「案」って一文字、「あん」以外の読み方、ご存知ですか?知れば納得!の意外な読み方です!
本日4月18日は「発明の日」です。現在の「特許法」にあたる「専売特許条例」が1885(明治18)年のこの日に公布されたことに由来し、昭和29年に定められた記念日です。
例年、この日には、特許庁や経済産業省主導のさまざまなイベントが開催されていたのですが、今年は「ステイホーム」ですね。
しかし「発明」はおうちの中でもできます。『必要は発明の母』ということわざもございます。
「いま、みんなに必要なものって何かしら?」と考えてみるだけでも、頭の体操になりそうです。「あの人にこういうものを贈ったら喜んでもらえるかも?」と、素敵なプレゼントを思いつくかもしれません。
本日は「発明」というトピックに、ひと時思いを巡らせてみてはいかがでしょうか? 本当に画期的な発明につながったる案が出たら、素晴らしいですね!
…というところで本日の1問目です。
【問題1】「案」は、「あん」以外になんと読む?
「案」という漢字の、一文字で読む、「あん」以外の読み方をお答えください。
ヒント:どこのお宅にも、会社にもある、家具のひとつです。
<使用例>「案に向かうと、他の場所で考えるより落ち着くのよね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 案(つくえ) です。
「机(つくえ)」という字が一般的ですが、「案」も「つくえ」と読むのです。
「案」とういう漢字の部首は、「ウかんむり」ではなく「木」で、これに「落ち着く」という意味の「安」を合わせ、体を休める木の家具としての「つくえ」を意味します。
そちらが先にあった読み方で、そこから派生して、「考え」=「案(あん)」という意味が出たのです。
とりあえず案(つくえ)に向かえば、何かいい案(あん)が浮かぶかもしれません。
…というところで、2問目です。
【問題2】「閃く」ってなんと読む?
「閃く」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「一瞬するどく光る」「揺れ動く」「瞬間的に思い浮かぶ」などの意味を持つ日本語です。
<使用例>「画期的な案を閃くといいのだけど…!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 閃(ひらめ)く です。
発明といえば、「閃(ひらめ)き」が大切ですよね?
本日は「発明の日」にちなんで、
・案(つくえ)
・閃(ひらめ)く
という日本語をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:公益財団法人日本漢字能力検定協会ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