座りっぱなしの自粛生活で垂れ尻に…。１分で完了する「尻トレ」２ステップ

椅子にどっかりと座っている間は、お尻の筋肉はベタッとつぶれたまま、休んで緩みっぱなしになっています。そのため座る時間が長ければ長いほど、お尻のボリュームをつくる大殿筋が劣化してしまい、お尻の形がくずれて垂れてしまう…というわけ。

そこで村木さんが教えてくれるのが、衰えた大臀筋に刺激を与えてヒップアップ効果を狙うトレーニング。うつ伏せで寝そべり、足を上げ下げするという簡単さですが、たった１分でしっかり大臀筋にアプローチできますよ。

大臀筋がちゃんと目覚めて働くようになれば、キュッと持ち上がった丸いヒップに変わっていきますし、さらに大股歩きのウォーキングや階段を上るなどの大臀筋を使う運動が楽々に！ 腰痛予防にもなりますから、１日１回はトライしましょう。

村木宏衣さん

アンチエイジングデザイナー

(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる　奇跡の頭ほぐし』（主婦の友社）。 Instagram

体験者：長尾優子さん

（44歳・サービス業）

「地味な動きに見えますが、やってみると結構キツイですね。でもちゃんとお尻に効いている実感がありますし、１分で終わるのできつくても続けられそう。これをやった後は下半身からポカポカになって代謝が上がるのもスタイルアップにつながる気がしてうれしいですね」

座りっぱなしによる垂れ尻をキュッと引き上げる「尻トレ」

■Step１：うつ伏せになり、膝をしっかり伸ばしてつま先を立てる

重ねた両手に額を置き、真下を向くようにうつ伏せになります。そして脚は腰幅に広げて膝をしっかり伸ばし、つま先を立てる、この状態が基本姿勢。お腹はぐっと凹ませましょう。

膝をしっかりのばしておくことを意識して。膝が曲がってしまうと効果が半減。

■Step２：片方の脚を付け根から上げ下げする

膝はしっかりとのばしたまま、片方の脚をゆっくりと上げ下げします。この時、腰は床につけたまま浮かないようにして、脚の付け根からしっかりと上げること。これを10回、２セット行いましょう。反対の足も同様に行って。

この動きで鼠蹊部のリンパの詰まりも解消されるので、代謝が良くなり、やせやすくなる効果もあり。

【まとめ｜座りっぱなしによる垂れ尻をキュッと引き上げるお尻トレーニング ４か条】
１．長時間座りっぱなしでいると大臀筋が緩んだままになり劣化しやすい。
２．大臀筋が衰えるとお尻の丸みをキープできず垂れ尻に。
３．ヒップアップには大臀筋に刺激を与えてハリを取り戻すのが得策。
４．うつ伏せになって脚を付け根から上げ下げするトレーニングが簡単で効果的。

＊

以上、座りっぱなしによる垂れ尻をキュッと引き上げるお尻トレーニングを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は５月23日（土）の更新です。お楽しみに！