外出自粛要請にともない、自宅で過ごす時間が増えた方も多いと思います。美容に精通する賢人たちが実践しているライフスタイルや美容テクニックを参考にして、せっかくの「おうち時間」をより充実したものにしませんか?
今回は、青山の人気ヘアサロン「AMATA」オーナー、ビューティー・プロデューサー、毛髪診断士、そしてイラストレーターとして…、多方面で活躍する美香に「おうち時間」の過ごし方を伺います。
前記事では、オンオフの切り替えテクニックを教えていただきました。今回は、リモートワークのメイク事情と、自粛中に行えるおこもり美容(フェイス編)についてご紹介します。
自宅にいても「きれい」を保つ4つのTO DO
「メイクに関しては、どうせ自宅にいるから…という考えはないですね。薄くでも顔に色がのるだけで、自分に自信がもてる気がしますし、スカイプミーティングやオンラインキャラバンなど、お仕事の方とやりとりをすることも多いので、ノーメイクで過ごすことほとんどありません。
だれかと会ってコミュニケーションをとる時間が減っていますよね…。そうなると、やっぱり表情も乏しくなりがち。気がついたときに、口を大きく開けてストレッチしたり、手に取りやすいコンパクトなギアを使って『ほぐすケア』を行うことも大切です」(美香さん)
美香さんが自粛中に美をキープするために実践していることは?
■1:「リモートメイク」はサッと綺麗がかなうアイテムを厳選
「スキンケアでしっかり保湿をおこなったあと、プロテクト効果の高い『ITRIM』のEEクリームで肌トーンを整えることが多いです。あとは、エイジングケア効果の高い『ヘレナルビンスタイン』のUVベースや、石鹸で落とせる『MiMC』や『ナチュラグラッセ』のミネラルコスメの登場回数が増えました。
目元は、自粛前からの定番アイテムである『パラドゥ』のアイブロウ、『uzu』のマスカラ、しっとり仕上がる『エレガンス』のジュレタイプのアイカラーを。
仕上げに、唇に程よい血色感をもたらしてくれる『NARS』や『SHIRO』のリップカラーを塗ると、ズーム越しでも映える顔に。
また『ゲラン』のリップのキラキラ鏡付きケースや『rms beauty』のリップバームも気分を上げる必需品です」(美香さん)
■2:セルフネイルケアで指先まで手を抜かない
「指先からきれいな色が飛び込んでくると、それだけで元気になれるので、ネイルケアも欠かしません。『貝印』KOBAKOのツールでケアをして、気分に合わせてネイルカラーを塗ります。メイク同様に自宅だから…という意識ではなく、自分のために指先まできれいにしておくことこそが、女性の嗜みだと思います」(美香さん)
■3:ミニギアをリモートワークのお供に
「人と会う機会が減り、マスクをつける時間が長くなると、表情筋が衰え表情も乏しくなりがち…。意識してPC作業の合間に口を大きく開けてストレッチをしたり、3つのミニギアを使って『ほぐすケア』するようにしています。
『コアフィット』のフェイスポインターで顔のツボ押し、『リファアイスタイル』で顔〜デコルテ、肩甲骨のマッサージ、『O-WAY』のチルコロブラシで頭皮マッサージ。血流が促進されて、いいストレス解消に」(美香さん)
■4:シートマスクを投入
「時間に余裕ができたので、いろいろなシートマスクを楽しんでいます。今まで、時間がなくて短時間でオフしていたマスクを、じっくり15分以上かけて堪能しています。美容成分がしっかり浸透して、お肌のもっちり感が違いますね」(美香さん)
***
美容の賢人が実践しているテクニックをヒントに、「おうち時間」をさらに有意義なものにシフトさせてみてはいかがでしょうか?
次回、美香さんの自粛中にできるおこもりケア(ボディ編)とインナービューティーについてご紹介します。
※掲載している商品の価格はすべて税抜です。また商品はすべてご本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与