新型コロナウイルスの影響により、みなさん外出を自粛し、おうちで過ごす時間が多くなっていることと思います。自宅での過ごし方といえば、スマホやパソコンでネットサーフィンをしたり、動画を観賞する時間が長いのではないでしょうか。
ですが、スマホやパソコンで動画などを観て、うつむいてばかりいると、アゴがたるんでしまいがちです。いつのまにか二重アゴになっていたり、首に濃いしわが刻まれていて、鏡を見てショックを受ける……なんていうこともあるかもしれません。 そうならないためにも、今この時から、アゴや首のケアを始めましょう。
フェイスラインのマッサージや首のしわをケアするストレッチを、ダイエットエキスパートとして活躍中の和田清香さんに教えていただきました。
今日からおうちで実践!「3分でできるアゴ&首ケア」
■1:なでるだけでシャープなアゴに「フェイスラインマッサージ」
1.左手の人差し指と中指でフェイスラインの骨を挟み、アゴの中央から右耳の下に向かって流すマッサージを5回くり返す。
2.左手の人差し指と中指で、首の側面に左右一本ずつ存在している筋肉(=胸鎖乳突筋)の右側を挟み、右耳の下から鎖骨の中央に向かって流すマッサージを5回くり返す。
3.左手の人差し指と中指で右の鎖骨を挟み、鎖骨の中央から肩へ向かって流すマッサージを5回くり返す。
4.左手の親指以外の指4本の腹を使い、右耳の下から首筋を通って肩まで流すマッサージを5回くり返す。
1〜4を反対側も同様に行ってください。フェイスラインのたるみや二重アゴ、首のたるみに効果的なマッサージです。
「朝晩のスキンケアタイムにクリームやオイルが指に付いた状態で行えば、肌への摩擦が軽減されます。また、グイグイと力を入れすぎないことも大事です」(和田さん)
■2:ハリのある首に仕上げる「顔振りストレッチ」
1.耳と肩の距離を最大限遠ざけた状態で、顔を右にゆっくりと動かす。正面を向いた時の鼻の位置を変えずに動かす。
2.次は左側へと顔をゆっくりと動かす。この時も鼻の位置を変えずに動かすように意識を。
1~2の往復5回をくり返してください。
「斜め後ろを見るように、できるだけ顔を動かして、胸鎖乳突筋が浮き出るぐらい刺激することがポイントです」(和田さん)
■3:ハリのある首に仕上げる「腕上げストレッチ」
左腕を耳横まで上げ、目線は手のひらを見ながら、できるかぎり胸から上体を反らしてストップ。この状態で自然な呼吸を3回繰り返してください。反対側も同様に。
「腕を上げたほうの反対側の耳下から胸の中央までが伸びていることを感じられたらOKです」(和田さん)
■4:フェイスラインのたるみ予防に!「耳ストレッチ」
耳全体をつかみ、斜め上に引っ張りながら、外回しに5回まわします。
「ゆっくりすぎず、早すぎず、ほどよいテンポでまわしてください」(和田さん)
この4つのマッサージ&ストレッチは、すべてやっても3分ほどでできます。
毎日続けていれば、二重アゴや首のしわ対策になるほか、フェイスラインがスッキリしてくるはず。緊急事態宣言が解除された暁に、ひさしぶりに人に会ったら「痩せた?」なんて言われるかもしれません。
ぜひ今日から実践してみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 宮平なつき
- EDIT :
- 小林麻美