【目次】
知っておきたいネイルカラーの選び方
◆手の色ではなく自分の雰囲気に合うカラーを選ぶとファッショナブル!
「仕事柄、“私の手の色に似合う色を教えてほしい”と言われることがありますが、“手の色よりもご自身の雰囲気に合う色を選んでください”とお答えします。どうしてかというと、手元だけで判断するのは自分目線であって、人からはファッションの一部として見られるからです。ファッションはベーシックカラーが多いならネイルでアクセントをつけたり、トップスとネイルの色をリンクさせてみたり…とファッションの一部として楽しむことをおすすめしたいと思います。Precious世代ですと手元のエイジングが気になって、手が綺麗に見えるネイルカラーを求めたくなる気持ちもわかります。でも、ファッションの一部として考えれば、頑張ってきた手元もアクセサリーになって、雰囲気美人になれますよ」(uka 代表 トップネイリスト 渡邉季穂さん)。
◆ラッキーカラーを試してみるのも手!
「ラッキーカラーから選んでみても楽しいですね。綺麗になるにはワクワクとした気持ちも大事ですから。強い色を選ぶのに抵抗がある場合は、透明感のあるシアータイプを選ぶといいでしょう。一度塗りなら淡く発色するので取り入れやすいと思います」(渡邉さん)。
◆カラーがマッチしないときはスモーキーなトップコートでカバーを
「新しいカラーにチャレンジしたものの、なんとなく気持ちが落ち着かない…ということがあるかもしれません。そんなときは、くすみカラーのトップコートを使ってみてください。色を落ち着かせたり、トップコートで色の変化を楽しんだりすることができるので、1本あると便利ですよ」(渡邉さん)。
トップネイリスト渡邉季穂さんが考える【雰囲気美人になるネイルカラー】
【基本】簡単8STEP!ムラなく仕上げる塗り方
<STEP.1>ハケとマニュキュアの量
<STEP.2>ハケの使い方
<STEP.3>塗り方のポイント
<STEP.4>塗り方1〜2度目
<STEP.5>塗り方 エッジ
<STEP.6>塗る順番
<STEP.7>仕上げのポイント
<STEP.8>トップコートで仕上げる
「ネイルのカリスマ」ukaの渡邉季穂さんが教える「赤ネイルの塗り方」レッスンが本日ライブ放送!
おしゃれな塗り方【応用2選】
【1】定番の赤のフレンチネイル
【How to ネイル】
中指と薬指にはラインを引き、新鮮な印象に。まず、親指と人さし指、小指の2/3部分、中指と薬指の3分の1強の部分に赤のネイルを塗ります。次に同じカラーを細い筆に取り、中指と薬指に写真のように線を引きます。
\使用したネイルはこちら/
今夏おすすめのネイルデザイン6選|クリスチャン ルブタンの人気12色で手と足をリンク
【2】エレガントなスモーキーブルーネイル
【How to ネイル】
スモーキーブルーをメインに、薬指のシルバーラメで冷たい煌きを添えて。
\使用したネイルはこちら/
初夏におすすめ・最旬スキニーフレンチ&涼しげネイル|ダイヤモンドのウサギリングで大人可愛く
大人のセルフネイルケア
◆“落とす”ケアで気をつけたいリムーバーについて
「マニキュアやジェルを落とすときに使うアセトンは、爪をとても乾燥させてしまいます。マニキュアはアセトンの入っていない“ノンアセトン”タイプでも十分落とせるので、マニキュア派の方は見直してみてください。リムーバーをノンアセトンにするだけで、爪の乾燥が約50%軽減できます。ジェルを落とすときはアセトンが必要になりますが、爪1本オフしたらすぐにネイルセラムやオイルなどを塗って保護すると乾燥が防げます。これは私のサロン『uka』でも徹底して行っているのですが、1本オフしたら1本塗るようにして時間をあけずに保湿ケアすることが大事です」(渡邉さん)。
◆“守る”ケアで必要なことは4つ
1:爪の長さを短めにする
「爪はぶつけたときに割れてしまうので、短めにしておくとダメージが少なくて済みます。これだけ爪にも自分にもストレスが減るので、ぜひお試しを」(渡邉さん)。
2:ベースコートやジェルシールで爪に厚みを出す
「爪に厚みを出すと割れにくくなります。マニキュアを塗らない方でも、透明のベースコートだけでも塗っておくことをおすすめします。爪に艶があるだけで手元が綺麗に見えますし、透明ならマニキュアが禿げてしまっても目立ちにくいのですよ。また、サロンに通う時間がない方は、セルフでできるジェルネイルシールがおすすめ。今どきのジェルネイルシールは、色の再現性が高くなっていて使いやすいカラーがたくさんあります。爪の表面を削る必要がないので爪に負担が少ないですし、マニキュアよりもモチがいいというメリットがあります」(渡邉さん)。
3:指先をマッサージして血流を良くする
「爪は根本の部分でつくられています。そこに栄養を与えてあげる必要があり、栄養は血液が運んでくれます。冬は指先が冷えやすい=血流が悪いということなので、ハンドクリームやネイルオイルを塗るタイミングで指をマッサージをしましょう。指先が赤くなるくらいギュッとつまむと、血流がUPしますよ」(渡邉さん)。
4:美容成分の高いネイルセラムを取り入れてみる
「年齢とともに爪もエイジングが進みます。このセラムを1日5回塗るようにしたら、爪の縦線が消えて、乾燥しにくくなりました。やはり爪にも美容液は必要だと実感しています」(渡邉さん)。
【大人のネイルケア】二枚爪の予防に…強い自爪を育むコツをトップネイリスト・渡邉季穂さんが伝授
◆ハンドの爪周りもファイルを使いこなして!
「二枚爪になりやすい方は、爪の表面の凹凸をファイルで整えたあと、ネイル用のセラムとオイルを重ねづけましょう。セラムの水分を与えることで、健やかな爪を育めます。また、できれば透明のベースコートだけ塗っておくと、爪が保護されるのでおすすめです。さらに気にかけていただきたいことが2点あります。1点目は、指先の皮膚。硬くなっていませんか?ここも角質が溜まりやすいので、手湯などをして皮膚をふやかし、ネイルオイルを付けてからネイルファイルで削ってあげましょう。使うネイルファイルは、自爪を削るときに使うくらいの粗さがちょうどいいですよ。ファイルを指先に斜め45°に当て、優しく角質を削ってください。2点目は、除光液。除光液に含まれるアセトンは爪を乾燥させてしまいます。また、除光液がついたままの状態でいると、爪の色が黄色っぽくくすんでしまうこともあります。除光液を使った際は、石けんで爪を洗って除光液を洗い流すようにしましょう。もしくは、アセトンフリーの除光液を使うのをおすすめします」(渡邉さん)。
トップネイリスト渡邉季穂さん直伝! 冬こそ注力したい【フット&ハンドケア】の新習慣
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- TEXT :
- Precious.jp編集部