウンのシャツ×ピンクのレザーパンツ、春らしい配色で更新したカジュアル。そこに繊細な配色のバッグとダークパープルに染め上げたパイソンのフラット靴で、優しい奥行きとリッチな迫力を演出。

【9】サンローランのベージュコート×黒ニット×黒スカート

コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

マニッシュなトレンチならではのディテールが際立ち、はおるだけで様になるとジャケット代わりに人気のショート丈。着こなしのパターンが豊富なのも魅力のひとつ。こちらも日本限定でライナーはスター柄。シックなサーブル色なので、インを黒でタイトにまとめ、流行の赤を効かせれば、振り向きたくなるほどのかっこよさ。

【10】グッチのグリーンワンピース×黒ベルト

ワンピース・ベルト・イヤリング・リング/人さし指・中指・バッグ (グッチ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ワンピース・ベルト・イヤリング・リング/人さし指・中指・バッグ (グッチ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

鮮やかなグリーンのワンピースは、ハリのあるシルクツイル素材。トップスにはラッフルがあしらわれ、スカートはプリーツに…と表情豊かなワンピースは、存在感のある黒ベルトでマークして辛口に仕上げて。

【11】エミリオ・プッチの黒ドレス×白パンツ

スカーフ付きドレス・パンツ・バッグ『ドラ』(エミリオ・プッチ ジャパン)、リング/中指から(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店) 撮影/CHITO(THE OCTOPUS) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
スカーフ付きドレス・パンツ・バッグ『ドラ』(エミリオ・プッチ ジャパン)、リング/中指から(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店) 撮影/CHITO(THE OCTOPUS) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

南洋の島の花々をまとう女性をモチーフにした、エミリオ・プッチの『バイネ』プリントのなかから、ループ状の幾何学モチーフだけをすっきりと抜粋して、リボン状にあしらったスカーフが襟元に付いたワンピース。オンタイムに最適な黒のチュニックドレスが、明るいブルーのリボンスカーフを差すだけで、こんなにも華やかな印象に。さらに存在感のあるデザインのバッグで、モード感を加速して。

【12】アニオナのキャメルカーディガン×キャメルブラウス×キャメルスカート

カーディガン・ブラウス・スカート(三喜商事〈アニオナ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアムバイ イレアナ・マクリ〉)、リング(シハラ ラボ〈シハラ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
カーディガン・ブラウス・スカート(三喜商事〈アニオナ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアムバイ イレアナ・マクリ〉)、リング(シハラ ラボ〈シハラ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

シルクデシン×シルクニットを組み合わせたローブ風デザイン。ゆったりシルエットに手首がのぞくそでが抜け感を添えて。ブラウスもスカートもシルク素材。繊細な艶とやわらかなドレープが響き合い、ラグジュアリーなキャメル・レイヤードスタイルが完成します。

【13】アクリスの白ジャケット×カーキワンピース

ワンピース・ジャケット・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ワンピース・ジャケット・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

爽やかな白のテーラードジャケットをはおったら、シンプルなのに華があるビジネススタイルに。ふわりと軽いカシミアモスリンのジャケットなら、その効果も絶大。足元はヒールサンダルを合わせ、エレガントに仕上げて。

【14】ディオールの白ブラウス×黒スカート

ブラウス・スカ-ト・ボウスカ-フ・バッグ (クリスチャン・ディオール〈ディオール〉)、時計 (ジャガ-・ルクルト)、靴 (ジャンヴィト ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ブラウス・スカ-ト・ボウスカ-フ・バッグ (クリスチャン・ディオール〈ディオール〉)、時計 (ジャガ-・ルクルト)、靴 (ジャンヴィト ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ピンストライプのシルクブラウスは、タイを締める気分でスカーフを首元に添えて、キャリア女性にふさわしい、スマートな雰囲気を。バッグは必ずフォルムのしっかりした端正なタイプをセレクト。そうすることで、メリハリのきいた着こなしが完成します。

【15】ドルチェ&ガッバーナの黒カーディガン×黒ニット×白パンツ

ニット・カーディガン・デニム・シューズ・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ニット・カーディガン・デニム・シューズ・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

年齢を重ねても、知性は枯れない。新しいものを「知る」ことへの好奇心が、大人をワクワクさせて、いつまでもみずみずしさを保ってくれるから、静かに読書をする時間は大切にしたい。そして、女性が何かに没頭する姿は、魅力的だけれど、無防備になりがち。だからこそ、落ち着いたモノトーンや優美なレースで、きちんと女らしさが映える装いを。

