【第1問】「納豆を冷凍」すると、納豆菌は死んでしまい、栄養価が著しく下がる。
「NO」と答えたあなた、正解です。
納豆菌は、冷凍しても死にません。冬眠状態になるだけで、10℃以上に戻ると、再活動しはじめます。実は納豆は、冷凍しても著しく劣化したり栄養価が損なわれにくい、冷凍保存に向いた食材です。
納豆は、酸化や冷凍ヤケ、匂い移りを防ぐ工夫をして冷凍すれば、1か月程度、おいしさ・栄養価を保ったまま保存できます。
パックから出して、中身だけぴっちりとラップで個包装し、チャック付き保存袋に入れて冷凍する方法がおすすめです。付属のタレ、辛子も、一緒に保存袋で冷凍してOKです。
解凍するときは、食べる半日前に冷蔵庫に移し、冷蔵のまま自然解凍します。
電子レンジで加熱解凍すると、納豆にしか含まれない、血液をサラサラにする貴重な成分「ナットウキナーゼ」が死滅してしまう、と言われています。