【目次】
老けて見えない「ベージュリップ」の塗り方
年齢を重ねると、口角が下がる、唇の色素が後退して上唇が薄くなる、左右の厚みが違ってくるなど、形が変わってきます。それなのに、地の唇にベージュ口紅を塗るだけでは老け唇のまま。サポートアイテムも活用し、口角はキリッと引き上げ、唇はふっくらと立体的に見せる塗り方をマスターしましょう。まず下がり口角の原因、口角下のたるみの影をコンシーラーで消すことから始めます。動きの激しい口元には、ゆるめのものよりも、やや硬めでフィット感が高い、薄づきタイプが適任。次にリップペンシルで輪郭補整を。ただし、地の唇の輪郭どおりに描くのではやせた唇を強調するだけで、若返り効果が得られません。後退して消えた唇の赤みを修復するように、ふっくら描き足すことも欠かせないひと手間です。
このように、若々しい口元に仕上げる土台を整えてから、ベージュ口紅をリップブラシで塗っていきます。最近の口紅は質感が向上しているから直塗りでもキレイだし、わざわざブラシで塗るのは面倒、と思っている人も多いと思いますが、シワの溝にしっかりと塗り込めて凹凸をカバーできるし、色落ちもしにくくなります。また直塗りだと口角の際までしっかりと塗れないこともあり、肌色に近い色だからこそ、雑でぼやけた印象になりかねません。手早く完璧に美しく仕上げるならば、ブラシ塗りを習慣にしましょう。
口角も引き上がって見える「ベージュリップの塗り方」<4STEP>
<STEP.1>口角下のくすみを消す
<STEP.2>上唇はオーバー気味に
<STEP.3>中央から塗り広げる
<STEP.4>口角まで塗り、引き締める
口角が引き上がって見える!ベージュ口紅の正しい塗り方4ステップ
おすすめ「ベージュリップ」4選
■シャネル「ルージュ ココ 402」
ナチュラルでいてエレガント。マニッシュな印象もありながらフェミニンが香り立つ。数々の魅力をもったベージュは、マドモアゼル シャネルが愛する色のひとつであり、格別なこだわりをもってあらゆるクリエイションに取り入れた色でもあります。それゆえシャネルには心惹かれるベージュ口紅が多数存在し、誰もが似合う1本と必ずや出合えるはず。それでも迷ってしまったなら、手に取りたいのは『ルージュ ココ』の402。肌色になじむトーン、なのにつけたとたんにハッと息を呑むほど生き生きした表情を生み出すのは、ベージュにひそんだアプリコット色の効果。光を溶かし込んだようなクリーミィな質感もベージュにフレッシュな印象を加えています。
唇に溶け込むようになじむ、クリーミィで明るいアプリコット・ベージュ。色の上に光のフィルムを1枚かけたような透明感あふれる質感が、肌色を冴えた印象に、顔立ちを若々しく見せてくれる。
大人の女性が本当に似合う、くすみ知らずの「クリーミィ・ベージュ口紅」8選
■THREE「デアリングリィデミュアリップスティック 05」
高い保湿効果と2種の球状パウダーが、唇の縦じわをカバーして立体的なセミ艶な仕上がりをかなえる。ほんのり赤みを帯びたピーチベージュが大人の口元に抜け感と上品さを加味。
若いころに選んでいたヌーディなベージュリップは、血色感を奪い、肌をくすませてしまう原因に…。大人の肌をフレッシュに見せるために必要なのは血色感。ほんのり赤みの含んだピーチベージュを選べば、肌色を綺麗に見せながら、洗練された印象にシフトできますよ。
■THREE「アライジングスピリットリップグロー 07」
目元を引き立てるため、リップは抑えめの発色にするのがコツ。自然な艶感のベージュ系を選び、直塗りをしていきます。その後、指で輪郭部分をぐるっと1周、ポンポンとなじませ、エッジをまろやかに整えておきましょう。唇にのせると体温でとろけ、内側から自然なみずみずしさが醸し出されるリップ。女性らしいベージュブラウン。
カネボウ、ジバンシイ、THREEで叶える【透明感、色つやのあるエレガントなトータルメイク術】
■SUQQU「シアー マット リップスティック01」
ふんわり柔らかなローズベージュが、つける人の唇本来の美しさを際立たせる。
繊細に煌めくゴールドがフレッシュオーラを放つ目元。そこに穏やかなリラックス感を添えるために、Cのほのかな透け感のあるローズベージュで唇を彩って。
リラックスしたい休日も美しく!艶めく【ゴールドメイク】で大人のリッチ感を演出
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部