【16】ブルネロ クチネリの黒カーディガン×ライトベージュトップス×白パンツ

カーディガン・トップス・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン・トップス・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

クールに華やぐカーディガンは、仕事スタイルでさらりと取り入れるのが大人の流儀。オフベージュで統一したシルクのノースリーブトップスと足首見せパンツに合わせて、ワンランク上の知的モノトーンスタイルを完成! バッグや靴できらめきをリフレインすることで、歩いても佇んでも印象的に。

カーディガンはゆったりとしたキモノスリーブで、気負いなくはおれるラップ仕様の身ごろ。トッパー感覚ではおったり、同素材の幅広ベルトでウエストマークしたりと、着こなしのイメージに合わせてアレンジできる。

【17】ルイ・ヴィトンのベージュワンピース×黒パンツ

ドレス・パンツ・ストール・バッグ『シティ・スティーマーPM』・ピアス(ルイ・ヴィトン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ドレス・パンツ・ストール・バッグ『シティ・スティーマーPM』・ピアス(ルイ・ヴィトン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

華やかなシーンには、スパンコールやラインストーンを施したニットドレスを選んで。上品なトーンを生かして、バッグもベージュで統一し、艶めくクロコダイルで大人の迫力を。優美に揺れるスウィングピアスをスパイスにきかせて。

30・40代のママにもおすすめのきれいめ春ファッションコーデ


【1】白ブラウス×レッドパンツ

エルマンノ シェルヴィーノの赤パンツ・レ・コパンのブラウス(サン・フレール)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
レ・コパンのブラウス・エルマンノ シェルヴィーノの赤パンツ(サン・フレール)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

甘さがありながら、辛口な雰囲気を漂わすゴージャスなパンツスタイル。その秘密は大胆な赤を投入したところ。多少の勇気がいりますが、シンプルなデザインだから意外と挑戦しやすいはず。

トップスには、レースのディテールが美しい白ブラウスで、やわらかさをプラスして。シャープな黒小物でしめることで、赤を洗練の極みへと導いてくれるはず。

【2】ネイビーカーディガン×ネイビーニット×ベージュスカート

カーディガン・ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
カーディガン・ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ハイゲージのノースリーブニットとカーディガンのネイビーアンサンブルは、春夏ワードローブの活躍アイテム。ネイビーの糸が使われたミックスツイードスカートで、バッグや靴との色味をつなげて。ネイビーを活かした、クラシカルな上品コンサバスタイルのできあがりです。

【3】ブルーシャツ×ネイビースカート

シャツ(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、スカート(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ピアス/ 片耳用(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店)、マーク クロスのバッグ・マノロ ブラニクの靴(ブルーベル・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
シャツ(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、スカート(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ピアス/ 片耳用(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店)、マーク クロスのバッグ・マノロ ブラニクの靴(ブルーベル・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ゴールドボタンやステッチがアクセントとなったスカートに、パフスリーブのストライプシャツをスカートにインして、好感度の高い着こなしに。スカートのAラインのシルエットや地厚なコットンが、スタイルアップもかなえてくれます。

【4】白ブラウス×キャメルスカート

ブラウス・スカート・バッグ・靴(ステラ マッカートニー)、イヤリング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ブラウス・スカート・バッグ・靴(ステラ マッカートニー)、イヤリング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

上品なキャメル色ながら、見たことのないスカートのデザインに視線が釘づけ! サークルを描く前後2 枚を左右で縫い合わせたスカートが、モードな美意識に訴えかけます。大きくカーブしたすそのラインが、脚をすっきり見せて。ホワイトレースと光沢素材を継ぎ合わせた精巧なつくりのブラウスを合わせて、可憐に。スカートと同色の靴を添える、と足元が分断されることなく、すっきりと仕上がります。

【5】オレンジブラウス×ネイビーパンツ

パンツ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス(トレメッツォ〈バグッタ〉)、ネックレス(エルメスジャポン)、ストール・バッグ(レキップ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
パンツ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、ブラウス(トレメッツォ〈バグッタ〉)、ネックレス(エルメスジャポン)、ストール・バッグ(レキップ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

リラックスできる休日は、いつもと違う気分のおしゃれを楽しみたいから、鮮やかなオレンジのスキッパーブラウスとパンツで活動的に。ブラウスの鮮やかな色味をリフレインする、グリーンのストールもポイント。足元はヌーディなパンプスで大人っぽく仕上げて。

