人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが説く、40歳からの逆転美容。エイジングに抗うより、月日を味方に魅力を高めて深めた方がスマートだし美しい。トレンドをほどよく取り入れ大人美をアップデートするメイクアップのTIPSと、心も姿も磨かれる本音の美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けします。
マスクが必需品となった今、メイクのバランスに悩んだり、「どうせ隠れるから」といまいち気分が上がらない人も多いのでは?
84回目となる今回は、大人のための差がつくマスクメイクについてお届けします。
マスクメイク成功の鍵は、目元のキレイ色
顔の下半分をマスクに覆われ、ともするとポイントメイクへのモチベーションが下がりがちな今。旬のニュアンスを取り入れてマスク姿の鮮度をアップすべく小田切さんが提案するのは、涼やかな華やぎをもたらすライラックを効かせた目元。
「真っ白いマスク=突然の綺麗な余白。この余白が顔の中で浮かないように、真っ白のインパクトに負けない綺麗色を取り入れるとバランスよく決まります。下半顔が覆われているので、鍵はアイメイク。大人のくすみに寄り添うシックなグレージュをベースに、涼やかな華やぎをもたらすライラックを効かせるのがポイントです」(小田切さん)
■美の提案:ライラック2点置きで、涼やかな華やぎを添える
「大人のくすみに寄り添うグレージュのクリームシャドウをアイホール全体になじませます。グレージュをベースにすることで後から塗るキレイ色が浮かず、シックにまとまります。今シーズンのキレイ色は面でなじませるよりも点で効かせるのが旬。ライラックカラーをチップにとり、目頭と目尻に置くように塗りましょう」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする「グレージュ&ライラックのアイシャドウ」/
「ライラックカラーのシャドウは、パール入りのタイプを選ぶのがコツ。マットは大人の目元をカサっと見せて、一気にハードルを上げてしまうので」(小田切さん)
\ちなみにマスクを外すとこんな感じ!/
「マスクだからまあいっかではなく、マスクだからこその冒険と遊び心を大切に。ライラックな目元で、気分を上げて行きましょう」(小田切さん)
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マスク姿の鮮度を一気に上げる、ライラック2点置き。気持ちがダレやすい週半ばに、ぜひ取り入れてみたいですね。
次回の更新は、2020年6月19日(金)です。お楽しみに!
[モデル着用衣装]
ブラウス¥26,000(MOGA)、リング¥17,000(リンクス オブ ロンドン銀座店)
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
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- MOGA TEL:03-6861-7668
- リンクス オブ ロンドン銀座店 TEL:03-6264-5888
- NARS JAPAN TEL:0120-356-686
- ムー お客様相談室 TEL:0120-532-727
- PHOTO :
- 中島 洸(まきうらオフィス)
- STYLIST :
- 関口真実
- HAIR MAKE :
- 小田切ヒロ(LA DONNA)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 長田杏奈