【6】黒ジャケット×白ブラウス×ブルーパンツ

ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ジャケット(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、スカーフ(サン・フレール〈WEILL〉)、バッグ(コノリー銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ジャケット(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、スカーフ(サン・フレール〈WEILL〉)、バッグ(コノリー銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

白ブラウスとスティックパンツというシンプルな仕事スタイルも、ロイヤルブルーのパンツを選べば、こんなにも洗練されて。襟元にモノトーンのスカーフを巻いて、ウエストの黒バンドをリフレインすると、コントラストの高い着こなしも美しく調和されます。

【7】イエローニット×イエロースカート

ニット・スカート( アオイ〈モリ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈ワンドラー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ニット・スカート( アオイ〈モリ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈ワンドラー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

通称「ニットアップ」とも呼ばれる、上下をニットでそろえるセットアップは、ニッティングならではのリラックス感が漂い、優し気な印象に導いてくれます。こちらは、ニットブランド「モリ」の、立体的な編み地に心躍るセットアップに、キャメルのバッグやフラット靴を合わせて、小粋な印象に導いたスタイリング。ニットのセットアップも、ミモレ丈のスカートなら、大人も上品に楽しめます。

【8】白ニット×ピンクベージュスカート

スニーカー・バッグ(トッズ・ジャパン)ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)サングラス(アイヴァン)ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアム バイ イレアナ・マクリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ニット(トラデュイール)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、スニーカー・バッグ(トッズ・ジャパン)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、サングラス(アイヴァン)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアム バイ イレアナ・マクリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

淡いアプリコットのロングスカートに、やわらかな白のニット&ストールがとろけるフェミニンなコーディネート。スニーカーでカジュアルに、大人かわいく仕上げたい。ピンクベージュの繊細なカットワークレザーのトッズのスニーカーで、ラグジュアリーな外しを。

【9】グレーニット×グレースカート

靴『ディップ』(リエート〈サントーニ〉)、ニット(ebure)、スカート(Vince表参道店)、ネックレス(マダマ伊勢丹新宿店)、リング(三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉)バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ニット(ebure)、スカート(Vince表参道店)、ネックレス(マダマ伊勢丹新宿店)、リング(三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ペリーニ〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴『ディップ』(リエート〈サントーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

グレーの色味もさることながら、シルエットの美しさも秀逸なレザースニーカーなら、洗練度抜群! 話題のレストランを訪れる休日にも活躍すること間違いなし。

【10】ネイビージャケット×ボーダーカットソー×ブルーパンツ

スニーカー・パンツ・バッグ(バリー 銀座店)、ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、サングラス(ティファニー アイウェア事業部)、ネックレス・ネックレストップ(ローリー・ロドキン銀座店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スニーカー・パンツ・バッグ(バリー 銀座店)、サングラス(ティファニー アイウェア事業部)、ネックレス・ネックレストップ(ローリー・ロドキン銀座店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ボーダーニットにブルーのパンツという、爽やかなマリンスタイルが恋しくなる季節。白レザースニーカーの上質な軽やかさで今年らしい風を運んで。ジャケット着用のこの清潔感なら、白スニーカーがオンタイムにも楽しめます。

30・40代からのスニーカーでつくるきれいめ春ファッションコーデ


【1】グレージャケット×白スカート×白スニーカー

ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

透け感のあるチュールを加え、ボリュームをもたせた白のプリーツスカートを合わせ、軽快なジャケットスタイルに。ジャケットは、共ベルトでウエストマークすることで、ボリュームボトムともバランスよく着こなせます。

【2】ベージュコート×ブラウンブラウス×白パンツ×白スニーカー

ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

肌が冴えるオレンジブラウンのストールを首元に。ベルトでウエストマークしたパンツとスニーカーは白で統一し、配色ストラップのバッグで統一感を演出すれば、上品さもスタイルアップも実現。顔周りはくっきり、ボトムはすっきり…メリハリのある配し方が好印象の決め手です。

【3】グレージャケット×白ニット×ネイビーパンツ×白スニーカー

ジャケット(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ニット(インドゥエリス)、パンツ(クロエ)、バッグ(ラピーヌ〈m0851〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ジャケット(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ニット(インドゥエリス)、パンツ(クロエ)、バッグ(ラピーヌ〈m0851〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

グレンチェックのロングジャケットに、オフ白のタートルネックニットを合わせ、バッグにだけ色を添えた着こなし。マリンパンツ×白スニーカーというシンプルなカジュアルに、マニッシュなコートで知的な味付けを。

【4】ミックスカラーブルゾン×白プルオーバー×ライトグレーパンツ×白スニーカー

ブルゾン・プルオーバー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス・ブレスレット(ブルガリ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ブルゾン・プルオーバー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス・ブレスレット(ブルガリ ジャパン) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

ツイード風のカラーミックスとストレッチのきいた着心地は、ブルゾンはハードという従来のイメージを刷新! ラインもすっきり美しく、全方位的にきれいめでリュクスな一枚。すそとそで口のフリンジが、都会的なパンツスタイルに適度なリラックス感をプラス。

【5】グリーンジャケット×グリーンスカート×白スニーカー

ジャケット・スカート・ブレスレット・バッグ・スニーカー(フェンディ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・スカート・ブレスレット・バッグ・スニーカー(フェンディ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

涼やかな透け感を楽しむジャケットに、レザーのタイトスカートというモダンでフェミニンな組み合わせ。いつもならパンプスで仕上げるところを、今年はスニーカーを投入するカジュアルセンスが素敵。インパクトのあるボリュームソールでも、肌なじみのいい上品なベージュトーンだから挑戦しやすく、脚も長く見えます。

【6】黒ジャケット×黒カットソー×黒スカート×ベージュスニーカー

ジャケット・カットソー・スカート・ピアス・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ジャケット・カットソー・スカート・ピアス・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

メンズライクなタキシードジャケットとフェミニンなチュールスカート…この甘辛のさじ加減が大人のドレスアップにぴったり。全身ブラックの着こなしに、あえて足元だけを白スニーカーで外すのもテクニック。チュールスカートは4枚重ねのくるぶし丈。華やかなシーンだけでなく、Tシャツやタートルニットなどのデイリーなアイテムとも相性抜群。オールシーズン着られるのも魅力です。

【7】ベージュカーディガン×白ワンピース×白スニーカー

カーディガン(スリードッツ青山店)、ベアトップワンピースにしたスカート(クルーズ〈ELIN〉)、ペンダント・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、スニーカー(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
カーディガン(スリードッツ青山店)、ベアトップワンピースにしたスカート(クルーズ〈ELIN〉)、ペンダント・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、スニーカー(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

白のワンピースを主役に、空調対策にもなる薄手のカーディガンをはおった、リゾートでのリラックススタイル。バッグやネックレスで艶を加えつつ、スニーカーでリラックス。ベアトップのワンピースは、4方向に伸縮する特殊な生地を使用しているため、抜群のフィット感で着心地も良好。

【8】カーキブラウス×ベージュスカート×厚底スニーカー

スカート(ebure〈ebure〉)、ペンダント(ebure〈キャス〉)、ブラウス(Vince表参道店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ブラウス(Vince表参道店)、スカート(ebure〈ebure〉)、ペンダント(ebure〈キャス〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、スニーカー(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

シックカラーのシルクサテンのブラウスは、ワイドなカフが優雅さを引き立てて、パーティにも対応できる一枚。チノ風のカジュアルなひざ下スカートでデイリーなワークスタイルにしたら、人気の厚底スニーカーを合わせて、ハンサムなコーディネートが完成。スカートも小物もベージュトーンでまとめれば、スニーカーも上品に。

【9】白ブラウス×黒スカート×厚底スニーカー

スカート・ブラウス・バッグ・時計・別売りストラップ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、スニーカー(ハンティング・ワールド帝国ホテル店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート・バッグ・時計・別売りストラップ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、スニーカー(ハンティング・ワールド帝国ホテル店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

カッティングのきれいな黒のタイトスカートは、いい女を象徴するアイテム。白ブラウスは、カシュクールに合わせてドレープをたっぷり。そんなエレガントでかっこいい女性像を進化させるのが、厚底スニーカー。モノトーンの柄にボリュームソールの白が効いて、シャープな表情に。

【10】白ブラウス×グリーンスカート×厚底スニーカー

スカート・ブラウス・イヤリング・バングル・バッグ・スニーカー(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
スカート・ブラウス・イヤリング・バングル・バッグ・スニーカー(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

クラシックなひざ下タイトスカートには、これくらいスポーティで大胆な靴合わせが好バランス。女らしさと男っぽさ。この両極の魅力を違和感なくぶつけられるのも、カジュアルの楽しいところ。

一見、インパクトがありすぎる?と思い込みがちな厚底スニーカーも、上質な着こなしに合わせれば、若い部下からも「さすが!」と一目おかれること間違いなし。

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